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相馬建築のブログはこちらからご覧いただけます。完成見学会の開催情報のほか、優れた土地の取得方法や家づくり・インテリアづくりの極意といった情報を随時更新予定です。便利でお得な情報をキャッチして、理想の家づくりを叶えるためにお役立てください。

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  • 家の予算が自然と上がる暗黙のルール

    家の予算が自然と上がる暗黙のルール

    家を建てる人の約7割が、 土地を買わなければいけないと言われているのですが、 そうなれば必然的に銀行からの借入額が大きくなります。   そして、出来るだけ長い期間で 住宅ローンを借りることになるのですが、 この時やってはいけないことは、 現在の家賃との差を埋めるべく、 単純に安い金利を選ぶことで 返済負担を下げようとすることです。   住宅ローンは返済期間が長くなればなるほど 元本の減りが遅くなるため、 よほど貯金をしていない限り、 途中で金利が上がると一気に返済負担が上がるからです。   それゆえ、土地から買って家を建てる場合、 固定金利を選んだ場合でも 返済負担がなるべく上がらないように 家づくりの計画を立てるべき、なんですよね。   おはようございます。 相馬です。   では、固定金利を選びつつも 返済負担が上がらないようにするためには、 どのように家づくりをすべきなのか?   結論から申し上げると、 家づくりのコストを上げる原因となる ・家は最低35坪欲しい ・土地は南向きじゃないとダメだ ・土地は少しでも広く買いたい この3つの考え方を取り除くことが鍵になります。 では、その理由について1つ1つ説明していきたいと思います。   危険な暗黙のルール   家づくりでは、 そうしなければいけないわけでもないのに 知らず知らずの間にこうだと 決めつけてしまっていることがたくさんあります。   「家=2階建」や「子供部屋=2階」、「部屋=南」や「水回り=北」 という暗黙のルール的なやつです。 そして、この暗黙のルールの1つが 「家は最低35坪欲しい」ということです。   おそらく足を運んだモデルハウスや完成見学会などで 「いいな」と思った家の多くが35坪以上広さがあったからか、 あるいは、それぐらいは必要だと住宅会社から言われたからか、 その理由は定かではありませんが、 理由はさておき、この考え方が危険な理由は一体何なのでしょうか。   ほぼ合致しない予算と要望   それはいざ資金計画をしてみると、 多くの方がその大きさの家が建てられるだけの予算を 家に回すことが出来ないからです。 つまり、その大きさの家を建てるとなると、 ほぼ確実に予算オーバーしてしまうということですね。   例えば、35坪の家を建てるとなると、 税込2500万円かかるとしましょう。 一方で資金計画をした結果、 毎月、返済していける金額が80,000円で そこから逆算したローン額が3000万円、 それに自己資金として出せる300万円を足して 総予算が3300万円として、 家以外の費用に1200万円必要だとしたら、 家に掛けられる予算は2100万円となります。   となると、 35坪という広さにこだわって家を建てるとなれば、 単純に400万円資金が足りないため、 この不足分を何らかの形で補わないといけなくなります。   銀行から借り入れを増やすとか、 貯金をギリギリまで切り崩すとか、 親から助けてもらうなどの手段によって、です。   そして借り入れを増やすという選択をすると、 毎月の返済負担が大幅に上がってしまうことになり、 家計にゆとりがなくなる大きな原因となります。   ゆえ、この場合最も良い選択は、 2100万円という予算で建てられる家にすることです。 たとえそれが30坪にも満たない家になるとしても、です。   とはいえ、やはり30坪未満と聞くと 「ちょっと小さ過ぎるのでは?」と思ってしまいますよね。   なので、次回は間取りのつくり方によっては 28坪の家でも35坪の家よりも使いやすく、 より住みやすくなるということについて お伝えしていきたいと思います。   それでは、、、    

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  • 住宅ローンよりも恐ろしい電気料金

    住宅ローンよりも恐ろしい電気料金

    個人的には、家を建てる時 太陽光発電を設置した方がいいと思っているのですが、 10年前に比べて随分と買取金額が下がったことから、 設置しても採算が合わないという理由で 後ろ向きな方もけっこういらっしゃるのではないでしょうか。   また、10年もしたら発電が悪くなるとか、 廃棄処分料がベらぼうに高いとか、 廃棄が環境に悪いという話を人から聞かされたことで、 設置に後ろ向きになっている方もいらっしゃることと思います。   しかし、仮にあなたがこれらを理由として設置せず、 結果的に35年後手元に残るお金が設置した人より 400万円以上少なくなってしまう可能性が高いとしたら、 一体どちらの選択をされるでしょうか?   おはようございます。 相馬です。   というわけで、 今回は賛否両論ある太陽光発電について お伝えしていきたいと思います。   電気代が高くなっている2つの理由   太陽光発電を設置した方がいい理由は、 ズバリ電気代が高くなっているからと、 今後さらに高くなっていく可能性が高いからです。   電気代が高くなっている理由は、 1つが売電金額の原資となるお金を電気代に加算して 国民全員が払わされているからです。 電気料金の明細をご確認いただくと分かりますが、 「再生可能エネルギー賦課金」と書かれている項目ですね。   そして、この賦課金は 売電制度が始まって以来毎年値上がりし続けていて、 電気使用量が多い家庭では、 実は月3,000円〜4,000円も電気代にプラスして この賦課金を払っています。   2つ目の理由は、 そもそもの電気料金自体が どんどん高くなっていっているからです。   なんせ、現在の東北電力の基本料金は オール電化住宅でも435.6円もするし、 それに加えて夜間料金(23時〜7時)の単価も 10年前に比べて3倍ぐらい上がっていますしね。   この理由は、ザックリ言うと 発電コストが安い原発が東日本大震災をきっかけに 停止になってしまったからなのですが、 加速する脱炭素の流れからすると、 電気代はさらに高くなっていくと 考えた方がいいのではないでしょうか。   脱炭素の目標を実現するためには、 火力発電の比率を大幅に減らし、 再生可能エネルギーの比率を 増やしていくことになるのですが、 なんせ再生可能エネルギーは 発電コストが火力発電より高いからです。   では、仮に今後電気料金が毎年3%ずつ 上がっていってしまうとしたら一体どうなるのか?   恐ろしいことに24年後には電気料金が2倍になります。 「いやいや、さすがにそれは絶対にありえないでしょ!」 と思った方もいらっしゃると思いますが、 リアルにそれぐらいの比率で 電気代が上がっていっているのが現実です。   そんなわけで、太陽光発電は 高騰していく電気を電力会社から買わないようにするために 設置しなければいけないというわけですね。   ︎省エネ住宅だけでは無意味   巷では、省エネルギー性を高めることによって 電気料金を抑えるという提案が普及してきていますが、 実は、家の性能を高めただけでは、 電気代はほとんど安くなりません。   家庭に占める電気使用量の中で、 エアコンをはじめとした冷暖房機器が占める割合は、 わずか10%にも満たないからです。   つまり、仮に電気代が毎月平均15,000円だとしたら そもそも冷暖房機器には わずか1,500円しかかかってないということですね。   ゆえ、断熱を強化しこの電気代が20%カット出来たとしても、 それこそ採算が合わないのではないでしょうか。 毎月に換算すると300円の節約効果。 これが60年続くとして216,000円の節約効果ですが、 断熱強化にはこれ以上のコストが確実にかかるはずですからね。   そんなわけで、省エネ住宅は快適な住まいにはしてくれるものの、 決して電気代を安くする家ではないということを、 覚えておいてもらえたらと思います。 かつ、高騰する電気代を抑えるためには 太陽光発電の設置が必須であることも覚えてもらえたらと思います。   太陽光発電だと冷暖房機器はもちろん、 給湯器や冷蔵庫、照明、テレビといった 全ての電気をまかなうことが出来ますからね。   もちろん、設置方法や載せるパネルの品質、 そして建てる家によって享受できる経済効果の恩恵はバラバラですが、 まずは太陽光に対する偏った見方だけは頭の中から取り除いてください。   太陽光パネル自体の保証も25年もあるし、 パワコンの保証も15年もあり、 たった1年しか保証がない食洗機やIHクッキングヒーターなどの 電気製品とは比べものにならないぐらい手厚い保証が付いていますしね。   それでは、、、

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  • 変動・固定の向き不向き

    変動・固定の向き不向き

    変動金利と固定金利ではどっちが得なのか というご質問を受けることがあるのですが、 正直な話、その結果は終わってみるまで分かりません。   しかし、住宅ローンを選ぶにあたり 自分にとっての向き不向きは知っておいた方がいいと思うので、 今回はそれに関して個人的な見解を述べていきたいと思います。   おはようございます。 相馬です。   では、まずは変動金利を選んでもいい方から お伝えしていきたいと思います。 ちなみに「でもいい方」という言い方で 分かった方もいらっしゃるかもしれませんが、 僕自身は基本的に固定金利を選んだほうがいいと思っています。 理由は、説明の途中にお話ししたいと思うので、 そのまま読み進めてください。   ︎土地があり、かつ自己資金が多い方   ズバリ僕自身が変動金利を選んでもいいと思っている方は、 これに該当する方のみです。 つまり、実家に土地があるか、 あるいは土地を親が買ってくれるため、 自らのお金で土地を買う必要がない人であり、 かつ、たくさん貯金があり親からも援助がもらえる方です。   理由は簡単で、 借入が少なくなれば返済期間を短くすることが出来、 後々金利が上がったとしても 返済負担が急激に上がらないからです。   具体的にはこんな感じです。 土地代0円、建築代2500万円、 外構工事費100万円、諸経費200万円、合計2800万円、 貯金500万円、親からの援助500万円、借入1800万円、 という感じですね。   この場合、返済を20年で設定しても 月々の返済は79,609円となるため、 今の家賃と同水準ぐらいという方も多いのではないでしょうか? (10年固定の0.6%として試算)   また、10年固定の住宅ローンは 10年後確実に金利が上がるのですが、 仮にそうなったとしても返済負担はさして上がりません。 10年後には元本が半分ぐらいまで減っているからです。   そんなわけで、土地がありかつ自己資金が多い方は 変動金利を選んでもいいと思っている次第であります。   返済期間は短い方がいいのか?   とはいえ、僕自身はこのような方でも 20年返済ではなく35年返済にすることを推奨しています。 理由は、35年返済にすると返済金額が47,525円となり、 浮いた32,084円を貯金や積立投資に回すことが出来るからです。   また、住宅ローンには団体信用生命保険という 掛け捨ての定期保険がかかっているため、 わざわざ早く返済してその保証を外すこともないというのも 返済を短くする必要がないと思っている理由です。 おそらく私たちは70歳や75歳まで働くのが普通になるでしょうしね。   さらに、家を建てると 住宅ローン控除によって払った所得税や住民税を 国から当初の13年間返してもらえる制度があるのですが、 借入残額が多いほどより多くのお金を返してもらえるので、 この観点からも返済を短くする必要はないとも言えます。   以上のような理由から、 僕自身は返済期間も短くする必要はないと思っているのですが、 投資に抵抗があるとか、ローンがある状態が嫌だ という方もあると思うので、 あくまで自由に選んでいただけたらと思います。   土地を買い、自己資金が少ない方   では、続いて固定金利を選んだ方がいい方ですが、 こちらに関しては先程の真逆の方です。 つまり、土地も自分で買わないといけない、 かつ、親からの援助もなく(少なく)、 貯金もない(少ない)という方ですね。 この場合、どうしても借入金額が大きくなってしまいますからね。   少なくても3000万円、多いと4000万円オーバー という方も決して少なくないのではないでしょうか。 ゆえ、固定一択の方には借入金額が少しでも減るように 家づくりをしていただきたいと考えています。   3500万円を1.2%の金利で借りた場合、 102,096円も毎月返済しなければいけないし、 4000万円ともなると116,681円も 毎月返済しなければいけませんからね。   ゆえ、後者の方には家づくりの予算を 少しでも抑える努力をすることを推奨しているのですが、 その具体的なやり方については 次回の太陽光発電の話の後に 数回にわたってしていきたいと思っているので、 ぜひ次回以降もご覧いただければと思います。   それでは、、、

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  • 住宅ローン選びで大事な2つのコト

    住宅ローン選びで大事な2つのコト

    家を建てるとなれば、 ほとんどの方が住宅ローンを利用すると思いますが、 この住宅ローン金利は高いより 安いに越したことはありませんよね。   仮に3000万円借りるとした場合、 0.6%という金利で貸してくれるのと 1.2%という金利で貸してくれるのとでは、 毎月の返済が8,302円も違うし、 利息を35年トータルすると3,486,840円も違いますからね。   そんなわけで、多くの方があっさりと 安い金利を選んでしまうのですが、 果たしてホントに金利は安い方がいいのでしょうか? そこに落とし穴はないのでしょうか?   おはようございます。 相馬です。   では、今回は貯金・保険の話に引き続き、 住宅ローンのコトについてお伝えしていきたいと思います。   理解しておくコトはたった2つだけ   住宅ローンで知っておくべきコトはたった2つだけ。 1つが住宅ローンの種類とそのメリットとデメリット。 そしてもう1つがそれを踏まえた上で あなたがどれに向いているのかということです。   まず住宅ローンの種類ですが、大きく分けると 「変動金利」と「固定金利」のたった2つしかありません。   変動金利とは、文字どおり途中で金利が変動するローンで、 固定金利はその逆で最後まで金利が変わらないローンです。 「フラット35」という住宅ローンが固定の代表的な商品ですね。   ちなみに、●●銀行や●●銀行といった 地方銀行が取り扱っている変動金利の住宅ローンは、 「3年固定」とか「10年固定」とパンフレットに書かれているため、 固定と誤解しそうになるのですが、 変動金利なので間違えないようにしてください。   では、まずは「変動金利」について 分かりやすく説明していきますね。 先程の3年固定や10年固定ですね。   これらの最大のメリットは、 固定金利よりも金利が安いということです。 つまり、冒頭でもお伝えした通り、 同じ金額を借りるとしたら 毎月の返済が安くなるというわけですね。   そして、返済が終わるまでずっと 固定よりも金利が安い状態が続いた場合、 固定に比べて圧倒的に利息が少なく済むことになります。 しかし、そう上手くいくかどうかが誰にも分からないのが 変動金利の怖いところでありデメリットでもあります。   過去にバブルがはじけて以来、 日本はずっとデフレが続き物価が上昇せず、 金利も低い水準を推移しているので、 もしかしたら、35年後も変わらず こんな状態かもしれないのですが、 とはいえ、これから先のことなんて 誰にも予測出来ませんからね。   また、変動金利で知っておかないといけないことが、 3年や10年という固定期間が終わる時、 金利が上がるということです。   それゆえ、変動金利を選ぶ場合、 その期間が満了する時に銀行と金利の交渉をするか、 あるいは他の銀行に借り換えるか、 あるいは繰上げ返済をすることで返済負担が増えないようにする、 のいずれかを選択しなければいけません。   ざっと言うとこれらが変動金利の特徴です。 あとは、銀行によって設定されている金利が微妙に違うこと、 交渉やその人の属性(仕事・会社・収入など)によって 金利が違ってくるといったところでしょうか。   では、続いて「固定金利」について。 固定金利に関しては変動金利より金利が高く設定されていて、 かつ、変動金利のように人によっては金利が安くなる ということは基本ありません。 それゆえ、パンフレットやネットに 記載されている金利がそのまま適用になるという感じです。   また、固定金利を選ぶ場合、 融資手数料という手数料がどの銀行でも余分に発生するのですが、 この手数料は変動金利には存在しないので、 この分、家そのものに掛けられる費用が減ってしまうというのも 固定金利のデメリットとなります。   要するに、固定金利を選ぶ場合、 変動金利に比べて 家そのものに掛けられる予算が減るにもかかわらず、 返済額は大きくなってしまうというわけですね。 そして、その変わり返済額はずっと一定となるため、 安心感があるという感じですね。 これが固定金利の特徴です。   いかがでしたか? 住宅ローンは大きく分けるとこの2つしかないのですが、 自分はどっちが向いているか なんとなくお分かりいただけましたか?   では、次回は変動を選んだ方がいい人 固定を選んだ方がいい人について 個人的な見解を述べていきたいと思います。   それでは、、、  

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  • 家を建てるタイミングで生命保険を見直すべき理由

    家を建てるタイミングで生命保険を見直すべき理由

    家を建てるにあたり銀行からお金を借りるとしたら 団体信用生命保険という 掛け捨ての定期保険に加入することになるため、 現在入っている生命保険を必ず見直すべきだと思います。 また、生命保険の仲間には 医療保険や学資保険などがありますが、 これらも家を建てると同時に見直すことをオススメしています。 そもそも学資保険は、 以前のように掛け金以上にお金が増えることも なくなってしまいましたしね。 ま、今の日本の金利水準を見る限り、 当たり前と言えば当たり前のことなんですけどね。 おはようございます。 相馬です。 では、その理由について もう少し詳しくお伝えしていきたいと思います。 まずは生命保険からです。 保険はお金が増えるのか? 生命保険には、 「定期保険」「養老保険」「終身保険」の3つがあり、 後者2つは死亡保障と同時に貯蓄機能を備えているのですが、 もしもの時の保障に備えつつ、 ほぼノーリスクでお金が増えるという魅力に惹きつけられ、 銀行にお金を預けるぐらいならこっちの方がいいなと思い、 加入している人も決して少なくないのではないでしょうか? 確かにこれらの保険は 中長期的に保険料を払い続けていくことによって それなりにお金は増えるので、 銀行に預金するよりは良いとは思うのですが、 正味の話をすると、 自分自身で積立投資を長期的にしていった方が、 比べものにならないぐらいお金が増えていくので 確実に保険よりも積立投資を優先すべきだと思います。 とはいえ、積立投資の商品には 保険のように死亡保障がついていないし リスクもゼロではないので、 それも考慮したら保険の方がいいじゃないの? と思ってしまいますよね・・ 死亡保障はそこまで必要ない? しかし、実際のところ、 そこまで死亡保障を手厚くする必要はありません。 債務者にもしものことが起こった時、 ローンが全額返済される掛け捨ての保険に 住宅ローンを申し込むと同時に加入するからです。 仮にご主人が単独名義でローンを借りた数年後、 不幸にも亡くなってしまったとしましょう。 この場合、あなたのご主人の給料は 全くなくなってしまいますが、 逆に必要じゃなくなる費用もたくさん出来ます。 まずは住宅ローンの返済です。 そして、ご主人に掛けていた保険も全ていらなくなるし、 車の維持費もいらなくなります。 また、携帯代や食費、雑費、交際費、 小遣いといった費用も全ていらなくなります。 さらに、これに加えて、 遺族には国から年金が支給されることになります。 となると、おそらくトントンか あるいは、今より家計に少しゆとりが生まれるかもしれません。 あるいは、あなたがガッツリ仕事をしているとしたら、 けっこうゆとりが生まれるのではないでしょうか。 さらに、お子さんが成長し大学に行きたいとなった時も、 最悪、その家を売却し実家に帰り親御さんと一緒に暮らせば、 その資金の多くを捻出してやれるでしょう。 そんなわけで、家を建てた瞬間に全ての保険を見直し、 なんならその多くを解約してもいいと思っている次第です。 あるいはもし入るとしたら、 子供たちが大学を卒業するまでの間、掛け捨ての定期保険に ちょっとだけ入っているぐらいでいいのではないでしょうか。 もはや子供たちが仕事をやり始めた時点で、 もしもの時に備える必要なんてありませんからね。 医療保険が最小限でいい理由 医療保険に関しても、 国民健康保険が充実している 日本ではほぼ入る必要がないと思います。 治療費がわずか3割しかからないからです。 また、日本では国民健康保険さえきちんと払っていれば、 高額療養費制度が適用されるため、 大きな病気をしたとしても それほど大きな治療費を請求されることがありません。 そのほとんどを国が負担してくれるからです。 そんなわけで基本的には医療保険にも入る必要がないし、 仮に入るとしても高額療養費でまかなえないものにだけ 入るぐらいでいいと思っている次第です。 以上を踏まえて、家を建てる機会に 今入っている生命保険をしっかりと見直し、 浮いた資金を積立投資に回すという マインドに切り替えていただければと思います。 では次回は、家づくりでとっても大切な 住宅ローンについてお伝えしていきたいと思います。 それでは、、、 株式会社相馬建築では随時、家づくり相談を行っております。 家づくりを始める前に失敗しない住宅ローンの選び方や 知っておいてほしいことや集めておくべき情報を 分かりやすくお伝えします! ご相談はのご予約はお電話(0172-40-0237) またはホームページからお問い合わせください。 https://www.soma-arc.jp/

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  • アップデートすべき8つの常識

    アップデートすべき8つの常識

    ✓貯金は定期預金でしている ✓生命保険にバッチリ入っている ✓住宅ローン金利は安いほど良い ✓太陽光発電はつけても無駄だ ✓家は35坪以上欲しい ✓土地は南向きじゃないとダメだ ✓土地は少しでも広く買いたい ✓投資は危険だから絶対にしない この8つの項目は、 多くの方にとって当たり前に なっていることかもしれませんが、 これら8つの全てか、 あるいはその多くに該当するとしたら、 将来、苦しい生活になる可能性が高くなる と言っても過言ではありません。 一方で、この8つ全てに該当しない方は、 家を建てた後もお金の不安なく暮らし続けられる 可能性がグンと高くなります。 というのも、 これを知っているか知らないかで、 35年後に手元の残る資産が 数千万円違ってくるかもしれないからです。 そんなわけで、 これから家を建てようと思っているあなたに 家を建てる前に絶対に知っておいた方がいいお話を 数回に渡ってしていきたいと思います。 おはようございます。 相馬です。 多くの方が家を建てる前は 賃貸アパートかマンションに 住まれているかと思いますが、 これらの住まいにはそもそも窓がそれほどありません。 おそらくベランダに出られる窓が1つか2つと、 玄関脇の共用部分に面した窓が1つの、 計2つか3つといったところでしょうか。 なので、賃貸住宅では、 窓の管理が全然大変じゃありません。 一方で、家を建てると窓の数が一気に増えます。 賃貸では2方向しか窓がなかったのに対し、 東西南北4方向全てに窓が出来るし、 かつ、それが1・2階両方となるからです。 また、防犯性や意匠性を考慮してか、 小さなデザイン窓をたくさん使うので、 なおのこと窓だらけになってしまいます。 そんなこんなで、 これまで2、3ヶ所だった窓が 一気に20ヶ所以上になってしまうというわけです。 (下手したら30ヶ所ぐらいある家もあります) そして、最初のうちは風通しを良くするために、 こまめに窓を開けたりするのですが、 これが新たな心配事を発生させます。 「あれっ?あの窓閉めたかしら?」 「あれっ?あの窓鍵かけたかしら?」 という心配事を。 そして、いつの間にか窓を開けなくなっていきます。 開けてしまうと、いつも閉めたかどうかが気になるからです。 そして、いつしか決まった窓しか開けなくなってしまいます。 それどころか、開けない窓はカーテンも閉まったままになり、 光すら入ってこなくなっているかもしれません。 管理出来る範囲でつくる この事実から言えることは、 窓はやみくもに増やすべきではないということです。 増えたら増えた分だけ管理が行き届かなくなり、 する必要のない心配事が増えるからです。 また、冒頭でもお伝えしたように、 確実に耐震性も悪くなるし、 確実に断熱性も悪くなるし、 確実に家も汚れやすくなるし、 確実に掃除の手間も増えるからです。 そして、窓が増えれば、 それに反比例するかのように収納も減ってしまいます。 窓が増えるということはイコール家の壁が減ることであり、 家の壁が減れば、 設置出来る棚の範囲が少なくなるからです。 で、その結果、思っていたよりもモノが置けず 収納の中に所狭しと、 ギュウギュウ詰めにモノを詰め込まざるを得なくなり、 どこに何があるのか分からなくなってしまいます。 つまり、収納までも 管理しにくくなってしまうというわけですね。 ということで、これから家を建てるあなたは、 明るさや開放感にこだわるあまり 窓のつくり過ぎないように注意しつつ 家づくりをしていただければと思います。 窓を厳選してつくれば その分コストも落ちるわけですしね! それでは、、、 株式会社相馬建築では随時、家づくり相談を行っております。 家づくりを始める前に失敗しない住宅ローンの選び方や 知っておいてほしいことや集めておくべき情報を 分かりやすくお伝えします! ご相談はのご予約はお電話(0172-40-0237) またはホームページからお問い合わせください。 https://www.soma-arc.jp/

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  • 60-間取りは土地で決まるもの

    60-間取りは土地で決まるもの

    例えば、あなたが家を建てる土地が、 東が道路に接している 間口11m×奥行き16.5mの55坪の土地で、 その南に2階建の家が建っており、 そのせいで、敷地の半分ぐらいまで 日陰になっているとしたら、 どのようなお家を建てるべきでしょうか? さらに、南だけじゃなく 西と北にも家が建っており 周囲を家に囲まれているとしたら、 そこにどのようなお家を建てるのが 最も理想的なのでしょうか? おはようございます。 相馬です。 この場合、一般的には、 日陰になっている所を避けて 家を建てようとします。 つまり、陰になっていない部分にだけ 家を建てようとするため、 必然的に2階建ての家になるというわけですね。 そして、1階の日光が入ってくる場所には、 リビングや和室をつくり、 日が当たらなくていい場所には、 お風呂や洗面やトイレといった 水回りを配置すると思います。 2階には、寝室や子供部屋といった プライベートルームを配置し、 出来るだけ、全ての部屋を 日当たりがいい南に配置し、かつ、 その南にはベランダをつくるのではないでしょうか。 さらに、道路面である東からも 朝の光がたくさん採り込めることから、 東にも大きな窓をつくり、 東と南からたくさんの光が 採り込めるようにすると思います。 これが、この土地に建つ、 最もポピュラーな間取りですね。 ですが、残念ながらこのポピュラーなお家は、 実際住んでみると、 様々なデメリットを痛感することになります。 例えば、1階のリビングにつくった 大きな窓から見える景色は、 「すぐ南に立ったお家の裏側」です。 つまり、エアコンの室外機や給湯器、 換気扇によって汚れた外壁や ゴミが並べられた勝手口などを 眺めながら暮らすことになります。 それゆえ、そうならないように、 隣との境界に目隠しを設置することになります。 そうしないとカーテンも開けられないので、 家の中が薄暗くなってしまうし、 せっかくつくったウッドデッキも、 使いにくくなりますしね。 では、道路面につくった大きな窓はどうでしょうか? これらの窓からは、光もたくさん入ってきますが、 同時に視線もたくさん入ってくるため、 カーテンを開けることが出来ません。 そして、光が遮られ家の中が薄暗くなってしまいます。 また、2階につくった子供部屋は、 小さな子供たちにとって、 使いやすいのでしょうか? もちろん、そんなはずはありませんよね? 子供たちはお母さんの近くで居たいものだし、 散らかしたおもちゃを 片付けることもままならない子供たちが、 さらにそれを自分の部屋に 持って行くとは考えにくいですもんね。 つまり、リビングやダイニングに 荷物の全てが集中してしまうというわけですね。 結果、片付けしにくい家となり、 同時に、掃除もしにくい家になってしまう、 というわけですね。 この他、避けた日陰に出来た余白にも、 外構工事が必要となるため、 外構費用が余分にかかることになります。 ざっと、挙げると、 こういったことがこのお家を建てた場合、 考えられるって感じでしょうか。 では、次回は、 この土地にはどのような家を建てるべきなのか? 全く違う視点でお伝えしていきたいと思います。 この土地の可能性をより引き出す家づくりの考え方です! それでは、、、 株式会社相馬建築では随時、家づくり相談を行っております。 家づくりを始める前に失敗しない住宅ローンの選び方や 知っておいてほしいことや集めておくべき情報を 分かりやすくお伝えします! ご相談のご予約はお電話(0172-40-0237) またはホームページからお問い合わせください。

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  • 59-2000万以下で平屋は建てられないのか?

    59-2000万以下で平屋は建てられないのか?

    例えば、土地の広さが100坪あれば、 問答無用で平屋を建てるべきなのですが、 多くの方が、そんな広大な敷地に ポツンと2階建の家を建てています。 その理由は「平屋は高い」と 思い込んでしまっているからだと思いますが、 平屋は、本当に前評判通り 高くなってしまうのでしょうか? おはようございます。 相馬です。 その答えは、 「イエス」でもあり「ノー」でもあります。 つまり、家をどう考えるかによって、 どちらにもなりうるということですね。 では、高くなってしまう方は、 どのように家を考えてしまう方なのでしょうか? 坪数にこだわる人 平屋が高くなってしまう方は、 坪数にこだわってしまう人です。 「家はこれくらいなければいけない」とか、 「部屋はこれだけなければいけない」とか、 「部屋の広さもこれくらいないといけない」とか、 なんせやたらとデカさにこだわる人です。 これは平屋に限ったことではなく、 2階建てでも同じですが、 家は大きくなればなるほど、 それに連動して家の価格も高くなります。 そして、あれもこれもと どんどん付け加えていった結果、 坪単価は安くなっていくものの、 それに逆行して家の価格は高くなっていってしまいます。 家が高くなれば、色々と高くなる そして、家の坪数にこだわれば、 建築費が高くなるだけにとどまらず、 そのほかの様々な費用も高くなってしまいます。 ランニングコストとなる光熱費や固定資産税、 そして、塗り替えなどのメンテコスト、 さらには、将来リフォームする時のコストなどが、です。 それゆえ、コストを抑えながら平屋を建てるためには、 坪数や大きさにこだわらないようにすべきである、 そして、それが結果的にランニングコストも 抑えられるようになるというわけですね。 無駄を省きながら平屋を建てる! では、前回お伝えさせていただいたこちらの土地では、 1800万円という予算の中で、 一体どのような家を提案したのでしょうか? もちろん、これだけの広さがなので、 当たり前のように平屋を提案させていただいたのですが、 まず道路面である西面に玄関と収納をまとめました。 玄関は明るい方がいいものの、 かといって厳しい西日を入れる必要はないし、 収納にいたっては、 そもそも日光を入れる必要なんてありませんからね。 結果、正面となる西面から窓をなくすことが出来、 スッキリした美しい外観になると同時に、 汚れの原因となる窓がなくなれば、 家の汚れも目立ちにくくなります。 また、間取りが分からない 防犯に優れた住まいにもなります。 そして、たっぷりと直射日光が入り、 明るく開放的なスペースにしたいリビングは、 視線が気にならない場所に配置しつつ、 視線が気にならない窓をつくりました。 結果、たとえ曇りの日でも 自然光だけで日中過ごすことが出来る 明るいリビングが出来上がりました。 もちろん、光を拡散させる工夫も織り交ぜることで 明るさを際立たせていますがね。 コスト面はどうでしょうか? コストを抑えるためには、 広さにこだわらないことが大切であると申し上げましたが、 では、そうするためには一体どうすればいいのでしょうか? まずは、廊下をなくすことです。 廊下がなければ家の中の温度差が生まれにくくなり、 快適な環境も維持しやすいですしね。 また、部屋の数や広さについても、 必要・不必要をよく考えるべきです。 子供部屋の数や広さ、寝室の広さ、ですね。 収納に関しても、 ただ闇雲にたくさんつくればいいわけじゃありません。 床面積が増えれば、 それに比例してコストが高くなってしまうからです。 それゆえ、床面積を増やさずに収納を増やす工夫を 家の至るところに織り交ぜました。 そして、こういった工夫をした結果、 1800万円でゆとりを持って暮らすことが出来る 平屋の住まいをつくることが出来たというわけです。 ということで、家づくりをする時は、 なにげなく受け入れてしまっている 思い込みを一旦捨てていただくと同時に、 本当に自分たちに必要なものが何かをよく考えながら 土地を選び、間取りをつくっていただければと思います。 それでは、、、 株式会社相馬建築では随時、家づくり相談を行っております。 家づくりを始める前に失敗しない住宅ローンの選び方や 知っておいてほしいことや集めておくべき情報を 分かりやすくお伝えします! ご相談のご予約はお電話(0172-40-0237) またはホームページからお問い合わせください。

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  • 58-100坪もあるのになぜ2階建??

    58-100坪もあるのになぜ2階建??

    下の図のように 家を建てようと思っている土地の 南に3階建ての家が建っていて、 敷地の一番北まで日陰になってしまうとしたら、 どのような家にすればいいのでしょうか? もちろん、この答えは、 建築地の広さによって異なるのですが、 仮にこの建築地が100坪だとしたら あなたなら一体どのような 家が建つと想像されるでしょうか? おはようございます。 相馬です。 この土地は、幸いなことに、 3階建の影響を受ける部分のほとんどが、 駐車場として使う部分であり、 家を建てる部分の南に建っているお家は平屋であるため、 そもそもそれほど日照を心配する必要がありません。 それゆえ、平屋のお家を建てるのが 最も妥当な選択となります。 もちろん、平屋を建てるとなると 3階建ての陰になる場所も出来るし、 3階部分から見下ろされることも想定した上で 間取りを考えなければいけないし、 西日を遮断しながら採光を確保する必要があるので、 これらを織り込みつつ、 間取りを考えていかなくてはいけませんけどね。 また、その土地でどんな家を 建てるべきなのかを考える際、 土地の形状や環境と共に 考えなければいけないことが 「予算」です。 では、あなたが家に使える予算が、 税込1800万円だとしたら、 あなたはどのような選択をされるでしょうか?   2階建はコスパがいい!? 多くの住宅会社が、 土地の広さや土地の環境に関係なく、 当たり前のように2階建てを提案します。 2階建ての方が、コスパがいいからです。 つまり、あなたが望む広さの家を 予算内で最も叶えやすいのが 寝室や子供部屋などを全て2階につくる いわゆる総2階建ての家であるため、 その提案が基本となるわけですね。 では、1800万円という予算では、 具体的にどのような2階建の家になるのでしょうか? おそらく、その家は1階にリビングダイニングキッチンと 小さなタタミコーナーがある家になるでしょう。 そして、2階には人数分の子供部屋と無駄に広い寝室をつくり、 かつ、本来1階につくるべき納戸をつくることでしょう。 また、ベランダも広くつくってくれることでしょう。 しかし、この家は使いやすいお家となるのでしょうか? 明らかに、暮らしの中心となる1階に、 部屋も収納も足りないお家になるのではないでしょうか? また、わざわざ2階に上がるのが面倒くさい子供たちが 自分たちの荷物をリビングに置いていくため、 よりいっそう1階が散らかる生活感満載の 雑然とした家になりやすいのではないでしょうか? 敷地も余白が多くなり、 外構工事にも余分なコストが掛かってしまいますしね。 いかがでしょうか? 多くの住宅会社が、 平屋は高いという理由から きっと2階建ての家を提案することでしょう。 平屋が建つ土地であるにもかかわらず。 しかし、建て方によっては 平屋は高くなるどころか、 むしろコストを抑えることが出来ます。 もちろん、そのためには、 あなたの頭の中にこびりついている いろいろな家づくりの既成概念を 一旦捨てていただかないといけませんけどね。 ということで次回は、 弊社なら、この土地にどんな家を提案するのか? についてお伝えしていきたいと思います。 それでは、、、 株式会社相馬建築では随時、家づくり相談を行っております。 家づくりを始める前に失敗しない住宅ローンの選び方や 知っておいてほしいことや集めておくべき情報を 分かりやすくお伝えします! ご相談はのご予約はお電話(0172-40-0237) またはホームページからお問い合わせください。

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  • 57-日当たりが悪い土地ほど居心地がいい!?

    57-日当たりが悪い土地ほど居心地がいい!?

    北側接道で奥行きが浅く、 かつ南に隣接して家が建っている 日当たりが悪い土地で家を建てる場合、 光の採り込み方に工夫が必要です。 南にリビングを配置し大きな窓をつくっても、 そこからは全く光が入ってこないでしょうし、 光を補うために東や西に大きな窓をつくっても、 それらも全てカーテンで防いでしまうとなると、 そこからも光が入ってこなくなるからです。 おはようございます。 相馬です。 ではこの場合、どのようにして 室内に光を採り込めばいいのでしょうか?   リビングの位置を南にこだわらない 日当たりが悪い土地に共通して言えることは、 「リビングの位置を南にこだわらないこと」です。 そこにこだわればこだわるほど、 室内に光が入ってこなくなるからです。 南からの光を採り込むためには、 南の建物から充分な距離が必要です。 それゆえ、南に建つ建物から 充分な距離が取れる位置に リビングを配置するという選択肢も 視野に入れておく必要があるというわけですね。 吹抜けをつくる リビングの位置をずらしただけでは、 まだ充分な光が採り込めないとしたら、 吹抜けをつくることも視野に入れるべきです。 高い位置から光を採り込むことが出来れば、 安定した明るさを維持しやすくなると同時に、 吹き抜けの窓から空が見えるため 開放感がグンとアップしますしね。 ただ、吹抜けにはメリットもあれば デメリットもあるため、 そのデメリットを打ち消す工夫も 同時にする必要があります。 例えば、吹抜けをつくれば、 少なからず耐震性は悪くなってしまいます。 それゆえ、バランスを考えた 間取りづくりや窓のつくり方が非常に大切です。 また、吹抜けがあれば、 そこに熱が逃げていくことになるため、 断熱や暖房のことも考慮しておく必要があります。 もちろん、断熱性能が高いことは、 現在の家では標準的なことなので、 それは当たり前だとして、まず考えるべきは、 無駄に窓を多くつくらないということです。 いくら窓の性能が以前より高くなったとはいえ、 壁よりも圧倒的に断熱性能は劣るからです。 また、家の面積を無駄に大きくしない ということも大事なことです。 廊下を無駄に多くつくらない、 部屋数を無駄に多くつくらない、 部屋も無駄に広くつくらない、 といった工夫をすることによって、です。 そして、暖房にも工夫することもオススメします。 例えば、吹抜けがある場所には、 床暖房を設置するという選択肢があります。 体感温度は足元の温度に左右されるし、 暖かい空気は冷たい空気より軽いため、 下から上に上がっていくという特徴があるからです。 また、エアコンを使用する場合も、 つけたり消したりするのではなく、 1日中つけっぱなしにしておくことをオススメしています。 つけっぱなしの方が 逆に電気代が安いとも言われているし、 その上、ずっと温度が一定に保てるし、 家全体の温度差も生まれにくくなるからです。 いかがでしたか? こういったことを同時に考えながら、 家づくりをすることが出来れば、 どんな土地でも例外なく 住みやすい家をつくることが出来ます。 なにより、日当たりが悪い土地は、 1階に大きな窓をつくっても意味がないため、 プライバシーが担保された とっても居心地がいい家がつくりやすい という大きなメリットもあるわけですしね。 ということで、あなたが 家を建てようと思っている土地が 日当たりが悪かったとしても、 そう悲観的にならないように していただければと思います。 設計の工夫次第でなんとかなりますから! それでは、、、 株式会社相馬建築では随時、家づくり相談を行っております。 家づくりを始める前に失敗しない住宅ローンの選び方や 知っておいてほしいことや集めておくべき情報を 分かりやすくお伝えします! ご相談はのご予約はお電話(0172-40-0237) またはホームページからお問い合わせください。

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