less is moreレスイズモアの考え方

相馬建築が追求する「レス・イズ・モア」の考え方とは

相馬建築では、シンプルノートにも共通する「レス・イズ・モア」の考え方を追求しています。レス・イズ・モアとは「無駄を削減し、その分ホントに大事なことに注力する」という意味です。相反するようにも見えますが、レス・イズ・モアを追求することがより豊かな生活を導き出すことにもつながります。その理由について詳しく解説しましょう。

目次

レス・イズ・モア

レス・イズ・モア

レス・イズ・モア(Less is more)とは、直訳すると「少ないことは、多いこと」という意味です。この精神は、相馬建築とシンプルノートに共通する考え方です。

レス・イズ・モアは、20世紀に活躍したドイツ人建築家のミース・ファン・デル・ローエ氏が提唱した言葉として知られます。シンプルなデザインを追求したローエ氏は多くの建築家に影響を与え、ローエ氏を標榜する建築家は現在も少なくありません。

ローエ氏の他にもレス・イズ・モアに近いテーマを持って活動する著名人は多く存在します。たとえば『星の王子さま』の作者として有名なサン=テグジュペリ氏もその1人。彼は「完璧とはこれ以上加えられない状態を示すのではなく、これ以上削れない状態を示すものである」と説いています。

また、ローエ氏は日本庭園を見て「レス・イズ・モア」という言葉を思い付いたとも言われています。日本人の美徳感覚として根付いている「侘び寂び」という考え方にもレス・イズ・モアと共通した部分があり、日本人にとってレス・イズ・モアの精神は相性が良いと言えるでしょう。

少ないことは多いこと、少ないことは豊かなことという発想につながるレス・イズ・モアですが、人間は何も持たずに生きることができません。しかし無駄をカットすることならできます。不必要なものを削ることで「本当に大切なもの」「本当の豊かさ」が見えるというのがレス・イズ・モアの考え方の基本です。

たとえば窓。自然光を取り入れたり、眺望を良くしたりするために必要とされていますが、本当にそうでしょうか。明るすぎたり、人目が気になったりしてカーテンを閉める時間が長くなっては意味がありません。セキュリティが甘くなり、犯罪被害につながる恐れもあります。

もちろん窓のすべてが無駄というわけではありません。しかし、窓をあえて取り除くことで実現できる美しいデザインがあることもまた事実。中庭や吹き抜けをつくることで、デザイン性やセキュリティを高めながら日当たりのよい住宅を生み出すこともできます。

本当に必要なものだけを厳選して、不要なものはそぎ落とす。それこそがレス・イズ・モアの神髄です。レス・イズ・モアの精神を住宅に取り込むことで、ご自身やご家族の暮らしをより快適でより充実したものへと導きやすくなるでしょう。

これからの時代を見据えた住まいを

これからの時代を見据えた住まいを

相馬建築がメインでご提供している「シンプルノート」は、レス・イズ・モアの精神にもとづいて設計された住宅です。一般的な住宅に当たり前のように付いている設備は、果たして理想を叶えるために必要なものなのか。常識を疑い、既成概念にとらわれることなく住宅を設計することがシンプルノートの特徴になります。

先ほども引き合いに出した窓を例に取ると、窓を設置するためには軒(のき)や枠(わく)、サッシ、雨戸などの設備を追加しなければなりません。インテリアに関しても同様で、窓がある分だけカーテンが必要になります。これらの設備を導入・購入するためにはコストがかかりますし、定期的な掃除も必要です。

シンプルノートで住宅を建築すれば、建物の外側に取り付ける窓をすべて無くすといった大胆なデザインを取り入れつつ、明るく機能的な室内も実現させられます。公道に面するガラスを取り除けば、事件・事故によってガラスが割れるリスクを無くせますし、窃盗や覗きなどの被害も防ぎやすくなるでしょう。もちろん建築時にかかるコストや、メンテナンス時にかかるランニングコストもカットできます。

せっかく今から住宅をつくるのですから、これからの時代を見据えた最先端の住まいを手に入れてはいかがでしょうか。不要なものを削り、本当に欲しいものだけを絞り込むレス・イズ・モアは、「エコ」や「SDGs」といった言葉が注目されている現代、そしてこれからの未来にふさわしい考え方です。

相馬建築では、資金計画をはじめ土地探しから間取り設計までに一貫して対応し、常駐する住宅アドバイザーがお客様に最適なプランをご提案しています。デザインに関する無理強いはせず、お客様が必要と感じたものはそのまま残した設計が可能です。レス・イズ・モアを取り入れた住宅についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ1度相馬建築にご連絡・ご相談ください。

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