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相馬建築のブログはこちらからご覧いただけます。完成見学会の開催情報のほか、優れた土地の取得方法や家づくり・インテリアづくりの極意といった情報を随時更新予定です。便利でお得な情報をキャッチして、理想の家づくりを叶えるためにお役立てください。
ブログ一覧
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大きな買い物の心得 外構編
例えば家と外構を合わせた合計予算が3000万円だとして、 あなたのご要望を全て叶えようとすると 家に2900万円かかりそうだとしたら 建築会社は外構予算を基本100万円で設定すると思います。 たとえ最低限やるべき工事だけでも ゆうに100万円は超えると分かっていても、です。 しかし、建築工事がだいぶ進み 具体的な打ち合わせを外構屋さんと行い いざ見積もりを出してもらってみると、 予想を遥かに上回るような金額が目の前に提示されたとしたら どうお感じになるでしょうか? 100万円しか予算を見てなかったのに やりたいことを伝えてみると 400万円もの見積もりになってしまったとしたら この差をどのような手段で埋めればいいのでしょうか? おはようございます。 相馬です。 今回も少々極端に見える例えを出してみたのですが、 実を言うと家と外構の予算配分を間違えた結果 このような結末を迎えることは決して珍しいことではありません。 ✔️土地・家・外構は三位一体 「土地」は不動産屋さんの領域。 「家」は建築会社の領域。 「外構」は外構屋さんの領域。 (これに加えて「家具」は家具屋さんの領域。) この業界には昔からこのような暗黙のルールというか 分業的なイメージが存在するため、 家づくりではそれぞれがそれぞれの密接な関係性を 無視した状態で進められがちになるのですが、 このような認識の中家づくりを行うと 土地・家・外構全てに無駄な予算を投じる可能性が高まるため、 これら全てを分けて考えないようにしていただきたいと思っています。 選ぶべき土地の広さや形はどんな家を建てるかによって変わるし、 建てるべき家は土地の広さや形、そして周囲の環境によって変わるし、 外構工事もどんな家を建てるか、そして土地の広さや形、 周囲の環境によって変わります。 ゆえに、土地選びの段階からどのような家を建てたいと思っていて、 その家にはどのような外構工事が必要で、 そして、家と外構それぞれにどれくらいの予算が必要なのかを あらかじめある程度把握した上で 土地選びを行った方がいいというわけですね。 仮に、あなたが建てたい家が平屋だとして 是非とも「中庭」をつくりたいとお考えだとしたら 選ぶべき土地の広さは60坪もあれば充分でしょう。 そして、「中庭」から採光をとれば 外周面に採光のための大きな窓が基本必要なくなることから、 外構工事の多くをカット出来るでしょう。 外壁が塀代わりになるため塀に予算をかける必要がなくなるし、 目隠しや門などをつくることによって プライバシーや防犯性を確保する必要もなくなるからです。 また、ウッドデッキも家の中につくるため その分建築費用は上がるものの逆に外構費用は下がりますしね。 他方、平屋にはしたいが「中庭」に抵抗があるとしたら 選ぶべき土地に広さを15〜20坪ほど 広げていただいた方がいいかと思います。 採光を確保するための余白が南に必要になるからです。 また、外周面に大きな窓をたくさんつくることになるため、 敷地境界全面にしっかりとした塀をつくると同時に、 プライバシーや防犯性を担保するために 目隠しや門、アプローチなどの工夫が確実に必要となります。 ゆえに、同じ平屋でも建てる家の特徴によって 土地にかけるべき予算も外構にかけるべき予算も 大きく違ってくるというわけですね。 もちろん、家にかける予算も。 これらが全て曖昧なまま家づくりを進めてしまうと、 家づくりの予算計画は当初から大きくはみ出すことになりかねません。 そしてギリギリの苦しい生活を招き、 場合によっては家を手放すことになりかねません。 変動金利を選ぶ予定であるなら、 もしもの時のための繰上げ返済資金すら貯める余裕がなくなったとしたら、 心の余裕もないまま日々過ごしていかないといけなくなりますしね。 というわけなので、 大きな買い物である家づくりで後悔しないためにも 決して勢いだけで突っ走らず、 土地・家・外構は三位一体であることを理解していただき、 冷静な判断力を身につけてから家づくりを進めていただければと思います。 それでは、、、 -
大きな買い物の心得 家編
土地の坪単価は 同じ価値がある場所であれば広さ云々で変わらないし、 そもそも土地ごとに単価が設定されているため、 その単価に広さを乗じれば自分で簡単に価格が算出出来ますが、 家は同じ価値のものをつくったとしても 坪単価が家の大きさによって変化するという属性を持っているため、 土地のように自分で簡単に価格を算出することが出来ません。 また、それに加えて 家を建てるためには非常に多くの工事を要するのですが、 その工事のどこまでを価格に反映させるのかという決まりが 業界で統一されていないことから、 なおのこと正確な価格を把握するのが難しくなっています。 かつ、外構工事に関しても購入する土地の広さや現況、 そしてどんな家を建てるかによって大きく違ってきますしね。 数百万円単位で。 そんなわけで初めて家を建てる方が、 家づくりにかかる価格を正確に把握するのは難しいと思うのですが、 とはいえ、価格について曖昧なまま進めていってしまうと 後から皺寄せがやってくるのは間違いないと思うので、 家を建てる前に最低限知っておいた方がいいことについて お伝えしていきたいと思います。 ちなみに皺寄せとは 予定していた資金では足りないことが発覚し、 追加ローンによってそれをカバーするか、 あるいは残していた自己資金を出すことによってカバーするか、 あるいは親御さんに頭を下げて 資金援助をしてもらうことによって不足分をカバーするか、 最悪なのは外構工事に手をつけられなくなり ガタガタの状態で放置するかのいずれかを選択することですね。 おはようございます。 相馬です。 では、ここからは 「家の価格」と「外構の価格」に分けてお伝えしていきます。 ✔️「家の価格」 家の価格は「本体工事」と「付帯工事」に分かれますが、 この境界線は非常に曖昧であり それぞれを正確に把握するのは難しいので 「結局まとめていくらかかるのか?」で把握していただく 癖をつけるのが一番いいと思います。 普通に考えると 「家の価格の中に当たり前のように入っているでしょ」 と大抵の人が思いそうなものの、 実は別で表示されがちな項目が 「浄化槽費用」「照明器具費用」 「設計費用及び申請費用」(長期優良住宅・ZEH・耐震等級3など) 「給湯器費用」「カーテン及びカーテンレール費用」 「屋外給排水工事費用」「仮設工事費用」(仮設トイレ・仮設電気・仮設水道など) 「造作家具工事費用」「地盤改良費用」「外構工事費用」 「太陽光発電費用及び蓄電池費用」などです。 これらは本体工事とは別に表示されることが多く、 建築会社が出してくれる資金計画書などでは、 家具や家電費用、銀行での諸経費、登記費用や火災(地震)保険費用 といったいわゆる諸経費コーナーに並べられていることが多いのですが、 これらを見落としてしまうとずいぶんと建築費が安く感じると同時に 価格についての認識がずいぶんと曖昧になってしまいます。 実質、建築工事は全体で3300万円必要なのに、 こうやって分けられたことで 建築工事が2500万円で済むような気にさせられるという感じですね。 そして、正直にこれらの費用も含めて 3100万円で見積もりを出してくれている会社よりも 実質は200万円高いのに見た目的には600万円安いと思い そのまま商談が進んでいくことになるという結末を迎えてしまいます。 少々極端な例かもしれませんが、 これが価格をあえて分解し分かりにくくすることによる効果というわけですね。 勉強した上で慎重に進めていく人は この単純なテクニックに気付くことが出来るのですが、 直感的に勢いよく突っ走る方なんかは、 このテクニックにいとも簡単に騙されてしまいます。 そして、ものすごく高い買い物をさせられることになります。 というわけなので、 家の価格に関しては「結局全部でいくらなの?」を 的確に把握出来るようなっていただければと思います。 それでは、、、 -
大きな買い物の心得 土地編
例えば、Aというスーパーでは200円で売っているCという商品が Bというスーパーでは250円で売っていて、 逆にAというスーパーでは300円で売っているDという商品が Bというスーパーでは250円で売っているとした場合、 Cの商品はAのスーパーで買いDの商品はBのスーパーで買う という買い物の仕方が最も安く買い物が出来ますが、 (200円+250円=450円) 仮にAのスーパーとBのスーパーを移動するために ガソリン代が60円かかるとしたら、 「その選択は合理的である」とは言えなくなります。 また、投資をすることが常識となりつつある現在、 YouTubeやSNSなどの情報をもとに 「集中投資」をされている方もいらっしゃると思いますが、 毎月(毎日)値段を気にすることなく淡々と買っていく「積立投資」とは違い まとまった資金を一気に投じることになる「集中投資」は 「なぜ、そこで買ったのか?」という自分なりの理屈(根拠)が示せないまま 購入すべきではありません。 要するに 表面的に見えているところだけに目を向けて判断するのではなく、 目を向けるのがめんどうくさいところまで (=表面的には見えにくく分かりにくい) しっかりと目を通した上で判断し購入した方がいいというわけですね。 前者(積立投資)の場合は金額も小さく その選択によって大金を失うことにはならないものの、 後者(集中投資)は場合によったらとんでもない額の大金を あっという間に失ってしまうリスクが潜んでいますからね。 おはようございます。 相馬です。 このように大きな決断を要する買い物は 感情や直感だけに身を任せて突っ走るのは非常に危険なので、 勉強し知識をつけ表面的には見えにくいところまで 目を通せるようになった上で 論理的に購入の可否を決めていただいた方がいいのですが、 こと家づくりに関しても同じことが言えるかと思います。 ✔️土地価格の見方 土地を買う時は土地代だけを支払えばいいかと言うと 決してそういうわけではありません。 その土地の所有者が不動産屋さんじゃなければ 仲介してくれる不動産屋さんに仲介手数料を払わないといけないし、 水道が敷地内に引き込まれていなければ 水道を引き込む工事が必要になると同時に 市町村に払う水道加入金が必要になるなど、 見えない経費がたくさんかかるからです。 ゆえ、単純に土地の値段だけに気を取られるのではなく、 こういった隠れた経費を全て含めた上で 総額いくらかかるのかで判断する癖を 身につけていただいた方がいいかと思います。 仮に、同じ地域で気になるAとBという土地があり、 Aという新規分譲地の土地は1000万円するが、 Bという土地は900万円と100万円も安いとしたら、 土地代だけに目を向けるとBを選んだ方が割安感がありますが、 蓋を開けてみるとBの方が高くつくこともあるという感じですね。 仲介手数料がいらないAに対しBは仲介手数料が必要になる。 かつ、水道や境界が整っているAに対し、 Bは水道引き込みや境界工事に多額の費用を要する。など 表面的には見えていないいくつかの理由によって、です。 土地が坪あたり5万円以下で売られているような地域では、 土地の広さによっては 身内が所有している農地(田や畑)を転用の許可申請を行い、 境界壁をつくり、土を入れ替え、水道を引っ張ってくるという 造成工事をするよりも、 近くで売られている土地を買った方が安くつくということも 決して珍しくありませんしね。 というわけなので、 大きな買い物をする時は 目に見えた費用だけじゃなく見えていない費用に何があるか? そして、それらにはどれくらいの費用がかかるのかにまで 目を配ることを忘れないようにしていただければと思います。 それでは、、、 -
平屋の欠点の解決法
平屋の良さは 「自然と耐震性が高まること」 「家全体に空気が循環しやすいこと」 「使い勝手が良く生活しやすいこと」 この3つにあると思いますが、 その裏にはもちろん欠点も潜んでいます。 1つ目は「土地が広く必要となること」です。 1階部分が大きくなる上、南向き以外の土地の場合、 日照を確保するための余白も必要となるからです。 2つ目は「家の価格が高くなること」です。 コスト上昇が著しいコンクリートをたくさん使用する 基礎の面積が大きくなる上、屋根の面積も大きくなるからです。 3つ目は「防犯性が悪くなること」です。 全ての部屋が1階に配置される上、 ほとんどのお家が窓の形を見ればおおよそ間取りが分かってしまう という弱点を抱えているからです。 そして、それを担保するために 心理的に敷地に入ってきにくくなるように塀や目隠し、門やアプローチなど 外構工事に一手間を要することになるのですが、 この結果、外構コストがグンと跳ね上がることになります。 土地面積が広いことも重なって、です。 おはようございます。 相馬です。 このように、 何事にもプラスの面とマイナスの面が必ず存在するように、 巷で人気が上がってきている「平屋」もまた いずれの側面も持ち合わせているのですが、 今回はこのマイナス面をプラスに転じさせるアイデアについて お伝えしていきたいと思います。 ✔️3つの欠点を一気に解決! 実はこの3つの欠点は「中庭」をつくるという たった1つのアイデアで解決することが出来ます。 「中庭」をつくると まず土地の面積を広げる必要がなくなります。 家の中心から採光を取るようにすれば 周囲が家に囲まれていても それらの建物によって光を遮られることがなくなるからです。 結果、日当たりのための余白を全て削ることが出来るようになり、 その分土地を取得するための費用を大幅にカットすることが出来ます。 また、家の中心から採光を取ることによって 安定した光を家全体に届けることが出来るため、 外周部に採光のための大きな窓が基本必要なくなります。 (脱出用の窓が必要だと思う人は大きな窓が必要かもしれませんが) 結果、外壁そのものが境界などに立てる塀のような役割になり 塀や門、目隠しなど、心理的に 敷地内に入ってきにくくなる工夫が全く必要なくなり、 その分のコストが丸々浮くと同時に、 防犯性とプライバシ性が高くなり安心して暮らしていただけます。 最後に2つ目の問題点である 「家の価格が高くなる」についてお伝えしていきますが、 これに関してはこれまでのような簡単は話ではありません。 「中庭」をつくれば目隠しのためのカーテンや 強風や強風による飛散物を回避するためのシャッターが基本いらなくなるため、 その分の価格は落とすことが出来るものの 一方で、施工面積は確実に増えるため トータルで考えると価格そのものは上がってしまうからです。 ゆえに、これを解決するためには、 家の中の「なくてもいいもの」をなくすという項目を 追加していただく必要があります。 例えば「廊下」。 これはただ通るだけのスペースなので基本必要ありませんよね。 また、部屋の数に関しても不必要に増やすこともありませんよね? 全ての部屋と収納が同じフロアにあるし、 やがて子供たちは家を出ていくでしょうしね。 部屋の広さに関しても無駄に広げる必要はありませんよね? 寝る時間以外はずっとリビングで過ごすことになるでしょうし、 プライバシーが担保され自然光が注ぎ込まれる「中庭」があれば なおのことそこで過ごしたくなるでしょうしね。 そんなわけで、 この合わせ技を使うことによって家の価格も安くしていくというわけですね。 いかがでしたか? これらが「平屋」ならでは、の欠点をカバーするためのアイデアなので これから家を建てるにあたり「平屋にしたいなー」とお考えの方は、 参考にしていただければと思います。 それでは、、、 -
法改正と耐震と根本論と
2025年4月に建築基準法が改正され、 「地震や風の力に対して必要な耐力壁の量が現行のおよそ1.6倍になる」 と同時に、現在のように 耐力壁の量によって簡易的に耐震の計算をするのではなく、 「建物自体の重さ、人や家財の重さ、雪が降った時の重さ、 地震や台風が来た時どのように力が伝わるのか? そしてその力に各部材が耐えられるか?」 などを全て調べつつ耐震の計算を行なっていくことになりました。 (いわゆる構造計算というやつです) 建物の省エネ化が進んだことで、 断熱材の重さが加わると共にサッシ自体も重くなっているし 屋根にも太陽光パネルを載せるのがごく当たり前になっており、 結果、建物自体の重量がずいぶんと増しているからですね。 そんなわけで現在は、 建築確認申請に要する時間が大幅に増加していると同時に、 (省エネ計算&申請に時間がかかるのに加えて、 耐震計算&申請にも時間がかかるようになるからです) より耐震に配慮した設計を心がけなければいけません。 おはようございます。 相馬です。 では今回は法改正が1年後に迫り なおのこと基準が厳しくなる 「耐震」についてお伝えしていきたいと思いますが、 耐震をよくするためには そもそも天然で構造的に強い家にすることが 第一の条件ではないでしょうか? ✔️2階建ては構造的に弱くなりやすい 自然と地震に強くなるためには 「平屋」が建てられるなら「平屋」にすることが最良の選択です。 2階建ての場合、 平屋にはない上階からの荷重がかかる上、 細かく部屋を仕切る2階の方が 1階よりも重量が増えてしまうからです。 現在の間取りは、 1階にリビングダイニングキッチンをつくり その空間も出来るだけ広くつくることがスタンダードであるため、 どうしても1階に2階を支えるだけの 壁量がつくりにくくなっていますからね。 また、家を2階建てにする最大の要因は 「南からの採光への固執」にあると思いますが、 この考え方を基本に間取りをつくると 「南側に壁が少なくなり一方で北側に壁が多くなる」 という家になってしまいます。 要するに「壁量バランスが極めて悪い家になってしまう」 というわけですね。 そんなわけで、 天然で地震に強いに家にするためには 「平屋」にすることが最良の選択だと考えているのですが、 先程の後半で述べた「バランス」に関しては 単純に平屋にしただけでは完全な解決にはならないため、 「バランス」を整えていただくために ✔️「光の採り方」を工夫する ことが大事であることをご認識いただければと思います。 光には、太陽の光が直接的に入ってくる「直射光」と、 空気中の塵や水蒸気に反射して間接的に入ってくる 「天空光」があるのですが、 家の中を安定的に明るくするためには 「天空光」をうまく利用することが鍵になってきます。 直射光は天候によって大きくされるため 人為的に調整するのが難しいのに対し、 天空光は天候にほとんど左右されないため こちらで調整しやすいからです。 直射光を中心に明るさを計算すると 厳しい日差しを遮るためにカーテンをせざるを得なくなり 家の中が暗くなってしまうため、 それを補うためにまた別の場所に窓を設置し、 結果、耐力壁となる壁が減ってしまうだけですしね。 そんなわけで家の設計を考える時は、 「光の採り方」に工夫することが 非常に大切なことだと考えています。 より少ない窓で安定した明るさをもたらすことが出来れば、 耐震的にもより安定するし、 かつ、東西南北全てに偏りなく耐力壁を作ることが出来れば、 耐震計算(構造計算)的にもずいぶんと有利に働くのは 間違いのない事実だと思います。 というわけなので、 耐震に関してはもちろん数字も大事なものですが、 「何よりバランスが大事であること」を 知っておいていただければと思います。 それでは、、、 -
豊かさの定義
「豊かさ」の定義は人によって違ってくるものであると思いますが、 こと家づくりにおいても「豊かさ」の議論は 「無駄」をどう捉えるかによって大きく二分されます。 例えばとっても広い玄関は家を豪華に見せてくれるし、 自分の気持ちをとっても優雅にしてくれます。 また、誰かを家に招いた時も賞賛を得られると思うので、 色々な意味で気持ちを豊かにしてくれます。 他方、視点を切り替えて玄関について考えてみると、 先程のように広くせず必要最小限にすることの方が 豊かであるとも捉えられます。 仮に、玄関の広さだけで2帖(=1坪)違ってくるとしたら、 それだけでコストは7〜80万円ほど違ってくるため その分、家づくりではなくもっと違った「豊かさ」に 使うことが出来るとも捉えられるからです。 おはようございます。 相馬です。 このように家づくりにおいても「豊かさの定義はこうだ!」と 一方的に決めつけることは決して出来ないのですが、 とはいえ、自社なりの価値観を持っておくことは 非常に大事なことだと思うので、 今回は「豊かさ」に対する 弊社なりの定義をお伝えしていきたいと思います。 ✔️最小限のもので最大限の豊かさを 家を持つにあたり、 弊社では出来るだけ最小限にしていただくことをオススメしています。 最小限にすればその分家のコストが安くなり その浮いた資金を他の色々なことに使うことが出来るからです。 NISAに入れて老後への安心を手に入れるも良し。 思い出づくりのために定期的に家族旅行に出掛けるも良し。 自分の趣味や子供たちのやりたいことを 思いっきりやらせてあげるのに使うも良し。 という感じですね。 そして、そのために弊社では 「無駄」であるかも?と少しでも考えられるものは 出来る限り省くことをご提案させていただいています。 例えば「廊下」。 冒頭にお伝えしたように 違う視点で捉えると広い廊下は無駄ではないものですが、 弊社なりの視点で捉えると 「廊下はあくまでただ通るだけのもの」であれば、 あえて広げる必要もないという風に定義しています。 例えば「客間」。 ご両親や来客をしっかりおもてなしするという観点で見れば、 この部屋は250万円出してでも必要なものであるということになりますが、 逆に言うと、たまにしか使わない部屋に250万円ものコストをかけるのは 建築費が高くなった今勿体無いとも捉えることが出来ます。 仮に親御さんが遊びに来て泊まっていくとしても、 まだ寝室として使っていない子供部屋で寝ていただくことが出来るし、 広々としたリビングに布団を敷いて寝てもらってもいいわけですしね。 そんなわけで弊社では、 いつも使わない部屋に多くの資金を費やすことはやめましょう というスタンスを取らせていただいております。 この他、寝室や子供部屋の広さに関しても無駄に広げる必要はないし、 土地にしても建てる家に対してちょうど良い広さを買えば その分、無駄な出費が削れるので、 建てる家に合わせた面積で探しましょうという風にお伝えしております。 土地に無駄な余りが出来なければ、その分外構工事費用も削減出来ますしね。 もちろん、これらもあくまで弊社の価値観であって、 土地も広くすればするほど豪邸感は出るし、 余白が多いほど外構工事も見栄えがしやすくなるので、 お金をかけてでもそうしたいとお考えの方は、 そうしていただいた方が絶対に良いと思います。 というわけで、「豊かさ」の定義は難しく 単純にこうだとは決められないのですが、 弊社のスタンスとしては 無駄をふんだんにつくることで豊かさを生み出すという方向性ではなく、 その真逆の無駄を極力なくすことで豊かさを生み出すという方向性である ということを今回はお伝えさせていただきました。 それでは、、、 -
子供部屋の価値観
弊社では子供部屋を 基本1階につくることをオススメしているのですが、 実を言うとその提案は 子供部屋が2階にある自分自身の経験に基づいたものです。 子供部屋を2階につくったことで 1階が片付きにくくなったこと、 (いちいち自分の部屋まで すぐに使うものを持ち運びするのが面倒臭いからです) そしていざ片付けをする時も上下の行き来が面倒臭く 思ったように捗らないこと、 なにより子供たちから 「なんでうちの家はお客さんの家みたいに1階に部屋つくらんかったん? いちいち上に行くんめんどうくさいんやけど・・」と しょっちゅう言われたからです。 おはようございます。 相馬です。 そんなわけで、 まるで平屋かの如く2階建てのお家を建てる時でも 基本、子供部屋を1階に提案させていただいているのですが、 「子供部屋は2階にあるのが普通」という価値観が巷にあることから、 パッと聞いただけだと ご不安に感じる方も決して少なくないのではないでしょうか。 ✔️まずは利点について考えてみる 子供部屋を1階につくった場合、 子供たちの荷物を自分の部屋に片付けやすくなります。 そのし易さたるや2階とは比べ物になりません。 結果、リビングやダイニングにものが散乱しにくくなり その分だけストレスが緩和されると思います。 (散らかっている状態だとそれだけでストレスになりますもんね) また、親の近くに部屋があることで自分の部屋を使ってくれやすくなり、 これもまたリビングの散らかりを防ぐ大きな要因になりますしね。 (2階だとそれぞれの姿が見えないし気配すら感じにくくなるので どうしても使ってもらいにくくなってしまいますからね) さらに子供部屋を基本1階につくれば、 2階建ての家になる場合でも 子供部屋を2階につくる場合より面積を抑えることが出来るため その分コスト圧縮にもつながります。 2階につくるのが寝室(とクローゼット)だけになれば、 2階のトイレもなくすことも出来るし 2階に出来る廊下も最小限になるからです。 そんなわけで弊社では、 子供部屋を基本1階に盛り込んだ 間取りを提案させていただくことが多いのですが、 この場合、1つだけ不安に感じることが 子供たちのプライバシーではないでしょうか。 ✔️この欠点をどうカバーするか? 1階に子供部屋をつくると、 子供たちのプライバシーを確保してあげられないのではないか? という心配が生まれると思いますが、 この点がどうしても心配な方は リビングと子供部屋が直結しないように間取りをつくれば解決します。 ただし、このように設計すれば廊下が増えることにはなるので、 その分、コストが上がるということは 織り込んでいただかなくてはならないんですけどね。 個人的にはそこまで子供たちのプライバシーに 配慮しなくてもいいと思っているので、 ドアで仕切りがあるならそれだけでいいと思うんですけどね。 実際、うちの子供たちも テスト勉強でもない限りずっと部屋に篭ることがなく、 基本、リビングでスマホ片手に YouTube、インスタ、TikTok、などを楽しみながら 好きなように過ごしていましたしね。 というわけなのでこれから家を建てる方は、 子供部屋に関して少し柔軟に考えていただければと思います。 もっとも現在は平屋の人気が出てきたので 子供部屋が1階にあることに 違和感がない方が増えてきているかもしれませんけどね! それでは、、、 -
これからの土地選び
新しく造成し販売される分譲地は、 美しく整えられていること(=見た目が良い) 同世代の人たちが集まりそうなこと(=気兼ねなく暮らせそう) 道路幅が広いこと(=車がとめやすく運転しやすそう) などを理由に多少割高でも 近隣で販売されている分譲地じゃない土地に比べて 足速に売れていく傾向があるのですが、 昨今のインフレの影響を受けて コンクリート価格が上がり続けていることから、 新しく造成し販売される分譲地は 今後さらに価格が割高になると考えておいた方がいいと思います。 ゆえに、これから家づくりをされる方は 極論を申し上げるとそんな条件下でも(予算が膨らむことを覚悟の上) 新規分譲地を狙っていくのか? それとも、そうじゃない土地に絞って探していくのか? (少しでも予算を抑えるのか) という極端な選択を強いられることになると思いますが、 あなたはどうお考えでしょうか? おはようございます。 相馬です。 というわけで今回は、 少しでも予算を抑えながら土地を選びたいとお考えの方に、 土地選びの際に着目していただきたいことについて お伝えしていきたいと思います。 ✔️災害時のリスク 土地選びをするにあたって まず着目していただきたいことが 災害時のリスクについて、です。 例えば「浸水リスク」。 弊社では、土地の広さ的に平屋が建てられるのであれば、 確実に平屋を提案させていただくからです。 平屋は2階建てのように2階部分に退避出来ませんからね。 例えば「倒壊リスク」。 分譲地ではない土地を選ぶとしたら 近隣に建っている家が新しい場合もあれば古い場合もあるのですが、 後者の場合、地震によって建物が倒壊するリスクが大なり小なりあるからです。 また、近隣に古い家が建っている場合、 「倒壊リスク」と共に考えておいた方がいいリスクが「火災リスク」です。 古い家の場合、暖房機器に石油ストーブを使っていることが多々あるし、 コンロも「IH」ではなく「ガス」であることが多いでしょうしね。 実際、阪神淡路大震災の時は真冬だったこともあって ストーブが倒れたことをキッカケに火災被害が拡大したようですしね。 さらに古い家がある場合は 「シロアリ」がそこから飛んでくるかもしれないというリスクもあります。 (ついでにゴキブリも、です) ゆえに、まずはこういったリスクがあることもご理解いただいた上で 土地選びをしていただければと思います。 浸水リスクがある場所や古い家が近隣に建っている土地などは そんなに悪くなさそうなのに(むしろ良さそうに見えるのに) 相場よりも割安で売られていることが多いのですが、 その裏にはそれなりの理由があるということですね。 ✔️問題ない土地を割安で手に入れる方法 基本、土地に「掘り出し物はない」と言われるくらい 土地の価格設定は良く出来ていて、 誰が見ても良さそうだなと思う土地はそれなりに高く価格が設定され、 誰が見てもイマイチだなと思う土地は、 それなりに安く価格が設定されています。 ゆえ、そんな中希望するエリアで 割安の土地を手に入れていただくためには、 唯一「日当たりにこだわらない」ことしかないのではないでしょうか。 同じ場所でも 南向きかそうじゃないかによって大なり小なり価格設定は違うし、 日当たりが悪そうな土地であればあるほど 間違いなく価格は割安に設定されていますからね。 (そうしないと売れないしそもそも問い合わせもないからです) たとえ土地そのものの日当たりが悪かったとしても、 それを回避しつつ 家の中に光が届けられるようにさえ間取りをつくることが出来れば 家の中は充分明るくなるし、 むしろこういった悪条件の中出来上がる家の方が デザイン・防犯・プライバシー面において 圧倒的に優れたお家になりやすいですしね。 これが「掘り出し物」が なかなか見つからないと言われている土地の中で、 唯一割安な土地を手に入れることが出来る方法ではないでしょうか。 それでは、、、 -
白を基調色にする理由
「色」はその時代のトレンドを明確に表すものであり、 リクシル、パナ、TOTOといった水回りメーカーのショールームに行くと 現在のトレンドカラーを一瞬で掴むことが出来ます。 (インスタを見ていても分かりますが) 現在は「グレー」や「ベージュ」その2色が混ざった「グレージュ」 といった全体的に彩度が低くくすみがかった色がトレンド真只中であり、 水回り商品だけにとどまらず 壁材、床材、ドアなどにも幅広く取り入れられてきていますが、 こういった優しい色合いで仕上げられた空間ってやたらと落ち着くし、 なんとも言えないお洒落感に満ち溢れていますよね。 おはようございます。 相馬です。 そんなわけでトレンドに乗って グレーやベージュをふんだんに取り入れようかと悩むこともあるのですが、 今回はこんなトレンドであるにもかかわらず あえて時代の波に乗らず「白」を基調にし続けている理由について お伝えしていきたいと思います。 ✔️光の反射・拡散効果 弊社が住まいづくりをする中でこだわっていることの一つが 「日中は自然光だけで過ごせる住まい」にすることです。 晴れていて光が入ってくる日はもちろん、 たとえどんよりと曇っていても、 また雨が降っていたとしても、です。 そして、これを実現するためには 1.光を遮断しないこと 2.入ってきた光を反射・拡散すること この2つが肝になってくるのですが、 この2つ目の要素に最大限寄与してくれる色が「白」です。 くすみ系の色は 光の反射・拡散という点においては白に比べると弱く 明るさのトーンが落ちやすくなり、 晴れていても照明なしでは過ごせない家になりやすいですからね。 そんなわけで室内に関しては 基本、家全体に「白」を使うようにしています。 外部に関しても、 白を使うと「汚れが目立つ」というネガティブな要素は拭えないものの、 反射効果が高い分壁の中に熱がこもりにくく 室内への熱伝導を低くしてくれる、 そして中庭に入ってきた光をより多く室内に届けてくれる というメリットはあるので、 汚れを目立ちにくくするために 窓や換気扇などの部材を出来るだけ見えない(目立たない) 場所に隠すという工夫も心がけて設計しています。 ✔️コーディネイトしやすい そして白を基調としているもう1つの理由が コーディネイトがしやすいことです。 ベースカラーを白で統一しておけば、 木材のナチュラルな色調や観葉植物のグリーンとも相性が良い上、 家具や小物なども選びやすくなります。 また、黄色、赤、青といった 彩度の高い原色系のアイテムなどを差し色に加えても 違和感が出にくいというのも白が持つ魅力の1つです。 そんなわけでベースカラーには 白をオススメしているというわけですね。 かつ、家そのものにあまり多くの色を使わないことを オススメしています。 家そのものに色を使い過ぎてしまうと その後、搬入される家具や小物などで色が散乱することになり、 統一感がなく落ち着かない家になってしまう可能性が高くなるからです。 ゆえに、クロスの張り分けはあまりオススメしていないし、 出来るだけカーテンを使わなくて良い家にしているんですよね。 いかがでしたか? これが、弊社が白を基調色にしている理由です。 白は遊び心がなく なんだか味気なく感じてしまう色かもしれませんが、 逆に言うと主張がなく他の色を惹き立ててくれる 素晴らしい色でもあるので、 その点も考慮しながらコーデしていただければと思います。 そして、コーディネイトの際には 家具や小物、そして生活用品などが入った状態がどうなるかまで 想像していただくことを忘れないようにしてくださいね。 それでは、、、 -
コストがかからないアイデアの重要性
今や住宅ローン控除の適用条件が ZEHもしくは長期優良住宅の断熱性能を有することが基本となりましたが、 この水準で家を建てれば驚くほど快適な環境のもと 暮らすことが出来るようになります。 厳しい暑さの夏にせよ、厳しい寒さの冬にせよ 外気の影響をあまり受けにくくなる上、 冷暖房機器もよく効くようになるし、 室内の空気も外に漏れにくくなるからです。 また、躯体性能と共に冷暖房機器そのものの性能も上がったこともあり、 エアコンから放たれる音も静かになり その点においても快適さが増しているのではないでしょうか。 (躯体そのものの断熱性能が低いとエアコンが全力で働かざるを得ないため 必然的に音がうるさくなりますからね) つまり、これから家を建てる方は このような暮らしを当たり前のように手に入れていただけるわけですが、 これに加えてお金のかからないある工夫をすれば さらにこの快適な居住空間を手にしていただくことが出来るようになります。 おはようございます。 相馬です。 その工夫とは「平屋」にすることです。 平屋にするとより快適になる理由は、 上下階に温度差が生じないからです。 暖かい空気は軽いことから2階に逃げるし、 逆に冷たい空気は重いことから1階に逃げるため、 2階建ての場合その上下階の温度差を無くすためには 強制的に空気を循環させるしかなく そのためには高価な空調システムが必要になりますからね。 ✔️電気製品の弱点 高価な空調システムが 驚くほど快適な暮らしをアシストしてくれることは 疑いようのない事実だと思いますが、 1台の冷暖房機器を動かしその空気を家全体に送る空調システムにも 電化製品ならでは、の故障時どうなるのか?という弱点があります。 仮に真夏に機械が故障し修理をお願いするも 「最短でも1週間はかかります」 なんて言われた時には一体どうなるでしょうか。 あるいは床下に設置した空調システムが 大雨による床下浸水によって クソ暑い真夏に壊れようものなら そしてその修理に「最短でも2週間はかかります」 と言われた時に、一体どうなるでしょうか。 たとえ高性能住宅とはいえ、 そんな環境のもとでは暮らすことは出来ないと思います。 そんなわけで個人的には 冷暖房機器はそれぞれの部屋を個別で稼働させる エアコンで十分だと考えています。 高性能であることが基準であれば、 平屋にしておけばリビングのエアコンを日中 太陽光発電によって発電される電気によって稼働しておくだけで、 家全体に空気が行き届きどこで居ても快適に過ごしていただけるし、 もしそのエアコンが故障した場合でも、 それぞれの部屋に設置したエアコンを動かすようにすれば 故障期間中も不快に感じることなく過ごしていただけますしね。 もちろん、故障時の修理代に関しても それなりに差が生じるでしょうしね。 というわけで、 これも平屋にすることの大きなメリットだと思うので、 ぜひ参考にしていただけたらと思います。 あっ、そうそう。 平屋にすることを「お金のかからない工夫」だと 冒頭でお伝えさせていただきましたが、 この理由は、平屋にすれば階段をはじめとした 2階建てでは必要なものの多くがいらなくなり 結果、面積が小さくなることで 同じくらいかあるいは安く建てられるから、です。 それでは、、、
