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相馬建築のブログはこちらからご覧いただけます。完成見学会の開催情報のほか、優れた土地の取得方法や家づくり・インテリアづくりの極意といった情報を随時更新予定です。便利でお得な情報をキャッチして、理想の家づくりを叶えるためにお役立てください。
ブログ一覧
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コストという代償
南向きの土地を買い、南向きに部屋をつくり、 南向きの窓をつくれば、明るくて開放的な家になる。 日がたっぷり差し込んでくる気持ちいい家になる。 家を建てる多くの方がこのように考え これを実現すべく土地選びから間取りづくりまでを実行していきますが、 これにはいくつかの落とし穴が存在します。 おはようございます。 相馬です。 まず訪れる落とし穴が、 「土地がなかなか見つからない」ということです。 ほぼ例外なく誰もが 日当たりがいい土地を買いたいと思っているため、 需要に対して供給が追いつきにくくなるからです。 結果、日当たりがいい土地になかなか出会えず、 ただただ時間ばかりが過ぎ去っていってしまうことになります。 また、日当たりにこだわって土地を探してしまうと 必然的に「土地を割高な価格で購入する」ことにもなります。 供給に対して需要が高いということは希少価値が生まれるということなので、 販売側からすると割高な価格で設定しやすいですからね。 かつ、買いたい人が他にもいるということは 「=価格交渉をする余地もない」ということでもありますしね。 これらが土地探しの時に直面しやすい落とし穴ですね。 ✔️気付かない?見て見ぬ振り? 言われてみると誰もが「たしかに・・」と思うことなのに 案外気付かないことが、南向きの土地で南向きの部屋をつくり そこに南向きの窓をつくると 「外から家の中が丸見えになる」ということです。 (設計側は分かっていて見て見ぬフリをしているのかもしれませんが) 結果、視線を遮るために様々な追加工事をし その費用を捻出しなければいけません。 まず必要となるのがカーテンです。 透明ガラスの窓をつくった分だけカーテンが必要になりますからね。 そしてカーテンによって家の中に光があまり入って来なくなります。 家の中から外の景色を見ることもほとんどなくなってしまいます。 また、ウッドデッキはマイホームには欠かせないアイテムだと思いますが、 家に中同様にウッドデッキも 常に周りの人の視線にさらされることになるため、 これを気兼ねなく使えるようにするためには必ず目隠しが必要になります。 さらに、こういったプライバシーが担保されにくい住まいは 防犯的な対策も講じる必要があるため、 そのためにも費用を捻出しないといけません。 心理的に敷地内に入ってきにくくするための高い塀、 門や長いアプローチ、目隠し的な意味合いも込めた植栽、 といった外構工事によって。 これらが南向きの土地ではほぼ確実に必要となる工事であり、 (あと大きな窓全てにシャッターも) これらの合計金額は思っているよりも大きくなるのですが、 この事実をご存知だったでしょうか? カーテンとシャッターに概ね100万円、 目隠しをはじめとした外構工事には概ね200万円といった感じですかね。 なかなかな追加工事費用でしょ。 というわけなので、 これから土地探しや間取りの計画をされる方は、 この事実も知っていただいた上で どのように計画していくかを考えるようにしてくださいね。 それでは、、、 -
イメージと現実のギャップ
「戦争が起これば原油の価格は上がる」 というなんとなくのイメージが頭の中にあると思いますが、 過去のデータを見る限り実際はこの真逆であると、 とある番組で専門家がおっしゃっていました。 要するに、実際のところ原油価格は 戦争を原因として上がっているどころか むしろ下がっているとのことなんですよね。 そして、驚いたことに原油価格は 「アメリカの原油生産量」に 大きく左右されているようなんですよね。 いやはや、まさになんとなくのイメージだけで 勝手に決めつけてしまっていたなと反省させられた内容でした。 おはようございます。 相馬です。 このように大した根拠もなく 勝手に決めつけてしまっていることが 僕自身にも時々あったりするわけですが、 こと家づくりにおいてもそんなことがあるのではないでしょうか。 ✔️見た目が良いものは中身が悪い 見た目が良いものは(=デザイン性が高いもの)使い勝手が悪いとか 機能性を犠牲にした上で成り立っているという なんとなくのイメージが頭の中にあると思いますが、 その最たるものが「家」ではないでしょうか。 見た目にこだわるあまりに 耐震や断熱といった最低限備えていないといけないことすら 充分に備わっていないとか、 窓が少ないため絶対に家の中が暗いとか、 風が通らないし換気性能が悪いから家の中に臭いがこもるとか、 その中身を知らない限り普通はそういう風に思ってしまいますよね。 ま、もっとも本当に使い勝手や機能性そっちのけで つくられているものがあるのも現実なので仕方ないんですけどね。 あと、見た目を最優先したとなると どうしても薄っぺらさ感が否めないような気がしてしまう という心理的な抵抗も このイメージに寄与してしまっているのかもしれませんよね。 ✔️見た目の良さは機能性から生まれる 人生で最も高い買い物をするわけなので、 そもそも見た目にこだわること自体 悪いことでもないと思うのですが、 その議論はさておいたとして中身を紐解いてみると 見た目の良さというものは機能性を追求したことによって生まれます。 例えば、コストを抑えるために 「中庭」をつくるというアイデアを弊社では推奨していますが、 このアイデアを採用することによって 家づくり全体のコストが落ちると共に家のデザイン性が高まり、 ついでに機能性も高くなります。 人目を遮るためのカーテンがいらなくなれば 最小限の窓から採光が確保出来るため窓を減らすことが出来、 結果、耐震性と断熱性が高まります。 また、戸締りの心配も少なくなるし、 窓掃除の手間も削減出来るし、 何より心おきなく窓が開けられるため風通しが良くなります。 敷地を有効活用出来れば平屋の実現率が高くなり、 さらに耐震性が高くなりますしね。 これはあくまで一例ですが、 この他にも掃除の手間を楽にするために 使用する部材点数を最小限にするようにしていますが、 この工夫はなんとなくスッキリ見せてくれる という効果をもたらしてくれます。 このように見た目の良さは そうすることだけを目的として達成されるのではなく、 実はコスト削減と機能性の追求によって生まれるものなので、 なんとなくのイメージだけで判断してしまうのではなく ぜひその真意をご覧になっていただければと思います。 それでは、、、 -
平屋実現の鍵は逆転の発想
弊社の基本スタンスが 「可能であるなら平屋にしましょう!」 (土地の広さ的に問題ないなら)であることから、 ご提案させていただく住まいの おおよそ80%が平屋なのですが、 以前に比べ平屋を求める方が増えてはきたものの、 「平屋は高くなる」という概念から 最初からあえてその選択肢を外している方も 少なくないのではないでしょうか。 実際、単純に平屋にすれば その分、土地面積が大きくなり土地取得費用が高くなるし、 そうなれば外構面積も大きくなる上、 プライバシーや防犯性の担保のために 工夫を凝らさないといけないため その分、外構工事費用も嵩んでしまうし、 そもそも建築費も割高になってしまいますからね。 ましてや円安による資材価格高騰の影響を受けて 建築費はもちろん外構費や土地の造成費なども 順調に上がっていっていますしね。 おはようございます。 相馬です。 そんなわけで、 こんな状況の中平屋を建てるとなれば、 予算を圧縮するために創意工夫が必要になってくるわけですが、 一体どのような方法があるのでしょうか。 ✔️逆転の発想 予算を圧縮するためには、 建築費だけじゃなく土地代、外構代にも 焦点を当てる必要があるのですが、 これを実現するためには 既成概念の考えをぶっ壊していただかないといけません。 住む地域を変えることなく土地予算を圧縮しようと思うと、 土地面積を小さくしつつ 単価が安い土地に狙いを定めるしか方法がないし、 泣く泣く外構工事をしないという 最悪の手段を取ることなく外構工事予算を圧縮しようと思うと、 土地面積を小さくしつつ、 プライバシーや防犯性の担保のために 必要な工事の一切をカットするしか方法がありませんからね。 また、性能やデザインなどに妥協することなく 家の予算を圧縮しようと思うと、 なくても問題ないスペースを省くことによって面積を圧縮しつつ、 なくても問題ないものを省くことによって 建築コストを圧縮するしか方法がありませんからね。 ✔️これらを網羅する創意工夫 「中庭」をつくるという発想は 実はこれら3つ(土地・外構・家)のアイデアを 全て実現してくれるとっても優れものです。 「中庭」をつくれば家の中心から採光を確保出来るので まず、日当たりを気にしながら土地を購入する必要がなくなります。 結果、南向きの土地以外の選択肢が出来るようになり、 その分土地の単価を落とすことが出来ます。 かつ、敷地いっぱいに家を建てることが出来るので、 日当たりのために余分な広さの土地を買う必要もなくなり、 さらに土地費用をカット出来ます。 そして、そうなれば外構工事の施工面積も大幅に圧縮されるし、 外周面に大きな窓が必要なくなれば、 プライバシーや防犯対策のための創意工夫が必要なくなり、 外構費用が大幅に安くなります。 ただし、家に関しては中庭をつくる分、 家の施工面積が大きくなるためコストは上がってしまいます。 とはいえカーテンがいらなくなること、 そしてシャッターがいらなくなること、 また窓の数を減らすことが出来ること、 (カーテンがいらないと最小限の窓で採光が確保出来るからです)で 大幅にコストが削減出来るのでその分丸々高くなるわけではないし、 これに加えて「廊下」というなくてもいいスペースのカット、 なくてもいい部屋数のカット、なくても部屋の広さのカットなどを 実践していけば、建築費が上がることはないし安く出来たりします。 いかがでしたか? これが、弊社がずっと前からご提案させていただいている 平屋を建てていただくためのアイデアなのですが、 なんとなくご理解いただけたでしょうか。 こんな家づくりに興味を持っていただいたなら、 ぜひ一度ご相談に来ていただければと思います。 それでは、、、 -
土地の広さの決め方
自分にとって必要な土地の広さは どんな家を建てるかによって全く違ってきます。 例えば、建てたい家がおおよそ30坪の家だとしたら、 それが「平屋」なのか、はたまた「2階建て」かによって 選ぶ土地の広さは違ってくるし、 「2階建て」の場合でも1・2階が同じ広さの家にするのか? はたまた1階に部屋が多く(=大きく) 2階は部屋が少ない(=小さい)家にするのかでも 選ぶ土地の広さは違ってきます。 また「平屋」・「2階建て」に関係なく 「中庭」をつくるか否かによっても選ぶ土地の広さは違ってきます。 おはようございます。 相馬です。 そんなわけで土地探しをする前には 「自分がどんな家を建てたいのか?」を 明確にしておいていただくことをオススメさせていただいているのですが、 では、それが明確になっている場合 一体どれくらい選ぶ土地に違いが出るのかについて 今回はお伝えしていきたいと思います。 ✔️「中庭」のある平屋とない平屋 まず、家の比較をする前に 家を建てるとなると必ず必要となる場所として 家の周りに出来る余白スペースと駐車場スペースがあるので、 この面積から先に出しておきます。 家の周りに出来る余白スペースとは、 排水・雨水の配管を通したりエアコンの室外機や給湯器を 置いたりするために必要なスペースですが、 まずこのスペースにおおよそ10坪は必要となります。 続いて駐車場スペースですが、 車1台ごとに必要となるスペースがおおよそ4.5坪なので、 (2.5m×6m=15㎡=おおよそ4.5坪) 仮に車を3台止めたいとしたら13.5坪駐車スペースとして必要となります。 ゆえに、まず23.5坪という広さが共通して必要となるというわけですね。 では、ここからこれ以外で それぞれの家でどれくらいの広さが必要になるのか計算していってみましょう。 仮に延床面積が30坪ある平屋を建てるとして、 「中庭」がある場合は中庭分家が大きくなるので、 その分選ぶ土地面積は大きくなりますよね。 仮に6帖の中庭をつくるとしたら3坪(=6帖)大きくなるということですね。 ただ「中庭」をつくることによって 日当たりを確保するために余分な余白スペースを確保する必要がなくなるため、 ここまでの合計面積で家を建てることが出来ます。 一年を通して南向きの窓に南からの日差しを入れたいなら、 前の建物(2階建て)から6mは離したいところですが、 「中庭」があればどんな土地でも必然的に前の建物から 日差しを入れたい窓までそれぐらいの距離が出来るからです。 ゆえ「中庭」がある平屋を建てる場合、 10(余白)+13.5(駐車場)+30(延床)+3(中庭)=56.5坪を 一つの目安として土地を探していただければいいということになります。 他方「中庭」をつくらない場合、 この3坪の広さはカット出来るものの 日当たりがいい南向き以外の場合、 日当たりを確保するための余白スペースが必要になります。 一年を通して南向きの窓に南からの日差しを入れたいなら、 前の建物(2階建て)から6mは離したいところなので、 ざっと4m×土地の奥行き分は余分に土地が必要になるという感じです。 仮に奥行きが15mの土地だとしたら 4×15=60㎡(=おおよそ18坪)余分に広さが必要になるというわけですね。 ゆえ「中庭」がない平屋にする場合、 10(余白)+13.5(駐車場)+30(延床)+18(日当たりのための余白) =71.5坪を目安に土地を探していただければいいということになります。 いかがでしたか? 同じ平屋でもどんな家にするかで 探す土地の広さが違ってくることをご理解いただけたでしょうか。 一般的に平屋を建てるなら70〜80坪ぐらい必要だと言われている理由が ご理解いただけたのではないでしょうか。 もっともこれはあくまで目安なので いつもこうだとは一概には言えませんけどね。 とはいえ、土地は探す地域はもちろん、 選ぶ広さによって大きく値段が違ってくるのは揺るがぬ事実なので、 こういったことも知っていただいた上で どんな家を建てるか?そしてどんな土地を選ぶのか? を決めていただければと思います。 それでは、、、 -
土地を取り巻く環境と土地探し
建築費の値上がりに伴い 土地探しをされる方が減っていることから、 需要の高い地域以外はほとんど土地が動かない(=売れない) というお話を不動産屋さんからお聞きすることが最近増えましたが、 「売れない」ことに加え「コンクリートの値上がり」によって 分譲するために仕込んだ土地の造成になかなか踏み切れない という問題がさらに起こっている模様です。 新規分譲地をつくるためには道路側溝、境界基礎といった コンクリートを大量に使用する構造物をつくらないといけないため、 コンクリートが高くなった分、 土地の販売価格が当初の計画よりずいぶんと高くなってしまうからです。 需要より供給が上回っている状況の中、 供給を増やすだけでもリスクがあるのに、 それに加えて価格まで割高になろうものなら 売れる見込み度の低いものにただただ資金を突っ込むだけですからね。 そんなわけで不動産屋さん的には 現在かなり厳しい状況に立たされている状況なのですが、 逆の立場から考えてみると これはチャンスと言っても過言ではない状況かもしれません。 つまり、これから土地を探される方にとったら お得に土地が手に入れられるチャンスかもしれないというわけですね。 不動産屋さんの立場になれば値段にこだわって売れないよりも 少々値段を下げてでも売れた方が絶対にいいですもんね。 おはようございます! 相馬です。 ではこれから土地探しをされる方は どのように土地探しをすればいいのでしょうか。 ✔️土地探しをする前に予算を明確に! 以前より30%ほど建築費が値上がりしてしまった現在、 建築費と外構費を合わせると値上がる前に家を購入した方より 600万円〜900万円ほど家づくりの予算が上がっており、 結果、以前だと土地から買って家を建てる場合でも 3000万円〜3500万円ぐらいの総予算で出来ていたものが、 今や4000万円越えが当たり前になってきました。 ゆえに、現在は金利が安い「変動金利」を選びつつ 返済年数を40年にすることで 毎月の返済の負担増をヘッジせざるを得ない状況ですが、 出来れば根本的な解決案として 家づくりにかける予算を少しでも落とせる方法を選択したいところです。 変動金利はそこまで上がらないと言われているものの それも保証は全くないわけだし、 20代ならともかく30代で40年返済という選択をするとなると 健康年齢を過ぎても働いていることが大前提になるわけですからね。 そんなわけで本丸の建築費はもちろんのこと、 土地にかける費用、そして外構工事にかける費用を全て 最小限に抑える工夫をすることによって 金利選択と返済年齢の適正化を図っていくことをオススメしています。 そしてそれを実現するためにはまずは資金計画を行い、 厳しいぐらいの予算で土地、家、外構予算を設定すること。 その上で予算に合わせて(超えないように)土地探しをすることが大事です。 ✔️値段交渉しやすい土地とは? 予算を落としながら土地探しをしようと思うと、 いわゆる「いい土地」は 最初から外して考えていただくことをオススメしています。 「いい土地」とは「日当たりのいい土地」のことですね。 日当たりがいい土地は需要が高くどんな状況下でも売れやすいことから 価格設定が最も高い上、値段交渉にも応じてもらいにくいからです。 そんなわけで「日当たりがいい土地」を外して 土地探しをしてみてください。 家の中に光が入ってくるかどうかは、 「土地の日当たりの良し悪し」によって決まるのではなく 「設計(=間取りのつくり方)」によって決まるものですしね。 こういった土地は需要が決して高いわけじゃないため 同じ地域や同じ場所でもそもそも価格が割安に設定されているし、 かつ、値引き交渉にも快く応じてもらいやすかったりします。 結果、日当たりのいい土地だと大幅に予算オーバーしそうな地域だとしても 予算内で土地を購入することが出来たります。 というわけなので、 少しでも負担を和らげていただくためにこの方法を実行してみてください! それでは、、、 -
風通しの定義
日当たりの良し悪しに関わらず「中庭」をつくると 天候に左右されることなく一年中安定した採光が確保出来、 家の中がとっても明るくなります。 結果、雨や曇りの日でも照明を点灯することなく 過ごしていただけるようになるのですが、 それと同時に風通しもよくなるため、 気候が良い時期は中庭で居る時はもちろん 家の中で居る時も外の空気を感じながら 過ごしていただけるようになります。 かつ、室内干しの洗濯物もとっても乾きやすくなります。 おはようございます。 相馬です。 では今回は「中庭」で割と勘違いされがちな 「風通し」についてお伝えしていきたいと思います。 ✔️「風通し」がいい家にするためには? 「中庭」がある住まいをご体感いただくと 一瞬でお分かりいただけると思いますが、 「中庭」は想像以上に風がよく抜けます。 風がよく抜ける理由は、 まず人目を気にせず窓を開けっ放しにしておけるからです。 中庭に面する窓は人目を遮るためのカーテンがいらないため カーテンの開け閉めをする必要がないし 誰かに侵入されるリスクもありませんからね。 そんなわけで 大きな開口からたくさんの風を取り込むことが出来るのですが、 カーテンありきの窓ではこれを実現することは よほど人目がない所に家を建てない限り不可能に近いのでないでしょうか。 たとえ外構工事で多額の費用をかけて境界に目隠しのための塀を立てたり、 ウッドデッキに目隠しフェンスを立てるなどの工夫を凝らしても、です。 ✔️「中庭」がもたらす恩恵 「中庭」があると そこから(家の中心付近から)たっぷりと採光が確保出来るため、 外周部からの採光がそれほど必要なくなります。 ゆえに外周部に設置させていただく窓は 小さめのサイズのものが多くなるのですが、 これがさらに風通しがよくなる要因となります。 入口を狭くし出口を大きくしたほうが 流体力学的には風がよく流れるからです。 そんなわけで弊社では 基本、外周部の窓は小さくし中庭の窓を大きくすることで、 家全体でしっかりと風を通していただくように ご説明させていただいているのですが、 これを実現するためには外周部の窓もまた 人目が気にならない設計にすることが大切な要素となってきます。 つまり、基本外周部の窓も全て開けっ放しにしておけるよう 窓の設置位置、窓のサイズ・形状、ガラスの種類などに配慮する というわけですね。 人目が気になって カーテンが開けられないような窓ばかりつくってしまうと、 そもそも窓を開けることすら出来なくなり 風通しどころか予定していた採光すら 確保出来なくなってしまいますからね。 いかがでしたか? 「中庭」がある住まいが 風通しがよくなる理由をご理解いただけたでしょうか。 もっとも、花粉症やアレルギーがひどく 高性能な換気システムを導入するつもりだから 風通しをそこまで求めてないという方も 少なからずいらっしゃると思いますが、 やっぱり気候が良い時期には窓を開けて風を通したいなーと お考えの方はこんな考え方があるということも 知っていただいた上で家づくりを行っていただければと思います。 それでは、、、 -
過去と現在と未来
およそ30年間続いたデフレがようやく過ぎ去り、 インフレターンに入った現在ですが、 実はデフレと言っても物価は30年前に比べて それなりに上がっていたりします。 例えば、男子なら誰もが愛読していたであろう週刊少年ジャンプ。 30年前は190円だったのに現在は300円と約60%値上がりしています。 例えば、たばこ(マイルドセブン)。 30年前は200円だったものが現在は580円と 約3倍近く値上がりしているようです。 (吸わないので知らなかったのですが、とんでもない値上がりですね・・・) この他、車に関しても 30年前だと100万円もせずに買えていた軽自動車が 今や200万円前後と2倍前後になっており、 決してなにもかもがデフレだったわけではないんですよね・・・ おはようございます。 相馬です。 また、この30年の間で 物価以外にも地味に上がってきたものが国民年金保険料です。 30年前は月額8,000円だった掛け金が 今や16,590円と2倍になっていますからね。 ま、この制度が出来た時と今とでは平均寿命が大きく違ってきたし、 なにより少子化によって払う人数が減っているので これに関しては仕方ないんですけどね。 消費税に関してもこの30年間でずいぶんと負担が増えましたよね。 30年前は3%だったの対し今や10%ですからね。 (もう数年遡るとそもそも消費税自体ありませんでした) 当時2060万円で買えていた2000万円の家が今や2200万円と 140万円も負担増になっているという感じですね。 この30年の間で 平均年収が472万円から443万円と減っている上、 退職金も約2800万円から約1800万円と減っている というデータからすると、なかなか厳しい状況の中 インフレが押し寄せてきているというのが現状ですね。 ✔️これからの家の持ち方 このようにデフレといえど価格が上がってきたものがある中、 実はこの30年間、家はあまり価格が上がっておらず ずいぶんと買いやすかったため 誰もが望めば買えていた時期だったような気がします。 デフレの影響を受けて 住宅ローン金利も最低水準を更新し続けていたため、 安心して全期間固定金利の住宅ローンを借りることが出来たし、 ここ最近の災害の多さや酷さによってずいぶんと値上がりしましたが、 以前は火災保険料もずいぶんと安かったわけですからね。 電気料金だってこれから建てる方に比べるとずいぶんと割安ですしね。 ですが、この流れも現在直面しているインフレの流れによって 大きく変化していっています。 円安の影響をもろに受けて建築費はもちろん造成費や外構費に至るまで 全てが値上がりしていっている上、 ランニングコストとなる電気料金もかなり値上がりしていますしね。 そして、金利。 現在長期金利が1.6%にまで到達し さらに上がっていきそうな流れですが、 こうなると全期間固定金利の住宅ローン金利はもちろん、 家を建てる方の中の半分以上が選んでいると言われている 10年固定の住宅ローン金利も確実に上がっていきます。 ゆえ、所得水準が上がってない中、 建築費や造成費、外構費など全ての負担が上がり、 以前に比べて予算総額が膨れ上がった現在では、 負担を抑えるためには固定に比べて金利が低い 「変動金利」を選ばざるを得ないというのが現実なのかもしれません。 そして、そうなれば 住宅ローン審査もこれまで以上に厳しくなるし、 今後の金利上昇リスクに備えて 繰上げ返済資金を貯めていかないといけません。 なので、これから家を買おうとお考えの方は コロナ前までに家を持たれた方とは 違った価値観で持たないといけないという感覚をお持ちいただき、 しっかりと知識をつけた上で家づくりをしていただければと思います。 それでは、、、 -
ペアローンの世界
これから家を建てるとなると、 土地を所有している場合でも おそらく3000万円前後の総予算になるでしょうし、 土地も買わないといけないとしたら地域にもよるものの おそらく4000万円を超える総予算になると思われます。 そして20代〜30代という年齢で家を建てるなら ほぼ全額を銀行からの借り入れでまかなうことになると思いますが、 これくらいの年齢でこれだけの借り入れをしようと思うと、 夫婦・パートナー双方の収入を合算せざるを得ないのが 現実ではないでしょうか。 実際、借り入れ可能な現実的な金額としては 税込み年収の6倍あたりが妥当だと言われているので、 4000万円借り入れしようと思うと、 世帯収入として700万円近くあることが望ましく この年齢でこれだけの収入が 一人だけであるとは考えにくいですしね。 おはようございます。 相馬です。 そんなわけで現在はペアローンによって 家を建てることが「当たり前」となりつつあるので、 スムーズに住宅ローンを組めるようにするために 知っておいていただきたいことについて 今回はお伝えしていきたいと思います。 ✔️返済はキッチリと! 住宅ローン審査では、 銀行はまず申込人全員の「収入」「仕事」「勤続年数」 といった基本的な情報に加え、 借り入れ履歴やその返済状況といった信用情報を全てチェックするため、 事前審査に無事合格するためにはここをクリアしなければいけません。 例えば、車のローンがある場合、 そのローンがあることだけで問題があるわけではないのですが、 そのローンを完済しないまま住宅ローンを借りようとすると 住宅ローンの借入額が減ってしまいます。 仮に、何もローンがなければ毎月7万円なら返済が可能だとした場合、 車のローンが毎月2万円あるとしたら5万円が返済可能だとみなされ、 そこから逆算した金額しか融資してもらえなくなるという感じですね。 この場合、車のローンを全額返済すれば 借入額は増えるため(=解決策があるため)別段問題はないのですが、 仮に借り入れしているローンの返済が遅れたり滞っているとしたら 大きな問題となる場合があります。 金額の大小に全く関係なく。 この他「奨学金返済」 「携帯電話の利用料及び機種分割代金」 「キャッシング」「クレジットカード払い」などなど、 今やローン払いとなっているものだらけですが、 これら返済状況は全て信用情報データとして残っており、 目安で言うと過去5年分はこのデータは消去されないので これら全てを遅れることなくキッチリと支払い続けていることが とっても重要な要素となります。 仮に、たとえ1,000円という少額の返済だったとしても、 それが複数回遅れた事実があればローン審査に大きく響くし、 ましてや遅れが直近であればあるほどなおのこと深刻な状況となるので、 「借りたものはキッチリ返す」ことを心がけていただければと思います。 銀行が審査で見ていることは 「お金に対してルーズじゃないかどうか」というところですからね。 ✔️収入の減少も織り込む そしてもう1点注意していただきたいことが 「収入減少の可能性」です。 それは「転職」によってかもしれませんし、 「病気・事故」によってかもしれません。 あるいは「子育て」によってかもしれませんし、 「親の介護」によってかもしれませんが、 とにかく、長い道のりにおいて何が起こるか誰も予想出来ないので、 何が起こっても大きな問題にならないような 家の持ち方をしていただきたいと考えています。 ゆえ、家そのものの予算計画はもちろん「貯金」や「保険」の見直し、 そして生涯ローンでもある「電気料金」に対しての備えも忘れることなく 万全をきして家づくりに望んでいただければと思います。 それでは、、、 -
日当たりはそれほど重要ではない
「日当たりの良さ」は家づくりをする上で 最も重要なキーワードであると認識されていますが、 そこに固執し過ぎると家づくりのあらゆる局面で 色んな代償を払うことになります。 例えば、土地。 日当たりに良さに固執すれば 土地選びは必然的に「南向き」一択ということになりますが、 当然、人気が集中する南向きの土地は価格も割高に設定されます。 かつ、よほど立地が悪くない限り値引き交渉の余地もありません。 その上、南向きの土地は需要が供給を上回りがちなので、 南向きに固執してしまうと住みたい地域でいい土地が出てこない という状態を生み出してしまいます。 そして、インフレが進む現在は その時間のロスによって建築費が割高になってしまった・・ という状況を招きかねません。 おはようございます。 相馬です。 また、日照を阻害されないぐらい広く土地を買えば、 南向きに固執せずとも 日当たりがいい土地を買うことが出来ますが、 この場合も当然、土地価格は割高になってしまいます。 かつ、この場合に至っては外構工事コストも跳ね上がるし、 その後払い続けていく固定資産税までも割高になるという 悲しい現実が待っています。 ゆえ、土地選びの観点からしても「日当たりの良さ」に あまり固執し過ぎないようにしていただけたらと考えています。 日当たりが良くないのであればそれを考慮した上で 間取りと窓を設計すればいいだけですからね。 ✔️家づくりにも支障が出やすい!? また、日当たりに固執し過ぎると肝心の設計にも支障が生じます。 まず、南向きの土地に建てる場合、 基本、全ての部屋を南向きでつくりたくなるため 家の中が開けっ広げ状態になります。 そして、それを防ぐためにカーテンが必要となり、 そのカーテンを開けることがないまま 薄暗く開放感が感じられない空間で毎日を過ごすことになります。 また、それに加えて耐震性にも支障が出かねません。 南向きに開口を多くつくればその分壁量が少なくなるし、 一方で窓がそれほど必要ないと考えられている 対極の北ばかりに壁量が多くなり、 結果、壁量バランスも最悪な状態になりがちだからです。 (2階建ての場合、上からの荷重もあるので なおのことバランスが悪くなります) さらに部屋を南向きでつくれば 必然的に水回りが北に配置されることになりますが、 そうなれば湿気の多い水回りに直射光が差し込まない上、 風通しも悪くなってしまいます。 室内干し中心のご家庭にとっては あまり好ましい環境ではありませんよね。 これらは生乾き臭とジメジメ感の原因になる上 洗濯物も乾きにくくなりますもんね。 これらが、日当たりがいい土地で起こりやすい問題ですね。 ✔️外構の予算オーバーが起こりやすい!? 日当たりに固執し過ぎると 外構工事では予算オーバーに大いにつながることになります。 南向きの土地の場合、ウッドデッキをつくるにしても ウッドデッキ費用だけじゃなく目隠し費用も同時に必要となるし、 開けっ広げの家で防犯に不安が残るため 心理的に敷地に入ってきにくい工夫をしなければいけないから。 日当たりを確保するために土地を広くした場合、 単純に施工面積が大きくなるし、 おそらく目隠しや心理的に敷地に入ってきにくい工夫が 先程同様に必要となるからです。 そして、当初計画していた予算から いとも簡単に2〜300万円も足が出る結果となってしまいます。 いかがでしたか? この説明だけではあまりピンとこないかもしれませんが、 日当たりのいい土地に立ち並ぶ家の多くをご覧いただくと、 「あ。そういうことか」とお分かりいただけると思います。 まとめると、 日当たりに固執すれば全てのコストが割高になると同時に、 (土地代、建築代、外構代) その割に思ったより住みにくい家になってしまう可能性が高くなる。 という考え方も知っていただき、 その上で広い視野で家づくりを考えていただければと思います。 それでは、、、 -
資産か負債か
識者の中には 「マイホームなんて持たずにずっと賃貸で暮らした方がいい」 という意見を述べる方がいらっしゃいますが、 ずっと賃貸で暮らすと仮定した場合、 歳をとったら借りにくくなる(借りられなくなる)という 別の問題に直面することになります。 歳をとったら借りにくくなる(借りられなくなる)理由は、 収入うんぬんの話もありますが、 部屋でもしものことがあった場合 いわゆる「いわく付き物件」になり大家さんが損失を被るからですね。 そんなわけで、 個人的にはやがて迎える老後に備えるという意味も込めて マイホームを持っておいた方がいいと考えているのですが、 このマイホームというものを「資産」にすることが出来るか? あるいは「負債」にしてしまうかは、 その持ち方にかかっていると言っても過言ではありません。 おはようございます。 相馬です。 まずマイホームを購入するにあたり考えておかないといけないことが 資産を持っている限り「維持管理コスト」がかかるということです。 つまり、家を買う時には イニシャルコストだけじゃなくランニンングコストにまで 目を向けておかないといけないということなのですが、 ランニングコストの中でもとりわけ大事なのが 電気やガスなどの光熱費です。 今後、主に電気をつくる火力発電の燃料となる 液化天然ガスや石炭が値上がりすると それに伴ってますます電気料金が上がっていくでしょうしね。 日本はこれらの資源を100%輸入に頼っているため、 戦争や為替の変動、そして政治的な理由によって 価格が上がってしまうことになっても 黙って言い値で買うしかありませんしね。 そんなわけで家を建てる時には 太陽光発電の設置をオススメさせていただいております。 設置したくても設置出来ない分譲・賃貸マンションと違って 戸建ては屋根の形状さえ間違えなければ 100%設置出来るわけですからね。 そして太陽光発電さえ設置しておけば識者たちが言うように 今後年率3%の勢いで電気料金が上がっていったとしても そのダメージを回避することが出来ます。 年率3%で上がっていくとしたら 24年後には電気料金は現在の2倍になり、 太陽光発電を設置していない方は 毎月平均20,000円ほどかかっているとしたら それが40,000円にもなってしまうのに対し、 太陽光発電さえ設置していれば そんな心配を全くしなくていいという感じですね。 ✔️返済にいっぱいで積立が出来ない・・ そして、家を建てる時に最も注意していただきたいことが 家を建てたことによって積立投資が出来なってしまった・・・ という状況を招くことです。 これから日本はインフレが進む可能性が高く、 そうなれば物価が上がっていくため、 それに伴って所得が上がらない限り 家計はどんどん苦しくなっていくし、 かつ物価が上がるということは 現金の価値が落ちるということでもあるため 銀行にお金を預けていてもお金はどんどん減っていく一方 だと言っても過言ではありません。 そんなわけで新NISAブームに乗っかって 家を買うのと同時に積立投資を始めた方がいいのですが、 家に予算を突っ込み過ぎるとこれにお金が回せなくなってしまい、 そうした方とそうしなかった方とで やがて雲泥の差が生じることになります。 仮に25,000円を今後35年間毎月積み立て続けることが出来た方と、 その余裕がなくずっと積立投資が出来なかった方とでは、 住宅ローンを払い終えるタイミングでざっと3000万円近く 手持ちの資産に差が生じているという感じですね。 いかがでしたか? まさに豊かな老後と貧乏な老後の別れ道となるのが 家づくりであるとお分かりいただけたでしょうか? というわけなので、 家を建てる時にはこういったことも踏まえた上で イニシャルコストとランニングコストの 試算をしていただければと思います。 それでは、、、
