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相馬建築のブログはこちらからご覧いただけます。完成見学会の開催情報のほか、優れた土地の取得方法や家づくり・インテリアづくりの極意といった情報を随時更新予定です。便利でお得な情報をキャッチして、理想の家づくりを叶えるためにお役立てください。

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  • トータルバランスの大切さ

    トータルバランスの大切さ

    土地から買って家を建てるとなると、 4000万円〜4500万円ぐらいの予算になる方が多いと思いますが、 自己資金がたくさん準備出来るなら、無職になった場合でも 向こう半年は暮らしてけるぐらいのお金だけを手元に残し、 残り全てを頭金として入れることをオススメします。   仮に、家づくりの総予算が4000万円で、 あなたの貯金総額が500万円、親からの援助が500万円、 毎月の総出費が25万円だとしたら、 500万円+500万円-(25万円×6ヶ月)=850万円を 頭金として入れることによって 銀行からの借り入れを3250万円にした方がいいというわけですね。   理由は、借り入れが小さくなればその分毎月の返済負担が小さくなり、 フローのお金が出来るからであり、 このフローのお金を積立投資に回すことが出来るからです。 なんせ、お金は現金のまま手元の残しておいても1円も増えないし、 銀行に貯金していても全く増えませんからね。   おはようございます。 相馬です。   とはいえ、これだけの自己資金を準備するのは かなり難しいのが現実だと思います。 なので、今回は自己資金がほとんど準備出来ない方や 全く準備出来ない方はどうするべきか? お伝えしていきたいと思います。   該当していない方も、 前向きに取り組んだほうがいいことだと思うので、 ぜひ最後までお付き合い下さい。   とにかく毎月のフローを増やす   自己資金が少ない場合、 必然的に銀行からの借入れが増えることになり 毎月の返済が上がってしまうのですが、 そんな中でもしっかりと積立投資はやっていくべきです。 借金が多くなればなるほどお金に対する不安も増えるだろうし、 お金に対する不安を唯一掻き消すことが出来る手段が積立投資だからです。   なので、借り入れが4000万円を超える方は 金利が割高な固定金利ではなく、 金利が割安な変動金利を選び毎月の返済を少しでも小さくしてください。   しかし、これだけでは積立投資の額がまだまだ不十分だと思うので、 同じタイミングでやって欲しいことが、 今入っている生命保険(学資・医療含む)全ての見直しです。   簡潔に理由を詳述べると、 生命保険がいらなくなる理由は、 住宅ローンを借りると掛け捨ての定期保険が引っついてくるからで、 学資保険がいらない理由は、昔のようにお金が増えないからで、 医療保険がいらない理由は、そもそも医療が3割負担な上、 高額療養費制度を使えば治療費がそこまでかからないからです。   そんなこんなで、 最低限の医療(ガン)保険のみを残し あとは全て見直してもいいというのが僕の考え方です。 そして、見直すことによって出来たお金を全て積立投資に回して下さい。   続いてやって欲しいことが、 車にかけるお金を出来るだけ減らすことです。 車に関しては、ほぼ全ての車種が 買った瞬間から価値が目減りしていくからです。   ゆえ、車は毎月の負担が少しでも小さくなるように 出来るだけ価格の安い車にするか、 あるいはリセールバリューの高い車(買った値段より高く売れる車)を 選ぶようにしてもらえたらと思います。   というわけで、 以上の3つ(金利・保険・車)の選び方を間違えないようにし、 浮いた資金を全て長期積立投資に回していただければと思います。   そもそも論   そして最後に、そもそも論として 家づくりにかける予算を出来るだけ減らすようにして下さい。 諸経費を削減するのは難しいにしても、 土地にかけるお金、家にかけるお金、外構にかけるお金、 この3つは、やり方によってはそれなりに削減出来るからです。   とはいえ、家づくりの予算の削減は、 先程申し上げた金利の選択や保険・車の見直しに比べると はるかに難しいのが現実です。 また、コストの削り方を間違えると、 居住性が悪くなるという最悪の事態を招くことだって十分あり得ます。   なので、思い立ったらすぐに家づくり始めるのではなく、 また、周りがこうしているからと自分も同じようにするのでもなく、 まずは自らの予算を知り、その予算の中でどうすべきなのかを理解した上で 家づくりを進めていただければと思います。   それでは、、、    

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  • 住宅ローンの変動金利と3つの条件

    住宅ローンの変動金利と3つの条件

    毎月の返済額を70,000円とした場合、 金利が0.6%の変動金利だと2651万円借りることが出来ますが、 金利が1.2%の固定金利だと2399万円しか借りることが出来ません。 つまり、変動金利と固定金利では、 借りられる額が252万円も違ってくるのですが、 これに加えて固定金利は、 銀行に融資手数料という余分な手数料も最初に払わないといけないので、 さらに50万円ほど家づくりにかけられる予算が減ることになります。 ゆえ、毎月の返済負担を上げることなく固定金利を選ぶためには、 家づくりにかける予算を圧縮しなければいけません。 おはようございます。 相馬です。 とまあ、これが固定金利を選ぶ場合の基本的なセオリーなのですが、 どっこい現実はというと、 そう簡単には300万円も予算を減らすことが出来ないという方が ほとんどではないでしょうか。 なので、今回はこの場合のように 仮に300万円思っていたよりも予算オーバーしてしまった時、 どうすればいいのかについて個人的な意見を述べていきたいと思います。 固定金利にする?変動金利にする? この場合、毎月の返済は上がるけど ずっと返済が変わらない固定金利を選ぶか、 あるいは、途中で返済が上がってしまうかもしれないけど、 とりあえずは予定通りの返済額となる 変動金利を選ぶかの選択をすることになります。 固定にした場合、 ざっと1万円ぐらい返済が上がってしまうことになるという感じです。 さて、あなたならどちらを選択されるでしょうか? 安定・安心を優先するか?はたまた目先の返済額を優先するか? この場合、僕は固定金利よりも変動金利をオススメします。 理由は簡単。 固定にしてしまうと毎月の負担が増えることになり、 その分積立投資にお金が回せなくなってしまうからです。 銀行の利息よりも長期積立投資によって増えるお金の方が、 少なく見積もったとしても利率が高いですからね。 そんなこんなで個人的には、 あくまで積立投資を優先して欲しいと思っている次第です。 もちろん「つみたてNISA」や「iDeCo」といった 国が推奨する制度を利用しつつです。 変動金利の2つの心得 では、変動金利を選ぶことを前提とした場合、 どんなことに注意しておけばいいのかについて、 ここからはお伝えしていきたいと思います。 まず1つ目が、 金利の見直し時点で必ず銀行と金利の交渉をすることです。 地方銀行が取り扱う当初期間固定型の住宅ローンは、 たとえ市場の金利水準が今と変わってなかったとしても、 金利の見直し時点では必ず金利が上がってしまうからです。 なので、金利見直しのタイミングで 銀行と交渉しないといけないということを忘れず覚えておいて下さい。 そして、もう1つが常に健康管理に気を付けることです。 理由は、金利見直しのタイミングで運悪く銀行との交渉が折り合わない場合、 他の銀行に借り換えするという選択肢をとることになるかもしれないからです。 つまり、再び住宅ローンを借りるにあたり、 団体信用生命保険という掛け捨ての定期保険に加入しなければいけないから 健康に注意しといてくださいね、というわけですね。 大病を患ってしまっていたら、 入りたくても入ることが出来ないかもしれないし、 あるいは、入ることは出来ても 金利アップの条件付きになってしまうかもしれませんからね。 いかがでしたか? 個人的には、家づくりの予算を少しでも落とし、 固定金利を選べるようにした方が、 ローンや健康管理のことを過度に気にしながら暮らさなくて良くなるので 絶対にいいと思っているのですが、 仮に変動金利を選ばざるを得なくなったとしても、 以上の3つ(積立投資・銀行交渉・健康管理)さえ心得ておけば 別段何の問題もないと思っています。 とはいえ、金利が安い変動金利を選んだにもかかわらず 積立投資が出来なくなる予算で家づくりをするのは99.99%間違っているので、 家づくりの予算設定だけは絶対にミスらないように 気を付けて資金計画を行ってもらえたらと思います。 それでは、、、

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  • 住宅ローンの個人的見解

    住宅ローンの個人的見解

    住宅ローンには途中で金利が変わる変動金利と、 ずっと金利が変わらない固定金利がありますが、 個人的には、基本的に固定金利(全期間固定)を 選んだ方がいいと思っています。   そして、自己資金を可能な限り入れて、 借入額は出来るだけ減らした方がいいと思っているのですが、 返済期間については出来るだけ長くしておいた方がいいというのが、 住宅ローンについての個人的な見解です。   おはようございます。 相馬です。   では今回はなぜ私がそう考えているのか? その理由をお伝えしていきたいと思います。 あくまで、個人的な考えであり、 正解かどうかも分からないし、 これに従う必要もないので、 参考程度に読んでもらえたら幸いです。   全期間固定がいい理由   まず1つ目の理由が、返済金額がずっと同じだということです。 つまり、今後ずっとこの固定費に狂いが生じないからです。   変動金利の場合、途中で必ず金利が変わるため そうなれば返済金額も変わることになり、 都度、銀行と金利の交渉をしなければいないし、 仮に、その交渉がうまくいかず 返済金額が上がってしまうことになれば、 家計の収支が狂ってしまいますからね。   また、今の金利水準の低さも 固定を選んだ方がいいと思っている もう1つの理由です。   もちろん、変動金利と比べると高くはなるのですが、 それでも1%代中盤の金利というのは、 かなり安いと言っても過言じゃありませんからね。 この2点が、僕が全期間固定を基本的にオススメする理由です。   自己資金を入れた方がいい理由   この理由は、毎月の返済金額を少しでも小さくするためです。 そして、手元に残るお金を積立投資に回してもらうためです。   積立投資に回すべき理由は、 銀行に貯金するよりもはるかにお金が増える可能性が高いからです。 なので、出来るだけ自己資金を入れることによって返済金額を小さくし、 この浮いたお金を「つみたてNISA」を利用しつつ 積立投資をしていってもらえたらと思います。   完全にとは言い切れませんが、 まだお子さんが小さいなら、今から積立投資を始めれば、 子供たちの進学資金の大部分が賄えるぐらい お金が増えるかもしれませんからね。   そんなこんなで、現金を必要以上に手元に残したり、 全くお金が増えない銀行の口座の中に預けておかずに、 ギリギリいっぱいまで頭金として入れていただけたらと思います。   返済期間は長い方がいい理由   返済期間が長い方がいい理由は、 1つが毎月の返済金額が小さく出来ること。 先程も申し上げた通り、積立投資に浮いたお金を回してもらいたいからですね。   そして、もう1つの理由が、 おそらく35年後も当たり前のように働いている可能性が高いことです。 つまり、35年後も安定収入がある可能性が高いということですね。   これからは定年となる年齢もどんどん伸びていくでしょうし、 年金をもらう年齢を遅らせた方がもらえる年金額も多くなるし、 そもそも住宅ローンには、団体信用生命保険という 名義人にもしものことが起こった場合、 ローンの残債がゼロになるという定期保険が含まれていますしね。   以上の理由から、 返済期間を短くする必要はないと思っている次第であります。   いかがでしたか? ざっとしたご説明なので少し分かりにくい部分もあったかと思いますが、 なんとなくご理解いただけたでしょうか。   とはいえ、日本は基本的に金融教育がなされていないため、 投資に対するネガティブな印象があり、 なかなかこの考え方を受け入れられないかもしれません。 あるいは、そうすべきだと思っていても 今一歩踏み出せていないという方もいらっしゃることと思います。   なので、そんな方はぜひ一度弊社にお越しいただければ、 詳しくお話しさせていただきますのでお気軽にご連絡ください!   それでは、、、    

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  • 「貯蓄」だけでは損をする?大切な資産の守り方

    「貯蓄」だけでは損をする?大切な資産の守り方

    家を建てる時に、 自分にとって少しでも有利だと思われる住宅ローンを選ぶことで、 金利という出費を減らそうとすることと同じように、 私たちは少しでも多くお金の知識をつけ、 合理的にお金を増やしていくことを覚えていく必要があります。 例えば、貯金。 貯金は「銀行」にするのが当たり前と思われていますが、 現実は銀行に預金しても全くお金は増えません。 無論、たとえ定期預金だとしても、です。 なのに、多くの方がなぜ銀行に預金するのかというと、 「それしか手段を知らないから」ではないでしょうか。 言い換えると、おじいちゃん・おばあちゃんから あるいはお父さん・お母さんからそうするものだとインプットされていて、 それを頑なに守っているといった感じですね。 おはようございます。 相馬です。 もちろん、収入のうちのいくらかは銀行に預けていってもいいとは思いますが、 率直に申し上げて、その資金の多くは「積立投資」に回すべきだと考えています。 「積立投資」とは投資信託商品をこれからずっと毎日、あるいは毎月 欠かすことなく買い続けていくということです。 なぜ積立投資をやるべきなのか? 理由はものすごく単純で、 世界の経済は右肩上がりに成長し続けていっているからです。 つまり、積立投資とは右肩上がりで成長し続ける世界の名だたる大企業の株を 少しずつ分散して買い続けていくことによって その成長の恩恵を授かってお金が増えていく、ということなんですよね。 個人的には、自分で頑張って働いて収入をアップしていくよりも、 名だたる企業の成長の恩恵を受けてお金を増やしていく方が はるかに可能性が高いのでみんな絶対にやるべきだと思っています。 もちろん、自分自身の収入を どんどん上げていくこともとっても大事なことですけどね。 収入が増えれば、積立投資に回せるお金が増えることになりますしね。 また、毎日あるいは毎月少しずつ買い続けていく理由は、 企業の株価というものは業績や時流によってアップダウンするものであり、 いつが買うのにいいタイミングなのかなんて 専業でその仕事をやっている人ですら分からないからです。 ゆえ、高い時にはあまり買わず安い時にいっぱい買えるように、 毎日毎日(毎月毎月)同じ額を無心で積み立ていくというわけですね。 いわば、この長期・分散・積立投資に関しては、 放りっぱなしでいいので誰でも出来るという感じですね。 いかがですか? これまで思っていた投資に対するイメージが 少しは改善されたのではないでしょうか。 おそらく、これまでは「投資=破産」ぐらいの、 極端なイメージが頭にこびりついていた方も決して少なくないと思うので。 というわけで、まずは貯金に対する選択肢を増やしてもらえたらと思います。 ましてや現在は、通常増えた分に課税される約20%の税金が全額免除される 「つみたてNISA」という超絶素晴らしい制度がありますしね。 以上、家と関係ない話について今回は最後までお届けしてみました。 それでは、、、

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  • 失敗しない注文住宅の「土地」の探し方

    失敗しない注文住宅の「土地」の探し方

    家づくりにおいて基本的に、土地探しは自分たちだけでやるべきではありません。 理由は、土地によって建てられる家も違えば、建てるべき家も違うからです。   つまり、あなたが暮らす家の間取りは、 その土地によって決まると言っても過言ではないことから、 また、建てる家によってどんな土地が最適なのかが異なることから、 土地探しをする前に建築のパートナーを決定し、 ともに土地を探すのが理想的だというわけですね。   おはようございます。 相馬です。   例えば、南向きの土地は一見日当たりが良さそうに見えますが、 日当たりがよくなるように部屋を全て南につくってしまうと 外から中が丸見えになるため、必然的にプライバシーも低くなるし、 同時に間取りがバレバレで防犯性も低いし、 結局カーテンを締め切っているので明るい家にはなりません。   それゆえ、弊社では日当たりの良さを活かしつつ、 プライバシーと防犯に優れた住まいになるよう間取りを考えるのですが、 そうなれば、必然的に視線が気になる南面に 窓をつくる必要がない間取りが出来上がることになります。   つまり、せっかく日当たりがいい南向きの土地を買ったのに、 全くと言っていいほどそうした意味がなくなるというわけです。   そんなこんなで、弊社で家を建てる方には、 南向きの土地を買うだけお金がもったいないので、 出来ればやめといた方がいいですよとお伝えするのですが、 では、どんな土地をオススメするのかというと、南向き以外の土地です。   南向き以外の土地だと、仮に南向きに部屋をつくったとしても 道路から家の中が丸見えになりにくいというのが1つ。   そしてもう1つが、南向き以外の土地でも、 リビングに直射日光が入る間取りをつくることが出来るからです。 「中庭」や「吹き抜け」などの手段を利用しつつです。   ただ、個人的にオススメしないというか 絶対にオススメしたくないのが「2階リビング」ですね。 単純に歳をとったら不便になる可能性が高いだろうし、 自力で2階に上がれなくなった場合、かなり大きな出費が必要になるからです。   それはいいとして、何が言いたいのかと言うと、 これはあくまで弊社の考え方であり、 工務店によって建てる家の考え方も違えば、 そうなればその家に適した土地も違ってくるということですね。   なので、まずはいきなり土地を探し始めるのではなく、 自分がどんな家に住みたいのか? そして、どこでお願いするのか? を先に決めてから土地を探し始めることをオススメします。   土地によって出来ることと出来ないことがあるし、 どんな土地が最適なのかは工務店によっても違ってくるので、 この順番を覚えておいて下さいね。   それでは、、、

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  • 注文住宅を建てるなら平屋?二階建て?

    注文住宅を建てるなら平屋?二階建て?

    弊社が基本的に「平屋」をオススメし 「2階建て」をオススメしない理由の1つに耐震性があります。 2階建ては、2つの理由からバランスが悪くなる上に、 強風や重量車両の通行などの影響を受けやすいからです。   また、2階建てならでは、のこれらのデメリットは、 耐震等級3を取りつつ制震ダンパをつければ緩和することが出来るものの、 これらを合わせると60万円〜70万円ほどコストがかかるため、 コスト的な観点から考えても率先してオススメ出来なかったりします。   おはようございます。 相馬です。   というわけで今回は、 2階建ての耐震性が悪くなる 2つの理由についてお伝えしていきたいと思います。   言われてみると「なるほど!」となるのですが、 言われるまで、ほとんどの方が気が付くことすらないことなので、 この機会にぜひ知っておいてください。   上下のバランスが悪い   まず、1つ目の理由がこれです。 1階の柱や壁の量よりも2階の柱や壁の量の方が多くなるからです。 1階には大空間のLDKをつくるのに対し、 2階は細かく部屋をいくつもつくりますからね。 つまり、下よりも上の方が重いため 上からの荷重負担が大きくなるということですね。   また、LDKを明るくするために 1階の窓はサイズを大きめに、かつ多めにつくろうとしますが、 こうすれば1階の壁がもっと少なくなるため、 さらに上下のバランスが悪くなってしまいます。   そんなこんなで、2階建てにして 1階をパブリックスペース、2階をプライベートスペースとする 間取りをつくろうとした段階で、 必然的に上下のバランスが悪くなり耐震性が悪くなるというわけです。   南北のバランスが悪い   そして、もう1つの理由がこれです。 南に出来るだけたくさん部屋をつくり、 その部屋には出来るだけたくさん大きな窓をつくるのに対し、 北には水回りを配置することが多く、 窓をつくったとしても小さめの窓ばかりにするからです。   つまり、ほとんどの家が南と北の壁のバランスが悪いというわけですね。 (北は自然と壁が多くなり、南は自然と壁が少なくなるということです) その上、南の2階部分には、 南に突き出してベランダをつくるのが一般的になっていますが、 こうすればさらに南に荷重がかかることになるため、 必然的に家のバランスも悪くなります。   そんなこんなで、先程の上下のバランスに加えて 南北のバランスまでも悪くなってしまうのが2階建てのお家というわけですね。   2階建てのコストが安いは嘘!?   この他、2階建ては平屋に比べて家事動線も悪いし、 掃除や片付けにも手間がかかります。 なのに、ほとんどの人が2階建ての家を建てている理由は何か?   それは、「平屋は高く2階建ての方が安い」 という間違った情報が市場に流通しているからではないでしょうか。 つまり、平屋にしたくても経済的な面で ハナから諦めてしまっている方がたくさんいるからということですね。   しかし、結論から申し上げると、決して平屋が高いわけでもないし、 予算を抑えたいと思っている方はむしろ平屋にすべきだと思っています。   平屋が安くなる理由は、 2階建てよりも床面積を大幅に抑えることが出来るからです。 階段も必要なくなるし、2階のトイレも必要なくなるし、 設計によっては廊下もなくせるし、余分な部屋もカット出来るからです。   また、平屋を建てるためには、 土地もかなり広くないといけないと思っている方がいらっしゃいますが、 実は60坪もあれば、充分平屋を建てることが出来るし、 それ以下の面積でも、例えば50坪や55坪でも 家族4人がゆったり暮らせる平屋を建てることが出来ます。   まー、あくまでこの理論は僕自身の個人的な意見であって 決して一般的ではないと思うので、 こんな考え方もありかなと思った方は、 いつでもお問い合わせいただければと思います。   それでは、、、

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  • 弘前で土地から買って家を建てる人のマスト条件

    弘前で土地から買って家を建てる人のマスト条件

    土地から買って家を建てなければいけない人は、 土地を買う必要がない人に比べて 銀行からの借り入れが大きくなるため、 夫婦いずれかの所得だけで満額借りるのが難しくなってきます。   結果、夫婦で収入を合算しつつお金を借りる場合が多くなるのですが、 もちろん、現在は夫婦そろって働き続けることが当たり前ではあるものの、 個人的には、どっちもがフルタイムで働き続けることを前提として お金を借りるべきではないと思っています。   理由は、これから先もずっと今と同じように 働き続けることが出来るかどうか分からないからです。 今の給料のまま同じ会社で働き続けられる保証がないのが一つ。 そして、親御さんたちがまだまだ現役で働き続けているとしたら、 子供たちの世話を頼むにしても限界があるし、 また、その親御さんたちが、介護が必要になる可能性もゼロではないからです。   そんなこんなで、土地から買って家を建てなければいけない人は、 家づくりの予算を抑える方法を知った上で家を建てるべきだと思います。   おはようございます。 相馬です。   では今回は、 家づくりの予算を抑える現実的で具体的な方法について ダイジェストでお伝えしていきたいと思います。   ✔️平屋にする   家の予算を抑えるためには平屋にすべきです。 平屋にすれば階段がなくなるし、 間取りのつくり方によっては廊下もなくすことが出来るため、 面積を抑えることが出来るからです。   ✔️なくてもいいものをなくす   ただし、ただ平屋にしただけでは、 充分にコストが落ちるわけではありません。 なので、なくてもいいものをなくすという作業をしなくてはいけません。 それぞれの部屋の広さや部屋の数などですね。   これによってさらに面積を抑えることが出来るため、 この時点でみんなが建てている 2階建ての普通の家より安いコストで建てられます。   ✔️土地は必要な広さに止める   建てる家がコンパクトに出来そうなら、買う土地もコンパクトに出来ます。 そして、探す土地の広さの目安は、あなたが必要な平屋の建築面積の他、 家の周囲に10坪程度、車1台につき4.5坪なので、 あなたが必要だと思う台数分、これらを足した広さで充分です。 仮に建築面積が30坪の平屋で置きたい車の台数が3台だとしたら、 53.5坪ぐらいの広さを目安として土地を探せばいいというわけですね。   ✔️余分な外構工事をなくす   これまでお伝えした内容で土地を買い、家を建てれば、 必然的に外構工事の面積が最小限になります。 そして、外構工事のコストをさらに下げるために必要な要素が、   ✔️プライバシーが担保された家にする   ということです。 つまり、周りからの視線が気にならない家をつくるということですね。   これが出来れば、防犯のために塀の工事にお金をかける必要がなくなると共に、 目隠しのための植栽や塀をつくる必要がなくなります。 かつ、プライバシーが担保された住まいは、 必然的に家の外観も美しくなるので、 庭にも余分な装飾をする必要がなくなります。   ✔️土地の日当たりは気にしない   そして最後に、一番大事なこととしてこれを覚えておいてください。 これを知っていれば格段に土地の価格を落とすことが出来ますからね。   なぜ、土地の日当たりを気にしなくていいのかというと、 日当たりを良くしたい部屋は 日が入ってくる場所につくればいいだけだし、 どんな土地でも、土地全体が、日当たりが悪いわけではないからです。   つまり、土地に合わせて間取りを考えさえすれば、 どんな土地でも明るく日当たりがいい家をつくることが出来る というわけですね。   いかがでしたか? ものすごくダイジェスト的にお伝えしたのですが、 これが家づくりのコストを最小限に抑えるために必要な全ての要素です。   これらを知っていたら、 他の人たちに比べて圧倒的にコストを抑えながら、 他の人より格段にいい家を建てることが出来ます。 そしてお金の不安を小さくすることが出来るので、 ぜひこの内容を覚えておいていただけたらと思います。   それでは、、、

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  • 家づくりの予算と4つの投資

    家づくりの予算と4つの投資

    10年ごとに2年ずつ寿命が伸び続けてきた結果、 私たち日本人は人生100年時代を迎えたと言われているのですが、 ゆえ、この長い道のりを安心して暮らしていくために 4つの投資を意識した上で 家づくりの予算計画を立てないといけないと考えています。   おはようございます。 相馬です。   というわけで今回は、 これから家を建てる誰もが意識しておいた方がいいと考えている 4つの投資についてお伝えしていきたいと思います。   その1:自己投資   働く期間が50〜60年となると、 勤めている会社がずっと存在するかも分からないし、 そこに最後まで勤め続ける可能性もほぼないと思います。   ゆえ、これだけの長い期間を働き続けるためには、 セカンドキャリアも視野に入れつつ、 常に自己投資をしておくべきではないでしょうか。   そして、そのためには、本を読んだり、学びに行ったり、 旅に出たり、新しい人と交流することで視野や見聞を広げ、 変化する時代の流れを感じ、それに対応する力や 周りから必要とされる能力をつけておいた方がいいと思っているのですが、 もちろん、これらには時間とお金が必要なのは言うまでもありませんよね。   その2:健康のための投資   これも自己投資の中の1つですが、 長く働き続けなければいけない以上、 健康を維持するための努力も常にしていくべきだと思っています。   もちろん、そうは言っても不運にも病気になる可能性はあるのですが、 とはいえ、出来るだけそうならないように、 そして良いパフォーマンスで仕事が出来るようにしておくことが 大事だと思っています。   このためには、常日頃から食べるものに気を付けることと、 適度な運動をすることだと思いますが、 栄養がある食事を中心にすると食品コストも高くなりやすいし、 適度な運動を維持するためには、 お金を払ってジムに通うことが一番手っ取り早いのではないでしょうか。 常に誰かに監視されていたらやらないわけにはいかないですもんね(笑)   その3:子供への投資   そして、忘れてはいけないのが子供たちへの投資です。 子供たちが早く自立してくれないと、 いつまでも子供たちに手間とお金がかかり続けますからね。   ゆえ、子供たちへの教育資金についても 余力を残しておくべきだと思っています。 超現実的な話になりますが、データや調査によると 親の所得や家計が子供たちの学力にかなり強く影響を及ぼすようですしね。   なので、子供たちの未来の選択肢をより広げたやるために、 そして、子供たちが早く自立出来るようになるために 子供への投資余力も残しておいて欲しいと考えています。   その4:積立投資   そして、最後の投資がこれです。 この理由は、体調を崩し働けなくなった時、 あるいは十分な状態で働けなくなった時に備えるため、 そして老後に備えるためです。   要は、自分が働くことによる収入だけじゃなく 同時にお金にも働いてもらうことによって もし自分に何かがあったとしても困らないようにするという考え方です。   この手段としてやって欲しいのが「長期積立投資」です。 つまり、一攫千金を狙って まとまったお金をハイリターンが期待出来るものに突っ込むのではなく、 毎月(毎日)コツコツと小さな金額を積み立てていくということです。 かつ、このお金は必要になる時まで絶対におろさないと心に決めることです。   いかがでしたか?   個人的には、以上の4つの投資は 長い人生を心にゆとりを持って歩んでいくためには 例外なく誰もが必要だと思っているのですが、 家や車にお金を使い過ぎてしまうと、 これらに回すお金の余力がなくなってしまいます。   ゆえ、思い立ったらいきなり家づくりに進むのではなく、 まずはこういった費用についても家族で話し合った上で、 家づくりや家づくりの予算について考えてみてもらえたらと思います。   それでは、、、

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  • 親に立ちはだかる「進学資金」の壁

    親に立ちはだかる「進学資金」の壁

    大学にさえやれれば、「万事オッケー!」とは思わないものの、 子供たちの未来の可能性を少しでも広げてやるために 大学には行かせてやりたいと思うのが 「親」というものではないでしょうか。   しかし、そこに立ちはだかるのが金銭的な問題です。 大学に行くとなると、授業料はもちろん、 家賃・光熱費・生活費なんかも親が払わないといけませんからね。   ゆえ、子供が生まれたと同時に、 多くの方が当たり前にように学資保険に入るように、 出来るだけ早いタイミングから 大学進学を見据えてお金を積み立てていくことをオススメしています。   おはようございます。 相馬です。   では、その具体的な費用と積立方法について 一緒に考えていきたいと思います。   ︎一気に跳ね上がる子供へのコスト   大学と一口に言っても、 国公立か私立かでも授業料が大きく違うし、 私立でも文系か理系かでも大きく違います。 (医学系はさらに上を行きます)   ざっと言うと国立の場合、 4年間の授業料を合わせると約243万円が必要で、 私立文系の場合が約398万円で 私立理系の場合が約542万円といった感じです。   毎月にならすと国立の場合でも約5万円、 私立文系になると約8万円で 理系にもなると約11万円ってことですね。   高校の授業料が毎月1万円弱なので、 そう考えるととんでもないぐらい跳ね上がるというわけです。 その分、大学では塾代がいらなくなりますけどね。   また、子供たちが県外に行くとなれば、 授業料とは別に家賃・光熱費・生活費を払わないといけません。 ゆえ、授業料にプラスして毎月10万円ぐらいの支出が必要だと 考えておいた方がいいのではないでしょうか。   そんなわけで、たとえわずか4年間だとしても 確実に大きな負担となるこれらの費用に関しても 出来るだけ今のうちから準備していっておくべきだと考えている次第です。   教育資金の準備方法   子供たちの人数と年齢にもよりますが、 仮に小さな子供が2人いる場合、 2人分の私立大学の授業料を 銀行預金と学資保険で準備していくとしたら、 全くと言っていいほどお金が増えないため、 毎月4万円ほど積み立てていかないといけません。   ゆえ、個人的には、 銀行への預金や学資保険に預けるのはやめて、 その資金を全て長期積立投資に回すことをオススメしています。   前々回お伝えしたように、 年率3.5%以上の割合でお金が増えていくとしたら 20年前後の積立期間があれば、 預けたお金が2倍ぐらいになっている可能性が高いからです。   逆に言うと、長期積立投資で授業料を準備していくとしたら 毎月2万円ほど積み立てていけば 同じだけの資金が準備出来るかもしれないということだし、 また毎月4万円ほど積み立てていけるのであれば、 家賃、光熱費、生活費までも準備出来るかもしれないというわけですね。   いかがでしょうか?   もちろん、これはあくまで理論上の話であり 確実にそうなるわけでもありません。 また、多かれ少なかれ投資に対する抵抗もあると思います。   しかし、個人的には、 これが進学資金の最も合理的な準備方法だと思っているので、 ぜひ、この記事も参考にしていただければと思います。 こういった資金も計画に織り込んだ上で、 家づくりの予算を決めることはとっても大切なことですから。   それでは、、、

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  • 進化すべき常識の概念

    進化すべき常識の概念

    現在当たり前とされていることは、 歴史を遡るとその成り立ちがよく分かるし、 同時にその当たり前を未だ採用する理由がないこともよく分かります。   例えば、『貯金』という文化は、 一説によると太平洋戦争の時に浸透したと言われています。 理由は、戦争中は戦争のための資金を外国から集めることが出来ないため、 国民から調達するしか選択肢がなかったからです。   そして、その手段として 当時国営だった郵便局への貯金が奨励されたようなのですが、 これ以降、金利が高い郵便局にお金を預けておきさえすれば、 放っておいてもお金が増えたため銀行への貯金が当たり前化し、 今なお、貯金一択の考え方が浸透しているというわけですね。 今や、貯金しても全く増えないにもかかわらずです。   おはようございます。 相馬です。   では続いて、家づくりの歴史を少し遡りつつ、 それをもとにこれからの家づくりについて意見を述べていきたいと思います。   ✔️国民所得倍増計画   岸田政権が「令和版」と称して打ち出しているし、 社会の授業で習ったのでご存知だとは思いますが、 高度成長期の真只中、当時の内閣が打ち出した政策が国民所得倍増計画ですが、 この時住宅の需要が一気に膨れ上がりました。 そして、国民の多くが家を持つことが当たり前になり、 日本のGDPが一気に伸びました。   当時は、現在のようなモノ余りじゃなかったので、 家や車や家電といったモノを所有することが幸せの象徴だったこともあり、 なおのこと急速に普及していったんでしょうしね。   そして、この時に急速に普及していった住宅が 公団住宅であり、ハウスメーカーの商品住宅です。 いわば、コストと工期を圧縮した大量生産型の家が普及したというわけですね。 総二階建てならでは、の家族間でのプライバシーも考慮した (1階が団欒・2階がプライバシー) という触れ込みも当時は画期的だったでしょうしね。   そんなわけで、今や家を持つことは 国民の夢ではなく当たり前となっているのですが、 では、今なお大量に建てられている 高度成長期以降に急速に普及した商品住宅は暮らしやすいのでしょうか? 現在のライフスタイルに合致していると言えるのでしょうか?   ✔️長期視点で考えるのが鍵   これらの制度が出来た当時と比べ、 現在はいろんなことが変化してきています。 それゆえ、それらに合わせて家のカタチも見直すべきではないでしょうか。   例えば、家は2階建てが当たり前ですが、 長寿化しつつある現在、 そこに50〜60年住む可能性が高いことから ホントは平屋にすべきではないでしょうか。   子供たちはやがて家を出ていくし、 歳をとれば足腰も弱ってきて2階に上るのが億劫になる可能性が高く そうなれば2階につくった部屋は使わない無駄な部屋になるからです。   また、子育て期間中のことを考えても 子供部屋が1階にあった方が確実に使い勝手がいいと思いませんか? 1階に子供部屋があれば、 わざわざ2階まで荷物を持ち運びしなくていいので、 自分の部屋に荷物を片付けてもらいやすくなるでしょうからね。     そんなわけで、 これまでの時代に沿ったままの常識に従うのではなく、 これからの時代に沿った考え方のもと 家づくりに取り組んでいただきたいと考えています。   そんな家づくりが出来れば、 より暮らしやすく、より幸せで、より充実した日々を きっと送ることが出来るのではないでしょうか。   それでは、、、  

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