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相馬建築のブログはこちらからご覧いただけます。完成見学会の開催情報のほか、優れた土地の取得方法や家づくり・インテリアづくりの極意といった情報を随時更新予定です。便利でお得な情報をキャッチして、理想の家づくりを叶えるためにお役立てください。

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  • 設計の考え方と土地を見る視点

    設計の考え方と土地を見る視点

    この写真の土地はとある場所にある売り土地で、 法務局に備え付けられている寸法図によると 間口約9.25m×奥行き約16.75m 、 面積約47坪の北向きの土地なのですが、 さて、あなたがこの土地で家を建てなければいけないとしたら どんな家を想像するでしょうか? おはようございます。 相馬です。 というわけで今回は、 この土地に家を建てなければいけないとしたら 弊社ではどんな住まいを提案するのかについて お伝えしていきたいと思います。 あくまで「弊社ならでは」の考え方ではありますが、 これから土地選びをする方はもちろん、 すでに土地を買ってしまった方も 多少なりとも参考になる内容だと思うので、 ぜひ最後までお付き合いください! 考えられるデメリットを解決する まず、家を建てる方みんなにお伝えしていることが、 「間取りは建てる方の要望だけじゃなく 環境を考慮しておかないといけない」ということです。 環境を無視して家を建てると、 いざ住んでみると確実に 「あれっ?こんなはずじゃなかったのに」となってしまうからです。 その代表的なことが、 日当たりも良いし窓もたくさんつくったにもかかわらず 照明なしでは過ごせないという状況です。 この土地は北向きであり、かつ奥行きも深めであるため、 リビングを道路と反対側に配置しやすいし、採光も確保しやすいし、 南向きの土地に比べてプライバシーも担保しやすいものの、 通過する電車やその向こうのにある教習所から見られやすいことから 単純に南に大きな窓をつくりそこからの採光を頼りにし過ぎると そのような状況になりかねませんからね。 また、今は両隣ともに平屋であるため、 東・西そろって採光が確保しやすいのですが、 この古さを見る限りいつ建て替えが行われてもおかしくないので、 それも考慮しておくべきです。 2階建てが建つとなると、 比較的太陽高度が低い東、西は採光に影響が出るでしょうからね。 さらに、この土地は間口がそれほど広くないため、 居室の日当たりを優先し 水回りを北にまとめて配置しがちになりますが、 これも大きな後悔を引き起こす原因となります。 北に水回りをまとめると、 窓や換気扇や給湯器が全て北に存在することになり、 これらが家を汚す原因となるからです。 北は直射日光が当たらない分、 ただでさえ汚れやすいのに、 それに拍車をかけてしまうわけですからね。 結果、家の正面が汚れやすく、 メンテナンス周期が早くなる可能性が高くなるというわけです。 家の正面だってカッコよく設計しにくいわけですしね。 そんなわけで、 考えられるこういったデメリットを全て解決する方法も考えながら、 どんな家にしたいのかという要望をお聞きしていくという流れになります。 これが、土地が決定した時点で行う「ヒアリング」という作業です。 ✔️敷地を有効に使う そして、どんな土地であっても 弊社では「平屋」に出来ないかを優先して考えるようにしています。 この土地の場合、車を3台置きつつ駐輪場もつくれて、 かつ最大89.43㎡(約27坪)という(間口8.19m×奥行き10.92mで計算) 建築面積の平屋を建てることが出来ます。 仮に玄関ポーチを0.5坪(1帖)、中庭を3坪(6帖)つくるとしたら、 延床23.5坪の平屋なら建てることが出来るというわけですね。 では、その平屋は一体どれくらいの広さなのでしょうか? 1坪=2帖なので23.5坪×2=47帖だとして、 どれくらいの家になるのか考えていってみますね。 玄関とホールに2帖、玄関収納に1帖、LDKに16帖、 寝室に6帖、子供部屋に4.5帖ずつ、トイレに1帖、洗面に1帖、 脱衣に2帖、風呂に2帖、ウォークインクローゼットに3帖、 子供部屋に合計2帖のクローゼット、パントリーに2帖、 これで合計47帖(=23.5坪)ですが、 仮にあなたが「あれっ?これで全然いけそうじゃない?」 「っていうか、これで充分!」と感じられるのであれば、 実は、この広さの土地でも平屋を建てることが出来てしまうんですよね。 いかがでしたか? たった47坪しかないのに「平屋」が建つなんて何だかビックリでしょ? しかも「中庭付き」で。 これに加えて、敷地に無駄な余白を残さなくなる分、 外構面積も小さくなるため外構費用だって抑えられますしね。 というわけで、 今回は弊社の家づくりの考え方を 具体的に土地に落とし込んでお伝えしてみました。 それでは、、、

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  • 住宅ローンのリスクヘッジ

    住宅ローンのリスクヘッジ

    家という大きな買い物をする場合、 借金をゼロにすることは不可能ですが、 なるだけ減らすことを意識しつつ、 ローン返済に並行して借りた利息以上のお金を生み出すなにかを 同時にした方がいいと個人的には考えています。 おはようございます。 相馬です。 例えば、住みたい地域で土地を買って家を建てようと思えば、 銀行から4000万円お金を借りなければいけないとします。 この場合、おそらく800〜1000万円ほど 利息を払わなければいけないのですが、 仮に、何らかの方法によってその予算を1000万円圧縮出来れば、 単純に200〜250万円も利息の支払いを圧縮することが出来ます。 実家に土地があってそれを使ってもいいとか、 親御さんが土地を買ってくれたとか、 住むエリアを変更しつつ建てる家を小さくするなどの方法によってです。 そして、次に考えていただきたいことが 利息を帳消しにする方法についてです。 まず考えられることは、自らの収入をアップさせる方法ですが、 それはスキルアップかもしれないし、 転職かもしれないし、副業(複業)をすることかもしれません。 とにかく手段は人それぞれですが、 どのみち子供の成長とともに出費は増えていくばかりなので、 これは誰もが真剣に考えるべきところですよね。 今後、消費税や所得税などの増税も十分考えられますし、 社会保険料の負担も上がり続けていくため、 給料がそのままだと実質の手取りは下がっていくばかりですしね。 続いての方法が、節税によってお金を増やすということです。 例えば、あなたの年収が500万円だとしたら、 所得税と住民税の税率はそれぞれ10%なのですが、 仮に個人型確定拠出年金「iDeCo」に 毎月2万円積み立てていくとしたら、 今後年末調整によって毎年2.4万円所得税が返ってきて、 翌年の住民税が2.4万円安くなるため、 年間で合計4.8万円お金が増えたということになります。 これに加えて、家を建てたら13年間は 住宅ローン控除という節税制度の恩恵を受けられ、 もちろんこれは借入額によるものの、 大抵の場合、所得税は丸々返還で住民税もかなりの額が控除されます。 この他、「ふるさと納税」も所得控除の対象になりながら 住民税を納めた市町村からなんらかの返礼品もいただけるので、 iDeCo同様に前向きにやっていただくといいのではないでしょうか。 最後に、チャレンジしていただきたいことが、 長期積立投資を行うということですね。 銀行への貯金ではなく投資信託をこれからずっと 毎日・あるいは毎月買い続けていくということです。 仮に毎年2%ずつお金が増えていったとしたら、 35年後には元本が約2倍に膨れ上がるし、 ここから得られるリターンは長期になればなるほど大きくなるので、 それを遥かに上回る可能性が高いでしょうしね。 そんなわけで、 家を建てるにあたり住宅ローンをたくさん組むのだとしたら、 以上の3つ全てに取り組んでいただきたいと思っている次第であります。 今後、土地の資産価値はそう大きく変化しないと思いますが、 家は建てた時が、一番評価(価値)が高く、 以降、その価値は徐々に目減りしていき 35年後には価値がほぼゼロになってしまいます。 これに加えて家を維持管理していくための費用だって 生きている限りずっとかかり続けます。 なので、家を建てるにあたっては、 出来るだけ予算を減らす方法がないかを模索してみること、 そして、収入アップ、節税、積立投資に前向きに取り組むこと、 この2つを意識していただければと思います。 これらの合わせ技をやることで、 家を建てた後も豊かに暮らし続けていきましょう! それでは、、、

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  • 資金計画の事前準備のやり方

    資金計画の事前準備のやり方

    前回、ローンの返済額を決めるに当たって まずは家計の収支を把握してくださいというお話をしましたが、 では、あなたはどれくらい家計の収支状況を把握されているでしょうか? ぶっちゃけた話、 どんなものにお金がいっているのかはなんとなくは理解しているけど、 じゃあ具体的にどれくらいなのかまで把握している方は 割と少ないのでないかと思います。 なので、今回は予行練習がてら 一般的だと思われる家庭(子供2人)をモデルにして 家計の収支を洗い出していってみたいと思います。 おはようございます。 相馬です。 では、まずは収入からですが、 仮にご主人の年収が400万円で 奥さんの年収が300万円だとしたら、 おそらくご主人の手取りは毎月平均26万円ぐらいで、 奥さんの手取りは毎月平均20万円ぐらいだと思います。 つまり毎月46万円ぐらいが世帯収入ということですね。 続いて支出です。 前回お伝えした項目に数字を当てはめていってみますね。 ・家賃+駐車場代=月75,000円 ・電気代=月平均6,000円、 ・ガス代=月平均6,000円、 ・水道+下水道代=月平均4,000円、 ・家財保険代=月平均1,000円、 ・車のローン(2台分)=月50,000円 ・ガソリン代(2台分)=月平均30,000円 ・車検代(2台分)=月平均10,000円 ・車の保険代(2台分)=月平均10,000円 ・車の税金(2台分)=月平均5,000円 ・車のメンテ代(2台分)=月平均2,000円 (オイル、バッテリー、タイヤ交換など) ・習い事代(2人分)=20,000円 ・携帯代=12,000円 ・ネット&TV代=7,000円 ・美容室代(2人分)=月平均12,000円 ・外食代=月平均10,000円 ・旅行代=月平均10,000円 ・サブスク代=月5,000円(ネットフリックスやアマゾンなど) ・食料品代=月平均100,000円(日用品代・化粧品代・衣料品代なども含む) ・小遣い(2人分)=40,000円 ・生命保険代=月10,000円 ・医療保険代=月5,000円 ・学資保険代(2人分)=20,000円 ざっとこんな感じでしょうか。 これらを合計すると450,000円となったので、 仮にこれに加えて奨学金があるとしたら、 貯金が出来ないどころか、 これまで貯めた貯金を吐き出すような 状態になっているということになります。 それゆえ、このご家庭に関しては、 返済額をいくらにするかの前に家計を矯正しなければいけません。 現状では家賃並みの返済でも貯金を吐き出し続けてしまうだけですからね。 見直すべき点は固定費 まず、見直すべきところは車にかけるお金です。 上記項目の中で車に関連した費用を合計すると 1台所有すれば毎月5万円以上かかるわけですからね。 なので、車の台数を1台にするとか(これが最も効果があります) あるいは、買う車を中古にし、車体価格をグンと抑えるとか、 ランニングコストとなる燃費をグンと抑えられる車にする といった工夫をなるだけ早くすべきだと思います。 続いて見直すべきところは保険です。 生命保険に関しては、家を建てると必然的に 団体信用生命保険という掛け捨ての定期保険に入ることになるため、 万が一の死亡保証に備える必要がなくなると 考えていただいて問題ないと思います。 学資保険に関しても、 保険期間が短過ぎることから残念ながら全くお金が増えないので、 入っている意味はほぼないと考えていただいても問題ないかと思います。 というわけで、保険に関しても家を建てると同時に 思い切って見直してみていただけたらと思います。 そして、ここで浮いてきたお金は全て「つみたてNISA」に 注ぎ込んでいただきたいと考えています。 もちろん、夫婦そろってです。 理由は、銀行にお金を預けておくよりも、 また保険で運用するよりもお金が増える可能性が高いから、 そして、必要なタイミングでお金を引き出すことも出来るからです。 個人的には、ここまでしていただいた上で、 家づくりに取り掛かっていただきたいと考えています。 先程リアルに数字をご覧いただきましたが、 よほど突き抜けて収入が高くない限りは、 たとえ共働きだとしても決して生活が楽なわけではないはずです。 なので、これから家を建てようとお考えの方は、 夫婦で未来の計画についてよく話し合っていただいた上で、 より正確な資金計画が立てられるよう 収入と支出について考えていただければと思います。 それでは、、、

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  • 資金計画より大事なこと

    資金計画より大事なこと

    家づくりを具体的に進める前に「資金計画」をすることは どこの住宅会社でも当たり前になりつつありますが、 この資金計画をするにあたり、なにより大事なことが 「何を根拠にローンの返済額をその金額に決めたのか?」です。 この根拠がしっかりしていないと、 あれよあれよという間に予算が上がってしまいやすいから、 そして住宅会社の都合が良いように予算を上げられやすいからです。 とりわけ原材料費のインフレによって 建築コストが上がりつつある現在は、 その度合いも大きくなりがちなので、 どこまでなら大丈夫でどこからがダメなのかのラインを 自分自身が把握しておけるように、 資金計画をする前に一手間かけていただくことをオススメしています。 おはようございます。 相馬です。 というわけで今回は、 「資金計画の前準備」についてお伝えしていきたいと思います。 要は、資金計画では最初に銀行からの借入額を決定するので、 借入額を決定するにあたり必要な三要素 「返済額」「金利」「年数」の中の「返済額」をいくらにすべきなのかを 決定するための根拠を出すということですね。 家計の収支と今後を考える 現実と向き合い過ぎるとブルーになるので、 僕自身もあまり正確に収入や支出を把握したくないのですが、 家を建てる時、まずここから始めるべきなのは間違いありません。 どれくらいずつ収入があって、 その中で何にどれくらいお金を使っていて、 どれくらいを貯金や保険に回しているのかを 全て洗い出して把握するということですね。 出費の内訳としては、 家賃、駐車場代、電気代、ガス代、水道代(下水道代)、家の家財保険代、 車のローン、ガソリン代、車検代、車の保険代、車の税金、車のメンテ代、 習い事代(塾代)、携帯代、ネット&TV代、美容室代、外食代、衣料品代、 旅行代、サブスク代(音楽・本・新聞・映画など)、食料品代、日用品代、 小遣い、貯金、生命保険代、医療保険代、学資保険代、 といったところでしょうかね。 あと奨学金がある場合、そのローン返済と。 なので、まずはこれらにどれくらいお金がいっているのか ある程度正確に把握することから始めていただければと思います。 そして、次に考えていただきたいのが、 今後はもっと出費が増えるということと、 家を持つとさらに出費が増えるということです。 出費が増える理由は、子供の成長と共に 食費・旅費・習い事や塾代・携帯代などが高くなるからです。 その上、大学に行くとなれば、 県外なら学費の上に家賃と生活費が、 県内なら学費の上に車代とガソリン代、車検代と保険代と税金が それぞれ必要になってくるので、 早い段階からその備えをしていかないと 家計が火の車になるのは必至です。 また、家を持ったからには当然 維持していくためのお金も必要となります。 まず、4月に納税通知が届く固定資産税。 次に、火災保険。(入るなら地震保険も) そして、定期的な外壁塗り替え費用。 (15年に一度ぐらいにペースです) さらに、水回りの入れ替えに伴う修繕工事。 (20〜25年に一度ぐらいのペースです) 最後に、家電製品の買い替え費用。 これらが家を持っている限り必要となるコストなのですが、 要はこれらの資金のことまで考慮した上で 毎月のローン返済額を決めた方がいいというわけですね。 じゃないと、家のローンに上積みして 子供たちの進学資金や定期的な修繕費用をローンに頼ることになり、 死ぬまでずっと借金地獄から抜け出せなくなってしまいますからね。 家計が厳しくなれば車だってローンで買うしかなくなるでしょうしね。 というわけなので、 単純に家賃と比較していけるかどうかを決めるという 危険な賭けだけは絶対にしないでもらえたらと思います。 家計の収支と今後の必要経費を全てテーブルの上に出し 把握した上で返済額を決める。 面倒臭がらずこのルールに従って 家づくりを一歩一歩進めていただければと思います。 それでは、、、

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  • 土地選びの2つの追加チェック項目

    土地選びの2つの追加チェック項目

    住む場所を選ぶ時、 立地(利便性)、環境、形状、広さ、向き、価格、災害情報、 小(中)学校までの距離、などを総合的に捉えながら 土地を購入するか否かを検討されると思いますが、 個人的には、もう2つ検討材料に加えた方がいいのではないかなと 思っていることがあります。 1つは、どの地域で土地を買う場合でも絶対にやってもらいたいことで、 もう1つは、弘前市以外に住む方は みんな考えておいた方がいいのではないかと思っていることです。 おはようございます。 相馬です。 というわけで今回は、言われてみると「あっ!そっか!」となるものの、 言われないと案外気付かない2つのことについてお伝えしたいと思います。 昼だけじゃなく夜も見に行く みんなに共通していることは土地を昼間に見に行くということです。 夜に見に行っても土地の形も分からないし、 周辺の状況も分からないし、 暗い夜道をウロウロするのは危ないので当たり前のことなのですが。 しかし、昼間じゃなきゃ分からないことがあるように、 夜じゃなきゃ分からないこともありますよね? 家の周辺に街灯があるのか? 昼間にあることは確認出来ても実際その街灯が充分に明るいのか? 通わせる学校まで街灯が続いてあるのか? そしてその街灯は充分に明るいのか? 同じく最寄りのJRの駅やバス停までも。 それゆえ、個人的には「おっ!この土地いいかも!」と直感的に感じたら、 必ず夜(日没)にも見に行った方がいいと思っている次第であります。 そして、そのついでに小学校や中学校、 そして最寄りの駅やバス停まで車を走らせ環境を見てもらえたらと思います。 かつ、そのタイミングがご近所さんの帰宅と重なった場合、 思いきって話しかけてみてもいいかと思います。 どんな方が住んでいるのか自らの肌感で知っていた方が 今後お互い何かと安心でしょうしね。 自治会のことやゴミ出しのことや集団登校のことなど、 聞くことはたくさんあるのでぜひ思いきって話しかけてみてください! 高校のことも考えておく そしてもう1つがこれです。 というのも、住む場所によったら高校の選択肢がものすごく狭くなるし、 選択肢を広げようとすると、 子供たちがものすごく頑張らないといけないからです。 なんせ学区外から高校に通おうとしたら、 学区内の子たちよりも平均点が一教科ごとに10点ぐらい 高くないといけませんからね。 また、地方に住むと選択肢によっては 電車通+チャリ通となることだってあるのですが、 そうなれば、汽車の定期代と駐輪場代が3年間かかり続けることになるので、 確実に毎月1万円は負担が増えると覚悟しておいた方がいいと思います。 実際、僕自身がそうですから。 この上、高校近くの塾に通うとなれば、 送り迎えに掛かる負担も大きくなることが予想されるので、 ずいぶんと先の話ではあるかもしれませんが、 その点も考慮しておくに越したことはないと思っている次第です。 というわけで、今回は案外忘れがちなというか 言われてみて初めて気付く土地選びのポイントについて 簡単にお伝えさせていただきました。 それでは、、、

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  • 日陰は決して悪ではない

    日陰は決して悪ではない

    設計士の多くは日陰となる場所に家を建てたがりません。 そこには太陽高度が低くなる冬に直射日光が入ってこないからです。 一番、直射日光を入れたい冬に。 それゆえ、彼らは家を建てる敷地が、日当たりが悪そうな場合、 広さ的には充分平屋が建てられる土地であるにもかかわらず、 当たり前にように2階建てを提案します。 あるいは、あなたがこれから土地を探すのだとしたら、 直射日光を阻害されることがない南向きの土地を優先してオススメするか、 直射日光が確保出来そうな広々とした土地をきっとオススメするでしょう。 しかし、これらの提案は決してベストな提案ではないし、 コスト的にも負担がかかりやすくなることから 弊社ではこれらと180°反対の提案をさせていただいています。 おはようございます。 相馬です。 まず弊社では、平屋が建てられるなら たとえ日当たりが悪い土地でも平屋を提案しているのですが、 これは、その方が圧倒的に暮らしやすいからです。 子供部屋も、 2階にあるより1階にあった方が小さいうちから使ってもらいやすいし、 自分たちのものを自分の部屋に持っていってもらいやすいですしね。 寝室やクローゼットだって 2階にあるより1階にある方が何かと便利ですよね? 毎日のこととなれば、いちいち上に行くのってホント面倒くさいですからね。 家事動線も上下移動がなく水平移動だけとなれば、 ずいぶんと楽になるのは火を見るより明らかですよね。 これらはほんのちょっと想像したら誰でも分かることだと思いますが、 最悪なのは歳をとってからだと思います。 健康な状態の今はこんなこと想像もつかないと思いますが、 誰だっていつどのタイミングで足腰が悪くなってもおかしくないし、 そうなれば2階に上がるのがホント億劫になってしまいます。 で、そのうえ下に部屋が足りないとなれば 改築に加えて増築までしないといけなくなり、 大きな出費を余儀なくされるかもしれませんしね。 空っぽになった子供部屋さえ下にあれば そんな無駄な出費をしなくて済んだのに、です。 以上のような理由から 基本、平屋を提案しているというわけです。 そして、南向きや広い土地を提案しない理由は コストを出来るだけ抑えながら家づくりをするためです。 南向きの土地は一番人気なので割高に価格が設定されているし、 広くなればなるほど土地の値段は上がってしまうし、 広くなれば土地代だけじゃなく外構費用も高くなるし、 固定資産税も高くなりますからね。 南向きの土地で南に部屋を配置して南に大きな窓なんてつくった暁には、 「みなさん!私の家の中見て見てー!!」状態になってしまって、 プライバシーもクソもあったもんじゃないわけですからねー。 もちろん防犯的にも良くありませんしね。 で、見られないようにするためや敷地に侵入しにくくするための工事に 多額のお金を突っ込まざるを得なくなり、 終わってみるとずいぶんと余分なお金がかかってしまった・・・ なんてことになってしまいます。 「明るい=直射日光」じゃなくてもいい 例えば、玄関や廊下などは明るいに越したことはありませんが、 かといって、それが直射日光じゃなきゃダメなわけではありません。 それと同様に、寝室にも必ずしも直射日光が必要なわけではありません。 通常、寝室は日が沈んでから日が昇るまでの間に使う部屋ですしね。 また、子供部屋しかり。 明るくしてあげないといけませんが、 その手段が直射日光である必要はないと思いませんか? 書斎や仕事部屋も同じですが、 ガンガン直射日光が入ってくると日や時間によって光量にムラが出て 勉強や仕事をするにしてもなかなか集中出来ませんからね。 そんなわけで、各自のお部屋は 直射日光にこだわらずにつくってもいいと思っている次第であります。 もちろん暗いのだけは絶対にNGですけどね! これらの部屋の配置にこだわらなければ、 土地選びもしやすくなるし間取りの幅もずいぶんと広がるでしょう。 また、土地取得コストも抑えられるし、 より暮らしやすい家をコストを抑えながら建てることが出来るでしょう。 なので、これから家を建てる方は 部屋の向きにまでこだわる必要はないということを覚えておいてくださいね。 家は直射日光が本当に必要な場所だけ 南向きでつくることが出来ればいいわけですから。 それでは、、、

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  • 外構予算の決め方と減らし方

    外構予算の決め方と減らし方

    家づくりの予算を大きく狂わせる一番の要因が 「外構工事」です。 住宅会社は建築工事の予算を減らして欲しくないがために 外構工事の予算を減らす傾向があるし、 かつ、出来上がっていく家の姿を見ると 外構にもより手を加えたいという欲求が生まれてくるからです。 おはようございます。 相馬です。 というわけで今回は、 外構工事の予算の決め方と外構予算の減らし方について お伝えしていきたいと思います。 まず外構工事の予算に関しては、 土地の広さや状況、そして建てる家によって違ってくるものの、 ハウスメーカーのような一般的な間取りのお家を建てる場合、 少なく見積もって坪あたり3万円、普通に考えると坪あたり4万円、 それなりにこだわりたいなら坪あたり5万円は 最低見積もっておくべきだと思います。 つまり、50坪の土地だとしたら 150万円では思ったような仕上がりにならない可能性が高いので、 200万円はみておいた方がよくて出来れば250万円にした方がいい。 60坪の土地だとしたら 180万円では思ったような仕上がりにならない可能性が高いので、 240万円はみておいた方がよくて出来れば300万円にした方がいい。 といった感じですね。 お施主様の期待に応えてお洒落に仕上げてあげたいのに、 全く予算が合わなくて困っている外構屋さんの気持ちを代弁すると こんなところではないでしょうか。 なので、資金計画の時、 家と外構の合計予算が3500万円になったとしたら、 土地が50坪の場合は家の予算を3250万円にすべきで、 土地が60坪の場合は家の予算を3000万円にすべきだ ということになります。 もちろん選んだ土地によって予算が変化することもあるため、 土地が決まった時点でもう1回予算の見直しが必要ですが、 このシンプルな法則に従って予算を確保しておくと 概ね狂わないんじゃないかと思います。 逆に言うとこの知識を持っていれば土地も選びやすくなるし 家のことも考えやすくなるし、 納得のいく外構仕上げにもなりやすいと思うので、 この機会にぜひ覚えておいてもらえたらと思います。 外構予算を減らす方法 では、ここからは外構予算を減らす方法について お伝えしていきたいと思いますが、 まず1つ目は「無駄に土地を広く買わない」ということです。 先程の予算振り分けのところをご覧いただくと一目瞭然ですが、 土地が広くなればなるほど外構予算は膨らむわけですからね。 それゆえ、探しているエリアに土地情報がほとんどないとか、 そもそも広い土地しか売っていないといった特殊な状況じゃない限りは、 出来るだけ広く買わないように心がけていただけたらと思います。 そして、それを実現する方法として 土地を探し始める前にどんな家を建てたいのかを 明確にしておくことをオススメしています。 建てる家に合わせて土地を探せば、 ちょうどいい広さで土地を買いやすくなるからです。 続いての手段が「2階建て」ではなく「平屋」にすることです。 えっ? 「さっき土地を狭くしろと言ったのに平屋にしたら広くなってしまうやん!」 と思われたかもしれませんが、 実は、たとえ平屋を建てるにしても70坪以上の土地は必要ありません。 それ以上の広さの土地を買うと、 固定資産税だって割高になってしまいますしね。 というわけで、 平屋を建てることを前提として65坪くらいの広さで土地を探し、 かつ見つけた土地に出来るだけ余白を残すことなく 家を建てるように設計することで外構工事の施工面積を極限まで減らす という方法によってコストを抑えるというわけですね。 で、その上で「余分な装飾が必要ない家を建てる」と さらにコストが抑えられます。 いわば、塀も植栽も目隠しも必要なく、 外観を引き立たせるための一切の工事が必要ない家を建てるというわけですね。 端的に言ってしまうと 砂利とコンクリだけで終わりって感じです。 この3つの要素が全て揃うと、 外構工事の予算は坪あたり1.5万円と考えて、 60坪の土地なら90万円前後でオッケーってことですね。 というわけで、 外構工事にそんなにたくさんお金を使いたくない・・ 庭の手入れとかめんどくさいから手間がかからないようにしたい・・ そうお考えの方は、ぜひこの考え方を参考にしてもらえたらと思います。 それでは、、、

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  • 対面キッチンのデメリットをカバーする秘策

    対面キッチンのデメリットをカバーする秘策

    リビングやダイニングはもちろん、 中庭や子供部屋などを全て見渡しながら キッチン作業が行える対面式キッチンは 今の家づくりの定番となっていますが、 大切なのはそのつくり方です。 例えば、対面式キッチンの場合 キッチンの手元を隠すためにキッチン前に目隠しとなる壁を立て、 その壁の天端に奥行き15cm〜20cmの カウンターを設置することが多いのですが、 あらゆるものがこのカウンターの上に所狭しと, 陳列されている光景を見たことがあるのではないでしょうか。 調味料・鍋・コップ・請求書・書類・鍵・薬・殺虫剤などなどですね。 理由は簡単。 一般的にこの高さは床から1m前後の高さでつくられることが多いのですが、 その高さこそ、ちょこっと物を置いておくのにちょうどいい高さだからです。 おはようございます。 相馬です。 そんなわけで、 ここには「ちょっとだけアイテム」が自然と集まってきて、 いつの間にかこのカウンターはただの物置と化していくわけですね。 本来の任務は、 出来上がった料理を向かいのダイニングテーブルへと最短で届けること、 かつ食べ終わった食器を最短のルートで受け取ることだったのに、です。 その上、ここにあらゆるものが陳列された結果、生活感が一気に滲み出し ダイニングやリビングからの景色がとてつもなく悪くなってしまいますしね。 ゆえ、弊社ではそのような悲劇を引き起こさないために、 このカウンターの奥行きをスマホしか置けないぐらいにしています。 そうすることによってこのカウンターを拭く時も いちいち置いてあるものを除ける必要もないので、 いつも簡単にササっと一拭きでお掃除出来てしまいますしね。 リビングからの見栄えを考える 使用頻度が高いキッチンを常にキレイに保つことは 相当難しいことだと思いますが、 このキッチンをどれだけキレイに保てるのかによって 家の見栄えがけっこう変わってくるため、 弊社では先程の工夫に加え大型の収納をキッチンの後ろにつくる という工夫も施しています。 そして、収納(パントリー)の中に 冷蔵庫・家電・ゴミ箱・食料品を全て置いていただくようにしています。 この場合、キッチンのすぐ後ろにレンジやジャーがあるのに比べると、 確かに不便ではあるかもしれません。 しかし、キッチンのすぐ後ろにレンジやジャーがある場合、 いつもキレイに片付けておかないと生活感が滲み出てしまうのに対し、 パントリーの中に隠してしまえば、 少々粗い片付け具合だとしても確実に生活感は滲み出にくくなります。 また、冷蔵庫に関しても 正面に出していると冷蔵庫にペタペタと貼った 学校やゴミの予定表などが全て丸見えになってしまいますが、 パントリーの中に置いてみると丸見えになることがありません。 冷蔵庫に関しては、 背面に置く場合と距離感も変わらないので 使い勝手も全く悪くならないですしね。 さらに、キッチンの後ろに収納をつくることによって、 ダイニングやリビングから死角となる壁が出来るのも、 この工夫の素晴らしい所です。 死角となる壁があることで、 そこに学校やゴミの予定表をはじめとして いろんなものを貼ることが出来るからです。 そんなこんなで、 リビング側から見た時の見栄えが格段によくなるというわけですね。 見える場所さえいつも散らかっていなければ、 突然誰かがやって来たとしても片付けにあたふたすることもありませんしね。 ってことで、これから家を建てようとお考えの方は、 これらの工夫を知識として頭の中に入れておいてもらえたらと思います。 それでは、、、  

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  • インフレの中の家づくり

    インフレの中の家づくり

    ウッドショックによる住宅価格の値上がりは ようやく落ち着いてきつつあるのですが、 木材の派手な値上がりを隠れ蓑にして 様々な資材が地味に着々と値上がりしているため、 建築費は今なお上がり続けています。 コロナショックによる経済のダメージを最小限に食い止めるために 世界の銀行がジャブジャブにお金をばら撒いたおかげで 世界的にインフレが起こってしまったし、 この流れが止まるにはもうしばらくかかりそうですしね。 まー、要するに日本は 原材料とエネルギーの多くを輸入に頼っているので、 この影響をモロに喰らうってわけですね。 おはようございます。 相馬です。 というわけで今回は、 こんな流れの中家づくりをどのように考えるべきなのかについて 個人的な意見を述べていきたいと思います。 負担を減らす家づくり 結論としては、住宅の価格は上がっても 家づくりの予算は出来るだけ上げるべきじゃない というのが僕の意見です。 住宅会社サイドとしては、住宅価格の上昇に合わせて 家づくりの予算を上げてもらえると嬉しいというのが本音ですが、 先立って物価ばかりが上がり、 賃金の上昇が追いついていないのが現状ですからね。 では、原材料価格が高騰している中でも、 負担を上げないように家づくりをするためには どうすればいいのでしょうか。 まず、前向きに考えていただきたいことが、 土地を買わないという選択肢です。 つまり、実家に余っている土地があるなら そこを使うことを優先して考えてくださいということですね。 おじいちゃんやおばあちゃんが住んでいた空き家。 実家の敷地の余っているスペース。 田んぼや畑や、持て余している土地などですね。 土地を買わないで済むとなれば 数百万どころか住む場所によったら 1000万円以上予算を軽減することが出来ますからね。 そんなわけで 親の近くに住むのは感情的に嫌だとか 不便だから嫌だという気持ちは当然あると思いますが、 これまで以上に前向きに検討いただく方がいい と思っている次第であります。 そして、もう1つこれまで以上に考えた方がいいことが、 家の面積を闇雲に増やさないことです。 家の面積は家の価格に一番影響を与えるからです。 なので、これまで家を建てた人がこうしているからとか、 自分の実家がこうだったからということに 縛られないようにしてもらえたらと思っています。 これに関しても、実家の近くに住めば、 実家の余った部屋や収納を利用させてもらうことだって出来るので、 必要以上に部屋数を増やしたり、 必要以上に部屋を広くしたり、 必要以上に多く収納をたくさんつくる必要がなくなり、 家の面積をギュッと圧縮しやすくなります。 そしてその結果、建築費も抑えられるし、 固定資産税も幾分抑えることが出来ます。 また、家がコンパクトになった分 電気代も幾分抑えられるでしょうし、 外壁塗り替えのメンテコストや将来の修繕コストも きっと抑えられるようになるでしょう。 親の近くに住めば子育てに協力してもらいやすいし、 食費の負担も抑えやすいので、 その分さらに経済的な負担が軽減出来るでしょうしね。 まー、あくまでこれはメリットばかりに目を向けた理想論であり、 感情的な負の側面に目を向けていない意見なので、 そこをクリア出来ることが大前提となってくるんですけどね。 とはいえ、予算的な問題は今後の生活を左右する大きな要因となるので、 ご夫婦でよく話し合って家づくりに取り組んでいただけたらと思います。 プライバシーさえ守れれば、 実家の近くでもストレスをそう感じることなく暮らせるでしょうし、 小さな家でも、間取り次第で最高に快適な暮らしが出来るので、 そんな暮らしを想像してみたいという方は ぜひ一度ご相談にいらしてください。 最小限の負担であなたにフィットした 最高の暮らしをご提案させていただきます。 それでは、、、

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  • 平屋のススメー日常生活後編ー

    平屋のススメー日常生活後編ー

    家を建てるなら、 自然の光がたっぷり射し込む明るい家にしたい・・ ゆったりとした開放的な家にしたい・・ そして、四六時中快適に過ごせるような家にしたい・・ 誰もがこのようにお考えになるでしょう。 そして、これらが全て実現出来るような土地を選び、 間取りを考え、住宅性能を備えようとします。 いわば、太陽の光を全身で浴びられるような南向きの土地を選びつつ、 部屋を全て南向きでつくりかつ南向きの大きな窓をつくる。 そして、ガッチガチに断熱性能を高めて 夏と冬のストレスを緩和するといった感じですね。 もちろん理論上ではこれを実現した住まいは、 冒頭の3つの要素を全て満たした素晴らしい住まいになります。 が、悲しいかな、実際の生活はと言うと 思い描いていた暮らしとはなんだか違うという方が 多かれ少なかれいらっしゃるのではないでしょうか? おはようございます。 相馬です。 なぜなら、南向きの土地は日当たりがいい反面、 理論通りの間取りにすると、 外から家の中が丸見えになってしまうからです。 つまり視線を避けるために カーテンを閉めたままにせざるを得なくなるため、 充分に光が届かない場所が出てくるというわけですね。 カーテンのせいで窓から外の景色が見えなくなり 閉塞感も出てしまいますしね。 ゆえ、間取りを考える時は、 外から丸見えにならないようにすることも、 同時に考えておかなければいけません。 ましてや「平屋」ともなればなおのことですよね。 全部の部屋が1階にあるためプライバシーが守られていないと どこもかしこもカーテンだらけになっちゃって 家中真っ暗になってしまいますからね。 たとえプライバシーや防犯を担保するために 高い塀や植栽や目隠しといった外構工事に多額のお金を使ったとしても、です。 これらの対策だけでは、 周りから見られている感を完全に防ぐことは出来ませんからね。 大切なプライバシーの担保 これは平屋に限った話ではなく2階建ての場合も同じことですが、 間取りを考える時は明るさと開放感だけに着目するのではなく、 同時にプライバシーが担保されているかどうかにも着目すべきです。 明るさと開放感は、 プライバシーが担保されていないと完全には実現出来ないからです。 想像してみてください・・ カーテンがいらない暮らしを。 窓から射し込む自然の光で 家の中はまるで外にいるかのような明るさに包まれることでしょう。 窓から見える外の景色や窓から見える広大な空のおかげで まるで外で過ごしているかのような 開放感に包まれた暮らしを楽しむことが出来るでしょう。 ゆえに弊社では、 視線カットのためのカーテンがいらない家をつくるようにしています。 カーテンがいらない家になれば窓の数を減らすことが出来ます。 効率よく、また満遍なく光を取り込むことが出来るからです。 結果、管理する窓が減り戸締りの心配が減ります。 掃除する窓が減り年末の大掃除の手間が省けます。 また、窓が減れば耐震性がさらに高くなるし、 同時に断熱性も高くなります。 窓がなくなった分断熱材が施工された壁が増えるからです。 さらに、窓が減ればコストも安くなります。 これに加えてカーテンもいらないのだから なおのことコストは安くなりますよね。 ま、カーテンがなくなるように設計すると 余分にかかるコストもあるので コスト的にはトントン、あるいは少し安くなるぐらいなんですけどね。 しかし、プライバシーが担保された「平屋」を仮に実現出来るとしたら、 それは間違いなく最強に住みやすい家になるのではないでしょうか。 経済的に優しく、強度にも優れていて、家事への負担をミニマムにしてくれ、 明るく開放的で最高に快適な暮らしを得ることが出来るわけですからね。 というわけで、 平屋のススメシリーズの最後の締めとしては、 「プライバシーの担保」を忘れないようにしてくださいね! というお話でした。 それでは、、、

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