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相馬建築のブログはこちらからご覧いただけます。完成見学会の開催情報のほか、優れた土地の取得方法や家づくり・インテリアづくりの極意といった情報を随時更新予定です。便利でお得な情報をキャッチして、理想の家づくりを叶えるためにお役立てください。

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  • 保険の役割と現実

    保険の役割と現実

    生命保険の仲間に 「学資保険」と「医療保険」がありますが、 この2つも生命保険同様に 思い切って見直してもいい保険だと思います。 学資保険に関しては、 20年近くもお金を運用するにもかかわらず 金利が低過ぎて全くお金が増えないから。 そして医療保険に関しては、 そもそも日本人は問答無用で 「国民健康保険」に加入しており、 そもそもこれがとっても良い保険だからです。 おはようございます。 相馬です。 では、それぞれもう少し詳しく ご説明していきたいと思います。   学資保険<長期積立投資 結論から申し上げると、 現在の学資保険は 以前の学資保険のようにお金が増えず、 増えるとしても銀行の預金程度なので そもそも入る必要がありません。 ゆえ、子供たちの大学への進学費を 学資保険で賄うという考えは 早々に捨てていただけたらと思います。 では、大学の進学費用はどうすればいいのか? 子供が生まれたばかりや まだ子供が小さいのであれば、 大学卒業までの期間で考えると 20年前後の期間があるので、 学資保険にかけようと思っていた分を そっくりそのまま長期積立投資に 回していただくのがいいかと思います。 とはいえ、20年後思っていたように 増えていないという状況も考えられますし、 積み立てを開始した時期が遅い場合 運用期間が短いと思っていたように増えていない という状況も考えられるので、 こんな場合は増えていない資産を切り崩さずに 「奨学金」という手段を使っていただくのがいいと思います。 もちろん、奨学金はローンであり、 子供に借金を背負わせることになるため 利用してはいけないという意見もあります。 しかし、奨学金は金利も低いし、 返済が始まるのも大学を卒業してからであるため、 子供たちに払わせるのではなく 自分たちで払っていってもいいわけですしね。 子供たちが働きだせば、 子供たちにお金がかからなくなるので 親も家計に若干のゆとりが生まれますしね。 そんなわけで、 この学資保険に回そうと思っていた資金は そっくりそのまま「長期積立投資」に 回していただけたらと思います。   不足分だけでいい医療保険 医療保険に関しても、 我が国日本では全員が 「国民健康保険」という最強の保険に 問答無用で加入しているため、 必要最小限しか入る必要がありません。 国民健康保険があることによって そもそも私たちは30%しか医療費を負担しなくていいし、 それに加えて高額療養費制度を利用出来るため、 大病を患ったとしても 病院に支払う費用は十数万円程度で済みますからね。 ゆえ、仮に医療保険に入るとしたら 高額療養費制度では賄えないことにだけ 備えておくのでいいのではないか というのが個人的な考え方です。 そして、見直すことによって 若干でも浮いた医療保険の掛け金も 学資保険同様「長期積立投資」に 回していただけたらと思います。 保険だと病気や怪我の時にしかお金がおりてこないのに対し、 いつでも出し入れ出来る場所にお金を貯めていっておけば、 病気や怪我以外の用途にもお金を使うことが出来ますしね。 というわけなので、 家を建てるタイミングで生命保険は全て見直していただき、 全て「長期積立投資」による 貯蓄に回していただけたらと思います。 車にこだわりがない自分としては、 大きな固定費となる「車」に関しても、 燃費や税金のことを考慮すると同時に 出来るだけ車体費用を抑えて 少しでも長期積立投資に回す資金を つくっていただくことをオススメしているんですけどね。 運用資金が多ければ多いほど、 これから先の不安がより払拭出来るのは 間違いありませんからね。 それでは、、、

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  • 家を建てると必要じゃなくなるもの

    家を建てると必要じゃなくなるもの

    家づくりに取り掛かると決めたら 現在入っている生命保険を 見直すことをオススメしています。 というのも、 家を建てるにあたりほとんどの方が 住宅ローンを利用すると思いますが、 実は住宅ローン金利の中には、 もしものことが起こった時のために 生命保険料が含まれているからです。 つまり、住宅ローンの名義人に もしものことが起こった場合、 生命保険会社から銀行に 全額繰り上げ返済が実行されることで ローンの残債がゼロになり 経済的な負担が大きく減る というわけですね。 もちろん、もしものことが起こった場合、 収入が激減してしまうのも事実なので、 「そうは言っても・・・」と 思ってしまうかもしれません。 しかし少々辛辣なことを申し上げると、 保険料や車の維持費、 食費や生活費などの負担も大幅に減るし、 それに加えて遺族年金も支給されるため、 もしものことが起こっても、 これまで通り奥さんが仕事を続けることさえ出来れば、 実は生活は苦しくならないどころか むしろ楽になるかもしれないのが良くも悪くも現実です。 ゆえ、家を建てると決めたら すぐさま生命保険の見直しに 取り掛かって欲しいと思っている次第です。 おはようございます。 相馬です。 また、銀行にお金を預けていても 全くお金が増えないことから 「貯蓄性」という機能を重視して 生命保険に入っている方も 多くいらっしゃると思いますが、 これも正味の話、 全て見直してもいいのではないでしょうか。 理由は、今後数十年にも渡って お金を預けていくにもかかわらず わずか20%程度しかお金が増えないからです。 つまり、保険会社にお金を預けるよりも 自分自身で長期積立投資をしていった方が、 過去の歴史を見る限りお金がより増える可能性が高く そっちを優先したほうが良いからというわけですね。 しかも、保険で増えた分には課税がされるのに対し、 「NISA」を利用しつつ長期積立投資をしていった分には 一切課税されませんしね。 要は手取りベースで考えるとさらに差が開くというわけですね。 そんなわけで、 もしもの時のことや将来に備えて入っている生命保険は 家を建てるタイミングで全て見直し、 その浮いた資金を「長期積立投資」に回していただきたい と思っている次第です。   生命保険は全て解約しても問題ないのか? とはいえ、 いきなり全ての生命保険を全て解約するとなると、 保険会社の方から猛反対を受けるでしょうし、 全力で繋ぎ止めようとされるでしょう。 また、自分自身も不安を感じると思います。 しかし、冷静に考えてみると、 「保険」が持つ最大のメリットである 「死亡保証」が必要である期間というのは、 子供たちが親から巣立っていくまでの期間だけではないでしょうか。 子供たちが自分で働きお金を稼ぎ出した途端、 保証は必要なくなるのではないでしょうか。 あなたのパートナーだって自分が生活していく分ぐらいなら 問題なく稼ぐことが出来るでしょうしね。 そんなわけで、 全てを解約するのが不安だという方には、 子供たちが巣立っていくまでの期間だけ、 最も保険料が安い掛け捨ての 「定期保険」に入っておくことを オススメさせていただいています。 考えようによれば、 その期間何も起こらなければ、 掛け金をドブに捨てるようなものとも捉えられますが、 毎月1,500円を20年入ったとしても 合計支払額は36万円なので、 その金額でもしもの時に充分に備えられると考えれば、 悪くないのではないでしょうか。 というわけなので、 家を建てる時には以上のような要素を踏まえつつ 現在入っている生命保険に 積極的にメスを入れていただけたらと思います。 それでは、、、

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  • 資金計画の前にすべきこと

    資金計画の前にすべきこと

    ここ2、3年で建築費が 500万円〜600万円ほど上がってしまたため、 これから家を建てる方は単純に その分予算が上がってしまうわけですが、 とはいえ、インフレは食料品や日用品といったものも 当然値上がりしているため 単純に上がった分だけ返済負担を上げるという 選択を取るのはかなり勇気がいることだと思います。 インフレによって 今後所得が上がっていく可能性があるとしても、 実際に所得に反映されるまでは けっこうなタイムラグがあるでしょうし、 今後は社会保険や税金なども 容赦無く上がり続けていくのは ほぼ間違いなさそうですしね。 そんなわけでここからは 資金計画を立てる前にやってもらいたいことついて お伝えしていきたいと思います。 これらを知り実行していただくかどうかで きっと今後、金銭的にも気持ち的にも 大きな差が生まれることは間違いないので、 まずは知識を頭に入れてください。 おはようございます。 相馬です。 家を持ちながらも金銭的にも気持ち的にも 充分なゆとりを持っていただくためには、 まずは家計を見直すことによって 「貯蓄資金」を少しでも多くつくらなければいけません。 そして、その「貯蓄資金」の大部分を分散しつつ 長期に渡り積み立ていかなければいけません。 長期積立投資に回す理由は、 長期間になればなるほどお金が雪だるま式に増える 「複利」の力が最大化していくから。 そして、短期的、中期的には アップダウンを繰り返す株式市場も、 過去のデータを見る限り 長期的に見れば右肩上がりで進んでいくので、 目先の動きを気にせず 積み立て方式で買い続けていけば、 自然とお金が増えていくような 仕組みになっているから。 そして、なによりその増える割合が、 過去のデータが実証しているように 0.02%(普通預金金利)や 0.3%(10年定期預金金利)という 銀行の預金金利はもちろん、 1%前後の住宅ローン金利よりも圧倒的に高いからですね。 過去のデータをもとに 平均的に見積もると年率6%〜7%、 弱気にその半分として見積もっても、 年率3%ぐらいの割合では 毎年平均でお金が増えていくのでは と個人的には考えています。 仮に、今後40年間 毎月5万円ずっと貯蓄していくとして、 これが銀行であれば元本の2400万円に 毛が生えた程度にしかなりませんが、 年利3%ずつ増えていくとしたら 元本の2400万円が4000万円に、 年利6%ずつ増えていくとしたら 6000万円にもなる可能性があるのが 長期積立投資の真骨頂ですからね。 これだけの資金余力が確保出来るとしたら、 たとえ私たちが老後を迎える時、 年金が減ってしまうかもしれないとしても 不安を感じることもないのではないでしょうか。 また、長期積立投資を継続することによって 金銭的にも気持ち的にもゆとりが手に入るとしたら、 これからの働き方にも大きな違いが 生まれてくるのではないかと思っています。 そんなわけで、 お金が増える可能性があるこの「長期積立投資」を 今後絶え間なく継続していただくために まずはその資金を出来るだけ多く つくってもらう必要があるというわけですね。 現在は、国が推奨する「NISA」という制度があり、 増えた分に通常かかる約20%の税金も免除されるため、 その分さらにお金が増えるわけですしね。 では、この「貯蓄資金」を 少しでも多くつくるためには 一体何をどうすればいいのか? もちろん、夫婦で協力して働き 所得を上げることが大前提ではありますが、 まずは、いらない保険は全て解約すること。 そして、住宅ローンの返済を最大限長くすること。 最後に、家づくりのコストを少しでも 抑えられるような家の建て方を知ること。 大きく分けるとこの3つなので、 次からはこれら1つ1つについて 詳しくお伝えしていきたいと思います。 それでは、、、

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  • これからの家づくり新常識

    これからの家づくり新常識

    2020年に発生したコロナウイルスによる 経済的な大混乱を防ぐべく、 世界中の中央銀行が市場にたくさんのお金を放出したこと、 そして流通にも多大なる支障が出たことで 2021年以降驚異的なインフレが起こり、 原材料の多くを輸入に頼る建築業界もその影響を大きく受け、 コロナ前と比較すると25%ほど建築費が高騰しました。 金額に換算すると 500〜600万円ほどの値上がりであり、 これを35年ローンに換算すると 毎月1.5万円〜2万円ほどの負担増です。 そして一旦上がった原材料価格や人件費は そう簡単には安くならないと思うので、 これから家を建てる方は、 建築費はこのまま高止まりした状態が 続くことを前提として 家づくりの計画を立てざるを得ない というのが現実だと思います。 そんなわけで、こんな状況下でも これから先ずっとお金の不安なく暮らし続けるためには どのように家づくりをすべきなのかについて 順を追ってお伝えしていきたいと思います。 おはようございます。 相馬です。   個人的には、 1.マイホームがあることで 暮らしが格段に豊かになること。 2.マイホームがあることで もしものことが起こったとしても 家族を守ってあげられること。 3.マイホームがあることで 今後さらに高騰する電気料金の 心配をしなくてよくなること。 この3つの理由から マイホームを持った方がいいと思っているのですが、 その持ち方次第でこれからの人生が大きく変わる と言っても過言ではないので、 より良い方向に進んでいただくために 知識を身につけていただきたいと考えています。   まずは資金計画をかっちりとやること! 本格的に家づくりを進めるにあたり、 真っ先にやることが「資金計画」です。 資金計画とはどのように資金調達を行い、 その調達した資金を土地、家、外構、その他諸々の経費に それぞれいくらずつ振り分けていくのか を決めていく作業です。 例えば、あなたが家づくりのために 貯めたお金が200万円あり、 家を建てるにあたり親御さんが 300万円贈与してくれるとしたら あなたが準備出来る自己資金は 500万円ということになり、 あなたが払っていけそうな額から 逆算した借入額が3500万円だとしたら、 あなたの総予算は4000万円 ということになりますよね。 そして、まずはここから 家を建てるにあたり必要になるであろう 諸々の経費を差し引いていきます。 銀行に支払う費用、火災保険や地震保険料、 土地や建物に必要となる登記代、地盤改良費用、 新居に必要となる家電製品や家具代、 地鎮祭や引越し、ネット回線工事といった費用ですね。 仮にこれらに合計350万円必要だとしたら 先程の4000万円から350万円を差し引いた 3650万円が土地、家、庭にかけられる予算ということですね。 ゆえ、この3650万円を 住む地域やどんな家を建てたいのか といったことをお聞きしながら 土地、家、庭にそれぞれいくらずつ 振り分けるべきなのかを決めていくのが 資金計画の大まかな流れになります。 分かりやすく1つ例に出してみると、 住む地域の土地の平均価格が坪あたり15万円だとして、 平屋を建てたいのでそれに必要な土地が60坪だとしたら 土地代に900万円ぐらいの予算を割き、 土地取得のための経費に土地価格の約10%の90万円を割き、 その広さで必要な庭の予算が坪2万円だとしたら 庭に必要な予算は120万円ということになるので、 3650万円から土地代900万円と土地取得経費90万円と 庭の予算120万円を差し引いた2540万円が 家にかけられる予算ということになる感じでしょうか。 これから家を建てる方は 家づくりを経験したことがないので、 いきなり資金計画と言われても いまいちピンとこないかもしれませんが、 具体的な数字を出したことで ざっくりとイメージしていただけたでしょうか? これが資金計画というやつであり、 この計画をどのような手順で立てるのかで 今後の暮らしが大きく変わる可能性があるため、 個人的には資金計画は家づくりの最重要項目だと考えています。 ゆえ、まずはしっかりと資金計画の手順を 頭に入れておいていただければと思います。 この手順を間違えてしまうと 大幅に予算オーバーする可能性が高まり、 後から大変なことになってしまいますからね。 では、資金計画の話はここまでにして 次は資金計画をする前にやっておくべきことについて お伝えしていきたいと思います。 それでは、、、

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  • 建築費の高騰対策

    建築費の高騰対策

    現在は2、3年前に比べて 500万円ほど建築費が上がっているのですが、 そうなれば上がった分だけ自己資金を入れない限り、 単純に毎月の返済にその負担がのしかかってきます。 固定金利にて35年返済で考えると、 100万円ごとに3000円弱返済負担が増えるので、 この上昇分を全てローンで賄うとしたら 15,000円弱も負担が上がってしまうということですね。 そんなわけで、 物価は上がれど賃金が追いついていない現在、 この負担増を少しでも和らげるために、 固定金利に比べて金利が安い 変動金利を選ぼうとしている方が けっこういらっしゃるのではないかと思います。 変動金利は固定金利に比べて 銀行に支払う手数料も少なく、 その分、家に予算を回せるというメリットもありますしね。 おはようございます。 相馬です。 もちろん変動金利を選んだとて、 変動金利の最大のリスクである 「金利の上昇」に直面し、 急激に返済負担が上がるということは 今の段階では考えにくいので、 少しでも金利を低くし返済負担を下げるのも 一つの手ではあるのですが、 とはいえ変動に比べて高いと言われている固定金利も 現時点ではべらぼうに高いわけではないので、 収入に不安がある方なんかは、 手堅く固定金利を選んでおいてもいいのではないかと 個人的には思っていたりするんですけどね。 では、仮にあなたがどちらかというと 固定金利を選びたいなーとお考えだとしたら、 一体どのように資金計画を立てればいいのでしょうか? 返済期間を長くする 住宅ローン金利は「複利」で計算されるため、 期間が長くなればなるほど、 支払い利息が雪だるま式に膨らんでいきます。 ゆえ、セオリー通りに考えると 期間を長くするなんてことは もっての外の行為であり、 むしろ頭金をたくさんいれ、 積極的に繰上げ返済を行うことで、 なるだけ期間を短くすべきです。 しかし、そうは言っても 増えるどころか減っていっている 給料の現状を考えると、 毎月の負担が上がってしまうのは、 それこそ「貯金」をする余裕すら 奪ってしまうことになります。 そして「貯金」出来る余力がなくなれば、 「長期積立投資」を行うことすら 出来なくなってしまいます。 「複利」の効果を活かす 仮に返済期間を5年延ばすと 借入金額にもよりますが 返済負担がざっと1万円ほど軽減されます。 また、住宅ローン金利の中には 掛け捨ての生命保険料が含まれており、 返済期間が長くなるということは この保証期間も長くなるということだし、 もしものことが起こった時も、 家族に「住む場所」というかけがえのない資産を 残してあげることが出来るので、 家を建てた段階で現在加入している生命保険を 全て見直してもいいと思います。 そして、この浮いたお金を 先程の返済期間を長くしたことによって 浮いたお金と共に「長期積立投資」に回してください。 いや、回し続けてください。 なぜ、そうして欲しいかについては、 「複利」の効果を活かして欲しいからです。 出来るだけ期間を長くすることによって お金を雪だるま式に増やすという効果を。 また、長期積立投資があなたにもたらす利回りは、 間違いなく住宅ローン金利よりもはるかに高いからです。 つまり、高々1%前後の 住宅ローン利息を必死に圧縮するよりも その数倍以上の利回りが期待出来る 長期積立投資にお金を回した方が、 圧倒的に手元に残るお金が増える可能性が高い ということですね。 以上、これから家を建てる方で 出来れば固定金利を選びたいなとお考えの方は ぜひ参考にしていただければと思います。 それでは、、、

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  • 保険の役割と現実

    保険の役割と現実

    生命保険の仲間に 「学資保険」と「医療保険」がありますが、 この2つも生命保険同様に 思い切って見直してもいい保険だと思います。 学資保険に関しては、 20年近くもお金を運用するにもかかわらず 金利が低過ぎて全くお金が増えないから。 そして医療保険に関しては、 そもそも日本人は問答無用で 「国民健康保険」に加入しており、 そもそもこれがとっても良い保険だからです。 おはようございます。 相馬です。 では、それぞれもう少し詳しく ご説明していきたいと思います。   学資保険<長期積立投資 結論から申し上げると、 現在の学資保険は 以前の学資保険のようにお金が増えず、 増えるとしても銀行の預金程度なので そもそも入る必要がありません。 ゆえ、子供たちの大学への進学費を 学資保険で賄うという考えは 早々に捨てていただけたらと思います。 では、大学の進学費用はどうすればいいのか? 子供が生まれたばかりや まだ子供が小さいのであれば、 大学卒業までの期間で考えると 20年前後の期間があるので、 学資保険にかけようと思っていた分を そっくりそのまま長期積立投資に 回していただくのがいいかと思います。 とはいえ、20年後思っていたように 増えていないという状況も考えられますし、 積み立てを開始した時期が遅い場合 運用期間が短いと思っていたように増えていない という状況も考えられるので、 こんな場合は増えていない資産を切り崩さずに 「奨学金」という手段を使っていただくのがいいと思います。 もちろん、奨学金はローンであり、 子供に借金を背負わせることになるため 利用してはいけないという意見もあります。 しかし、奨学金は金利も低いし、 返済が始まるのも大学を卒業してからであるため、 子供たちに払わせるのではなく 自分たちで払っていってもいいわけですしね。 子供たちが働きだせば、 子供たちにお金がかからなくなるので 親も家計に若干のゆとりが生まれますしね。 そんなわけで、 この学資保険に回そうと思っていた資金は そっくりそのまま「長期積立投資」に 回していただけたらと思います。   不足分だけでいい医療保険 医療保険に関しても、 我が国日本では全員が 「国民健康保険」という最強の保険に 問答無用で加入しているため、 必要最小限しか入る必要がありません。 国民健康保険があることによって そもそも私たちは30%しか医療費を負担しなくていいし、 それに加えて高額療養費制度を利用出来るため、 大病を患ったとしても 病院に支払う費用は十数万円程度で済みますからね。 ゆえ、仮に医療保険に入るとしたら 高額療養費制度では賄えないことにだけ 備えておくのでいいのではないか というのが個人的な考え方です。 そして、見直すことによって 若干でも浮いた医療保険の掛け金も 学資保険同様「長期積立投資」に 回していただけたらと思います。 保険だと病気や怪我の時にしかお金がおりてこないのに対し、 いつでも出し入れ出来る場所にお金を貯めていっておけば、 病気や怪我以外の用途にもお金を使うことが出来ますしね。 というわけなので、 家を建てるタイミングで生命保険は全て見直していただき、 全て「長期積立投資」による 貯蓄に回していただけたらと思います。 車にこだわりがない自分としては、 大きな固定費となる「車」に関しても、 燃費や税金のことを考慮すると同時に 出来るだけ車体費用を抑えて 少しでも長期積立投資に回す資金を つくっていただくことをオススメしているんですけどね。 運用資金が多ければ多いほど、 これから先の不安がより払拭出来るのは 間違いありませんからね。 それでは、、、

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  • 家を建てると必要じゃなくなるもの

    家を建てると必要じゃなくなるもの

    家づくりに取り掛かると決めたら 現在入っている生命保険を 見直すことをオススメしています。 というのも、 家を建てるにあたりほとんどの方が 住宅ローンを利用すると思いますが、 実は住宅ローン金利の中には、 もしものことが起こった時のために 生命保険料が含まれているからです。 つまり、住宅ローンの名義人に もしものことが起こった場合、 生命保険会社から銀行に 全額繰り上げ返済が実行されることで ローンの残債がゼロになり 経済的な負担が大きく減る というわけですね。 もちろん、もしものことが起こった場合、 収入が激減してしまうのも事実なので、 「そうは言っても・・・」と 思ってしまうかもしれません。 しかし少々辛辣なことを申し上げると、 保険料や車の維持費、 食費や生活費などの負担も大幅に減るし、 それに加えて遺族年金も支給されるため、 もしものことが起こっても、 これまで通り奥さんが仕事を続けることさえ出来れば、 実は生活は苦しくならないどころか むしろ楽になるかもしれないのが良くも悪くも現実です。 ゆえ、家を建てると決めたら すぐさま生命保険の見直しに 取り掛かって欲しいと思っている次第です。 おはようございます。 相馬です。 また、銀行にお金を預けていても 全くお金が増えないことから 「貯蓄性」という機能を重視して 生命保険に入っている方も 多くいらっしゃると思いますが、 これも正味の話、 全て見直してもいいのではないでしょうか。 理由は、今後数十年にも渡って お金を預けていくにもかかわらず わずか20%程度しかお金が増えないからです。 つまり、保険会社にお金を預けるよりも 自分自身で長期積立投資をしていった方が、 過去の歴史を見る限りお金がより増える可能性が高く そっちを優先したほうが良いからというわけですね。 しかも、保険で増えた分には課税がされるのに対し、 「NISA」を利用しつつ長期積立投資をしていった分には 一切課税されませんしね。 要は手取りベースで考えるとさらに差が開くというわけですね。 そんなわけで、 もしもの時のことや将来に備えて入っている生命保険は 家を建てるタイミングで全て見直し、 その浮いた資金を「長期積立投資」に回していただきたい と思っている次第です。 生命保険は全て解約しても問題ないのか? とはいえ、 いきなり全ての生命保険を全て解約するとなると、 保険会社の方から猛反対を受けるでしょうし、 全力で繋ぎ止めようとされるでしょう。 また、自分自身も不安を感じると思います。 しかし、冷静に考えてみると、 「保険」が持つ最大のメリットである 「死亡保証」が必要である期間というのは、 子供たちが親から巣立っていくまでの期間だけではないでしょうか。 子供たちが自分で働きお金を稼ぎ出した途端、 保証は必要なくなるのではないでしょうか。 あなたのパートナーだって自分が生活していく分ぐらいなら 問題なく稼ぐことが出来るでしょうしね。 そんなわけで、 全てを解約するのが不安だという方には、 子供たちが巣立っていくまでの期間だけ、 最も保険料が安い掛け捨ての 「定期保険」に入っておくことを オススメさせていただいています。 考えようによれば、 その期間何も起こらなければ、 掛け金をドブに捨てるようなものとも捉えられますが、 毎月1,500円を20年入ったとしても 合計支払額は36万円なので、 その金額でもしもの時に充分に備えられると考えれば、 悪くないのではないでしょうか。 というわけなので、 家を建てる時には以上のような要素を踏まえつつ 現在入っている生命保険に 積極的にメスを入れていただけたらと思います。 それでは、、、

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  • 資金計画の前にすべきこと

    資金計画の前にすべきこと

    ここ2、3年で建築費が 500万円〜600万円ほど上がってしまたため、 これから家を建てる方は単純に その分予算が上がってしまうわけですが、 とはいえ、インフレは食料品や日用品といったものも 当然値上がりしているため 単純に上がった分だけ返済負担を上げるという 選択を取るのはかなり勇気がいることだと思います。 インフレによって 今後所得が上がっていく可能性があるとしても、 実際に所得に反映されるまでは けっこうなタイムラグがあるでしょうし、 今後は社会保険や税金なども 容赦無く上がり続けていくのは ほぼ間違いなさそうですしね。 そんなわけでここからは 資金計画を立てる前にやってもらいたいことついて お伝えしていきたいと思います。 これらを知り実行していただくかどうかで きっと今後、金銭的にも気持ち的にも 大きな差が生まれることは間違いないので、 まずは知識を頭に入れてください。 おはようございます。 相馬です。 家を持ちながらも金銭的にも気持ち的にも 充分なゆとりを持っていただくためには、 まずは家計を見直すことによって 「貯蓄資金」を少しでも多くつくらなければいけません。 そして、その「貯蓄資金」の大部分を分散しつつ 長期に渡り積み立ていかなければいけません。 長期積立投資に回す理由は、 長期間になればなるほどお金が雪だるま式に増える 「複利」の力が最大化していくから。 そして、短期的、中期的には アップダウンを繰り返す株式市場も、 過去のデータを見る限り 長期的に見れば右肩上がりで進んでいくので、 目先の動きを気にせず 積み立て方式で買い続けていけば、 自然とお金が増えていくような 仕組みになっているから。 そして、なによりその増える割合が、 過去のデータが実証しているように 0.02%(普通預金金利)や 0.3%(10年定期預金金利)という 銀行の預金金利はもちろん、 1%前後の住宅ローン金利よりも圧倒的に高いからですね。 過去のデータをもとに 平均的に見積もると年率6%〜7%、 弱気にその半分として見積もっても、 年率3%ぐらいの割合では 毎年平均でお金が増えていくのでは と個人的には考えています。 仮に、今後40年間 毎月5万円ずっと貯蓄していくとして、 これが銀行であれば元本の2400万円に 毛が生えた程度にしかなりませんが、 年利3%ずつ増えていくとしたら 元本の2400万円が4000万円に、 年利6%ずつ増えていくとしたら 6000万円にもなる可能性があるのが 長期積立投資の真骨頂ですからね。 これだけの資金余力が確保出来るとしたら、 たとえ私たちが老後を迎える時、 年金が減ってしまうかもしれないとしても 不安を感じることもないのではないでしょうか。 また、長期積立投資を継続することによって 金銭的にも気持ち的にもゆとりが手に入るとしたら、 これからの働き方にも大きな違いが 生まれてくるのではないかと思っています。 そんなわけで、 お金が増える可能性があるこの「長期積立投資」を 今後絶え間なく継続していただくために まずはその資金を出来るだけ多く つくってもらう必要があるというわけですね。 現在は、国が推奨する「NISA」という制度があり、 増えた分に通常かかる約20%の税金も免除されるため、 その分さらにお金が増えるわけですしね。 では、この「貯蓄資金」を 少しでも多くつくるためには 一体何をどうすればいいのか? もちろん、夫婦で協力して働き 所得を上げることが大前提ではありますが、 まずは、いらない保険は全て解約すること。 そして、住宅ローンの返済を最大限長くすること。 最後に、家づくりのコストを少しでも 抑えられるような家の建て方を知ること。 大きく分けるとこの3つなので、 次からはこれら1つ1つについて 詳しくお伝えしていきたいと思います。 それでは、、、

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  • 合理的な収納設計

    合理的な収納設計

    前回、家のコストを抑えるためには なるだけ広くつくりたいと思っている LDK(リビングダイニングキッチン)とて むやみに広げようとせず 適切な広さにすべきだというお話を させていただいたのですが、 なるだけたくさんつくりたいという 声をよくお聞きする「収納」とて つくればつくるほどコストに跳ね返ってくるため、 適切なつくり方を知る必要があります。 人は余白があればそこを埋めたくなる という性質を持っているので、 収納をつくればつくるほどさらにモノが増えて 余計に片付けにくくなるかもしれませんしね。 そんなわけで今回は コストと機能性のバランスが取れた収納をつくるために 知っておいていただきたい2つのコトについて お伝えしていきたいと思います。 いずれもコストを上げずに 収納力をアップさせるための基礎知識なので ぜひ最後までお付き合いください。 おはようございます。 相馬です。 コストをアップさせずに 収納力だけをアップさせるためには、 「床面積」を増やさず 「壁面積」だけを増やすように しなければいけません。 例えば、一般的に収納の奥行きは 91cmでつくられることが多いのですが、 生活の中心となるLDK付近には こんなに奥行きが深い収納は必要ありません。 リビングにせよ、ダイニングにせよ、 キッチンにせよ、細々としたものが多いし、 昔に比べて全てのものが薄型化しているからです。 ゆえ、本来LDK付近には、 持ち物をより管理しやすくするために 奥行きの浅い収納をつくるべきなのですが、 では、そんなのお構いなしで 昔ながらの奥行きが深い収納ばかり つくってしまった場合、 一体どうなるのでしょうか? 間違いなく手前に出来る余白に 何かを置いてしまうことになり、 奥にあるものが取り出しにくくなるか、 あるいは奥に置いてあるものが何なのかも スッカリ忘れてしまうのではないでしょうか。 そんなわけで弊社では、 床面積を増やすよりも 壁面積を増やすよう意識しているというわけです。 先程の例で言うと、奥行きを半分にし その代わりに横幅を2倍にすれば、 床面積は同じのまま使える壁の量が2倍になる という感じです。 いわばコストをアップさせずに 収納力(機能性)だけをアップさせている という理屈です。 手前にモノが置けなくなるコトによって 持ち物も圧倒的に管理しやすくなりますしね。 まずこれが1つ目の基礎知識です。 行き過ぎた最短動線 そして、収納で知っておいてもらいたい もう1つの重要なことが、 「通り抜け動線は収納力を低下させる」 ということです。 理由は簡単で、 「通り抜ける=廊下が出来る」↓ 「廊下が出来る=モノが置けなくなる」からです。 例えば、 3帖のウォークインクローゼットをつくったとして、 この収納を通り抜けにせず、どん詰まりの収納にした場合、 合計約5.2m分の壁を利用することが出来るのですが、 この部屋を通り抜け出来るようにしたら 使える壁の量が半分の2.6mまで減ってしまうことになります。 廊下をつくることによって 2方向の壁が使えなくなってしまうからです。 そしてその結果、いざ暮らし出してみると 思っていたよりもモノが収まらず困った という状況に陥ってしまいます。 そして、それでは片付かないからと 結局、通り道にモノを置いてしまい 通り抜け出来なくなってしまうなんてことも 決して珍しい話ではないと思います。 そんなわけで、 そこまで最短動線を追求する必要もないのではないか と思っている次第です。 これまでお伝えしてきたように なくてもいい場所を削るコトによって 家がコンパクトになれば、 それだけで動線が短くなるわけだし、 基本、平屋を建てるようにすれば、 それだけでかなり動線が良くなるわけですしね。 いかがでしたか? 収納は単純に床面積を増やせば それだけでいいわけでもないということを ご理解いただけたのではないでしょうか。 というわけで「収納」に関しては、 今回の記事を参考にしながら 図面をみていただけたらと思います。 これが理解出来れば、 きっとコストを上げることなく 充分な分量の使いやすい収納を つくることが出来るはずですから。 それでは、、、

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  • 適切な広さとその理由

    適切な広さとその理由

    コロナ前と比べると 建築費が25%ほど上がってしまった現在、 その負担を少しでも軽減するためには、 家の面積を圧縮する他ありません。 そして、そのためには前回お伝えしたように 「なくてもいい場所」を削ると同時に、 部屋の広さはもちろん、収納の広さまでも 「一体どれくらいが適切なのか」 を知らなければいけません。 おはようございます。 相馬です。 というわけで今回は、 「適切な広さ」について お伝えしていきたいと思います。 寝室や子供部屋はもちろん、 みんなが広くつくりたいと思っている LDK(リビングダイニングキッチン)に関しても、 必要以上に広くつくれば その分コストに直結してしまうので、 LDKに関しても言及していきますね。 寝室に広さは必要なのか? 寝室は、文字通り「寝るだけの部屋」であり、 実際、家で過ごす時間の大部分を リビングに費やしていると思います。 また、現在の家は昔の家に比べて収納も充実しており、 実家にあるようなタンスやドレッサーを 寝室に置く必要もないし、 テレビも薄型&壁掛けになってことで テレビを置く場所も必要ありません。 それどころか、そもそもテレビ自体が 必要なくなってきているぐらいですしね。 ゆえ、基本寝室にはベッドだけしか置かない という前提で広さを算出するので十分ではないでしょうか。 そして、そう考えると 置くベッドの数とサイズによるものの、 セミダブルを2台並べて置いたり シングルとダブルを並べて置くのであれば、 実は6帖もあれば十分だったりします。 子供部屋は狭くて十分? 子供部屋に関しても、 全くもって広くつくる必要は ないのではないでしょうか。 その最大の理由は、 子供たちはやがて家を出ていき、 その部屋は基本「空き部屋」となるからです。 ゆえ、そのうち訪れる思春期に備えて 部屋はつくってあげた方がいいものの、 そこに多大なコストを割く必要は 全くないのではないでしょうか。 個人的には、最大で4.5帖、 コストカットのためであれば3.75帖でも良くて、 お子さんが3人以上居て、 それぞれに部屋をつくってあげたいとお考えであるのなら、 一人当たり3帖で良いぐらいの 腹を持っておいていただくことをオススメしています。 LDKを広くつくるとどうなる? 最後にLDKについて。 今や絶対的主役であるこのLDKでさえも、 闇雲に広くつくれば不用意にコストを 押し上げてしまうだけじゃなく、 別の問題の引き金になりかねないので、 適切な広さにすることをオススメしています。 では、その別の問題とは? LDKは広くすればするほど 圧倒的な開放感を感じることが出来ます。 が、反面広くなればなるほど 空間に余白が生まれることになるのですが、 その余白の大部分は、 ダイニングスペースとリビングスペースの間に生じます。 そして、その生まれた余白スペースには 必ずと言っていいほど 人は何か物を置きたくなります。 その代表的なものが毎日使う物です。 おもちゃ、絵本、ランドセル、教科書、 習い事道具、なんなら制服やパジャマも。 これと同じ現象が起こりやすいのが LDKに隣接してつくられる和室とキッチン前カウンターです。 和室に関しては、客間としての機能を果たすことが 年に1回あるかないかであることが多いため、 いつの間にか物置部屋になりやすいし、 キッチン前カウンターに関しては、 料理の受け渡しなんて一日わずか数分だけである上、 丁度いい高さの物置スペースとなるため、 いつの間にか所狭しと 生活雑貨が並べられているでしょうからね。 というわけで個人的には、 無駄な余白はただただモノが増える原因となるため、 たとえ絶対的主役であるLDKでさえも 無駄に広くつくらない方がいいと思っている次第であります。 もちろん、この考え方には 反対の方もいらっしゃるでしょうし、 予算的に問題がないのであれば、 わざわざ小さくする必要もないんですけどね。 というわけで、これから家を建てる方は、 予算面も踏まえた上で 自分にとっての適切な広さについて 今一度ご家族で話し合っていただけたらと思います。 それでは、、、

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