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相馬建築のブログはこちらからご覧いただけます。完成見学会の開催情報のほか、優れた土地の取得方法や家づくり・インテリアづくりの極意といった情報を随時更新予定です。便利でお得な情報をキャッチして、理想の家づくりを叶えるためにお役立てください。
ブログ一覧
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値上がりしている土地代を抑える方法
コロナ以降、材料費の高騰によって 建築費がずいぶんと値上がりしたのですが、 それと同時に土地価格も値上がりしています。 造成工事費用が値上がりしているから。 そして、津波や土砂崩れといった 災害の心配がない場所で土地を買いたい方が増えているため、 そういった地域の土地価格が上がっているからです。 また、材料費が高騰しているということは、 外構工事費用も値上がりしているということでもあるため、 如何にその負担を上ないように家づくりをすることが出来るかが、 これからの家づくりの鍵を握ると言っても過言ではありません。 所得が上がっていない状況の中、 物価はもちろん社会保険料や税金、 そして電気料金までも上昇の一途を辿り続けているため、 今のところ可処分所得は減る一方ですからね。 そんなわけで今回は、 土地取得費用を抑える方法について お伝えしていきたいと思います。 これは外構工事費用を抑える一つの方法でもあるので、 ぜひ知識を身につけていただければと思います。 おはようございます。 相馬です。 土地の単価が高くなりつつある現在、 住む場所に妥協せずに土地の価格を抑えるためには、 購入する土地の面積を縮めるしか方法がありません。 仮に土地の坪単価が20万円だとしたら、 5坪面積がカット出来れば100万円、 10坪面積がカット出来れば200万円、 家づくりにかかるコストが変わってくるし、 これに外構代やローン金利を合わせると さらに50万円ほど変わってくるかもしれませんからね。 では、これを実行していくためには どうすればいいのでしょうか。 先に建てたい家を明確にする 土地にかかるコストを最小限にするためには、 いきなり土地を探し始めるのではなく、 その前にどんな家を建てたいのかを 明確にしておくことをオススメします。 自分がどんな家を建てたいかを明確にし、 それがどれくらいの大きさになるのかを あらかじめ把握しておけば、 それに合わせた土地選びが出来るからです。 例えば、自分が建てたい家が「平屋」だとして、 先にざっくりヒアリングさせていただくことで 建てたい家の大きさが30坪前後だと明確になり、 かつ、必要な駐車スペースが3台だとした場合、 目安となる土地の広さは55坪前後となります。 平屋を建てるために70〜80坪ぐらい 土地が必要だと思っていたとしたら、 15〜20坪も土地面積を圧縮出来るので、 坪単価が20万円のエリアなら 土地にかかるコストが300〜400万円も 圧縮出来たことになりますよね。 あるいは、自分が建てたい家が「2階建て」だとして、 先にざっくりヒアリングさせていただくことで、 建てたい家の1階部分の大きさが20坪前後だと明確になり、 かつ、必要な駐車スペースが2台だとした場合、 目安となる土地の広さは40坪前後となります。 少し大きめの家がいいから 土地の広さは60坪ぐらいはいるかな?と思っていたとしたら、 20坪前後土地面積が圧縮出来るので、 坪単価が25万円のエリアだとしたら 500万円前後も圧縮出来たことになりますよね。 これらの計算式は、 「必要な1階部分の面積+土地の余白10坪 +4.5 坪×駐車スペースの数」です。 土地の余白とは、家の周囲に出来る給排水を通したり、 エアコンや給湯器を置いたり、 通路として利用するスペースのことです。 先程の平屋の場合だと、 30坪+10坪+4.5坪×3台=53.5坪 (55坪前後)がちょうどいい広さで、 2階建ての場合だと、 20坪+10坪+4.5坪×2台=39坪 (40坪前後)がちょうどいい広さという感じですね。 このように土地を探す前に どんな家にしたいのかが明確になっていれば、 自ずと探すべき土地の広さが明確になり、 無駄な出費を防ぐことが出来ます。 なので、いきなり土地を探し始めるのではなく まずは住宅会社に行ってどんな家にしたいのかと それがどれくらいの大きさになりそうなのかを明確にしてから 土地探しをしていただければと思います。 もちろん、それに加えて土地の予算も 明確にしておかないといけないんですけどね。 ぜひ、参考にしてみてください。 それでは、、、 -
注文住宅の電気代を抑える方法
最近、全国的な電気代の値上がりが発表されたところですが、 光熱費の請求額を見てビックリする方も多いですよね。 今回は新築時に考えておくべき、電気代を節約する方法をお伝えしていきます。 おはようございます。 相馬です。 まず基本となるのは「断熱性能」です。 断熱を強化すれば外気の影響を受けにくくなるし、 それと同時に気密も強化すれば 中の空気が外に漏れにくくなるからです。 要は、夏は外の暑い熱が家の中に入ってきにくくなるし、 かつ、中の冷たい空気が外に逃げにくくなる。 冬は、外の寒い冷気が家の中に入ってきにくくなるし、 かつ中の暖かい空気が外に逃げにくくなる。 そしてその結果、 家の中全体に温度差が生まれにくくなるし、 冷暖房機器もそれほどエネルギーを使うことなく 家の中を暖めたり冷やしたり出来るので 電気使用量の削減になるというわけですね。 軽視されがちな間取りの工夫 先程の「断熱性能」に関しては、 住宅会社も施主さんたちも意識が高くなってきているものの、 快適性の強化と電気料金の削減には間取りの工夫が必要不可欠である ということはまだまだ認識されていない部分ではないでしょうか。 例えば、家の断熱性能をガチガチに強化しているのに 「廊下」をたくさん作ってしまっているとしたら、 これはその性能を上手く活かしているとは とてもじゃないけど言えません。 廊下があればドアを閉め切ってしまい、 そこで空気の流れが止まってしまうからです。 つまり部屋ごとの温度差をつくる 要因となるのが廊下というわけですね。 また「階段」も廊下同様に 空気の流れを遮断してしまう要因となります。 いくら断熱性能を強化したからと言っても、 さすがに上下階を網羅するのは難しいからです。 階段を上りきったその先には 基本、長々とした廊下が広がりますしね。 そんなわけで、より使用電力量を減らそうと思えば、 この「廊下」を出来るだけ作らないこと、 そして「階段」がいらない平屋にすること、 この2つが不可欠な要素だと考えています。 もっとも廊下や階段があったとしても 家全体の温度差がなくなるような工夫として 「全館空調システム」やそれによく似たシステムがあり、 これらは家を快適にしてくれると思うのですが、 一方で多額のコストが必要になるのもまた一つの事実です。 電化製品なので10年とは言わずとも ローン返済よりも短い期間内で確実に故障するでしょうし、 そうなれば再び多額な修理コストが 必要になってくるでしょうしね。 なので、イニシャルコストとランニングコストをいずれも抑えつつ 快適で電気料金が安い住まいをつくるために 間取りの工夫は欠かせないということも、 ぜひ覚えておいていただければと思います。 それでは、、、 -
分離せず一体で考えるべきもの
外構工事は家づくりの予算を最も狂わせる と言っても過言ではありません。 最初の予算の枠取りが甘過ぎるから。 そして、家が完成していくに連れて 外構にもこだわりたいという欲求が どんどん芽生えてくるからです。 予算の枠取りが甘くなる理由は、 外構工事に予算を取り過ぎると その分、必然的に建築予算を 減らさざるを得なくなるのですが、 要は住宅会社側がそれを嫌うからです。 ゆえ、最初に立てた資金計画から 大幅な予算の狂いを生じさせないためにも、 家の見積もりと同じタイミングで 外構工事もリアルな見積もりをとり、 あらかじめ自分たちがどれくらい 外構工事にお金がかかりそうなのかを 把握しておくことをオススメしています。 おはようございます。 相馬です。 例えば、弊社のお家は基本正面に窓がなく 大きな窓を外周部に設けないことから、 プライバシー性と防犯性に優れており、 目隠しや植栽によってそれらを担保する必要がないし、 家の壁そのものが塀の代わりとなるため、 境界に仰々しい塀を立てる必要もありません。 また、外観も美しくなるように設計していることから、 外構工事によって家を引き立てるような 工夫をする必要もありません。 さらに、出来るだけ敷地に無駄な余白を残さないように 家を建てるようにしているため、 そもそも外構工事の施工面積がそれほど大きくありません。 以上のような理由から弊社では、 外構工事には「土地の面積×1〜2万円」という範囲内で 外構の予算枠を取るのですが、 弊社とは全く別の考え方で家の設計をした場合、 同じぐらいの予算で外構工事を考えるべきではありません。 一般的なお家の外構予算 一般的な家とは、 南向きに部屋と大きな窓がある 一見、日当たりが良く明るそうに見える 2階建てのお家のことですが、 このようなお家を建てるとなれば、 敷地に出来る余白が大きくなります。 周囲に建つ家から 部屋や窓までの距離を充分確保しておかないと 家の中に光が充分に届かなくなるからです。 結果、必然的に施工面積が大きくなります。 また、外周部に大きな窓を設ければ 周囲から家の中が丸見えになるし、 リビングから伸びるウッドデッキも目隠しがなければ せっかく作ったのにほとんど使わない場所になってしまうので、 住みやすさを担保しウッドデッキを使えるようにするためにも 確実に目隠しが必要となります。 そして、このようなお家は 防犯性を担保するための工事も必要となります。 安易に敷地に入ってこられるようでは なんとなく気持ち悪いですしね。 そんなわけで、塀やゲートを頑丈につくるという 工夫もしなければいけないというわけですね。 その上、現在は以前に比べて材料費も値上がりしており、 工事価格も割高になっているし、 弊社ではウッドデッキは 当たり前のように建築費に入っていますが、 このようなお家では建築費には入っていませんしね。 これらを合計すると、 一般的なお家では最低でも土地の広さ×3〜4万円、 出来れば4〜5万円ぐらいは 予算枠として確保しておくべきだと思います。 というわけなので、外構工事の予算は 建てるお家によって大きく違ってくるということも 覚えておいていただければと思います。 そして、建築費の予算は建物だけじゃなく 外構工事費も含めた上で考えた方がいいということも 重ねて覚えておいていただければと思います。 それでは、、、 -
「中庭」があるお家ならではの暮らし
「中庭」は土地の日当たり問題を 解消する最高の手段であり、 明るさと開放感を手に入れるために 必要不可欠な要素でもあるということを、 前回、前々回に渡りお伝えさせていただいたのですが、 「中庭」を手に入れると日々の暮らしの中で 数多くの恩恵を受けることが出来ます。 例えば「食事を外で取ることが出来る」ということ。 休日の朝、マックを買ってきて「中庭」で食べる。 昼下がり、「中庭」に出てコーヒーを片手に本を読んだり ボケーっと日向ぼっこをする。 夜は「中庭」に出て月夜の下 みんなでホットプレートを囲んでお肉を焼いたり。 焼きそばやお好み焼きをつくったり。 このように家に居ながら ちょっとしたキャンプ気分が味わえるだけで ずいぶんと暮らしが豊かになるのではないでしょうか。 人目を気にしなくていい「中庭」では、 暑い夏の日には、親も水着になって 子供たちとプール遊びが出来ますしね(笑) おはようございます。 相馬です。 また「中庭」は家事に育児、 そして仕事に忙しい奥様にとって強い味方となります。 生活のストレスが軽減出来る 「庭」が家の中にあれば、 子供たちを外で遊ばせるために わざわざ家事の手を止めて外に出ずとも、 中庭(外)で遊ぶ子供たちを横目に 料理や洗濯、お掃除をやることが出来ます。 また、洗濯物を「中庭」で干すことが出来るため、 干すまでの動線が大幅に短縮出来ます。 なんせ「中庭」がないお家で、外で洗濯物を干すとなれば 勝手口ドアを出て隣家との間のスペースまで洗濯物を干しに行くか、 わざわざ階段を上って2階のベランダまで 洗濯物を干しに行かないといけませんからね。 そして「干す」だけじゃなく 「取り込んで片付ける」動線も大幅に短縮出来ます。 「中庭」に洗濯物を干せば、 リビングから数歩で洗濯物に辿りつくことが出来るし、 その近くに収納さえ設けていれば、 取り込んだ洗濯物を片付ける動線も圧倒的に短くなりますからね。 「中庭」がないお家だと勝手口ドアを介して リビングと外を何度も行ったり来たりしないといけないか、 階段を介して上下を行ったり来たりしないといけないため、 時間のロスも大きくなるし、なによりその作業が大変ですしね。 洗濯は料理同様に毎日のことですからね。 「中庭」があればお布団もそこに干すことが出来るので、 人目に触れることなく お布団を日光に当てて除菌してあげられますよね。 その上、家を平屋にして 全ての部屋を「中庭」にアクセスしやすいようにしておけば、 いつでも簡単にお布団を干すことが出来ますしね。 いかがでしたか? 「中庭」がある暮らしがどんなものなのかを ご想像いただけたのではないでしょうか。 というわけなので、 こんなお家を実際に見てみたいなーと思っていただけたなら、 ぜひ一度弊社の住まいを見に来ていただけたらと思います。 いつでも気軽にご連絡ください! それでは、、、 -
「中庭」の欠点と利点
弊社の施工実例写真やInstagramをご覧いただくと お分かりいただけると思いますが、 弊社がご提案するお家の多くが 「中庭」があるという特徴を持っています。 もちろん、この特徴には「コストが高くなる」 という不安点が一般的には存在するのですが、 どっこい蓋を開けてみると、 その不安とは裏腹にこの特徴は、 逆にコストを落としてくれるという 嬉しいサプライズをもたらしてくれます。 おはようございます。 相馬です。 では、その理由について 今回はお伝えしていきたいと思います。 非常に多くの方が見落としてしまっている 家づくりの大きな落とし穴について言及していくので どうぞ最後までお付き合いください。 土地代を大きく抑えられる 今回の記事だけでは紹介しきれないぐらい 「中庭」には多くの利点が存在するのですが、 そのうちの1つが「土地代を抑えられる」ということです。 「中庭」をつくらないお家は、 南からの光を確保するために 障害物が存在しない南向きの土地を選ぶか、 隣家から充分な距離を空けることが出来る 広めの土地を選ばざるを得ないため その分土地代が割高になってしまうのに対し 「中庭」があるお家はそのいずれも一切気にすることなく 土地を選ぶことが出来るからです。 つまり、土地の日当たりを気にする必要がなくなるため、 価格設定が割高な南向きの土地にこだわる必要もなくなるし、 日当たりを確保するために余分な広さの土地を買うことによって 隣家から充分な距離を開ける必要もなくなるというわけですね。 なんせ「中庭」をつくれば 自ずと隣家から充分な距離が開いた場所に 窓をつくることが出来ますからね。 そして、その結果、 隣家との距離を気にすることなく 家を建てることが出来るようになり、 土地に無駄な余白を残すことなく 敷地をいっぱいまで有効活用することが出来ることになります。 「中庭」というプライバシーに優れた庭があることによって、 人目が気になる外に庭をつくる必要もなくなりますしね。 外構予算を抑えることが出来るから 日当たりを気にしなくてよくなること、 そして庭を外につくらなくてよくなること、 この2つによって敷地に出来る余白を最小限に出来るのが 「中庭」がもたらす大きな利点なのですが、 この結果、外構工事の費用が削減出来ます。 単純に施工面積が小さくなるからです。 また「中庭」からの採光を有効活用出来れば、 外周部に大きな窓を設置する必要もなくなるし、 窓の数を多くする必要もなくなるため、 境界に立てるブロック塀やフェンスなども 設置する必要もなくなります。 家の外壁が塀そのものの役割を兼ねることが出来るからです。 家の中やウッドデッキのプライバシーを担保するためや 防犯性強化のための植栽や目隠しなども 一切つくる必要もなくなるので、 これらのコストだって丸々浮いてきますしね。 そんなわけで「中庭」は、 予算がはみ出しがちな外構工事のコストをも 抑えてくれる役割を果たすというわけですね。 トータルコストで考えることが重要 「中庭」をつくれば、 「中庭」をつくらない家よりも家の価格は割高になります。 「中庭」をつくる分、外周面積が増えるし、 中庭部分も施工しないといけないからです。 とはいえ、ここまでお伝えしてきたように 土地代を抑えることが出来るし、 外構工事代を抑えることが出来るため、 土地、家、外構のトータルコストで考えると 予算を落とすことが出来ると考えています。 イメージとしては、 家のコストは100万円上がることになるけど、 土地のコストを100万円落とすことが出来、 かつ外構のコストを100万円落とすことが出来る、 という感じでしょうか。 もちろん、家も設計によって 贅肉的な箇所を削ぎ落とすことが出来れば、 コストを上げることなく 「中庭」がある家をつくることが出来るので、 それが実現出来ればさらにトータルコストを 抑えることが出来るようになるんですけどね。 というわけなので、 「中庭=高くなる」という なんとなくのイメージだけに引っ張られて、 住みやすい家をつくるための手段を 安易に縮めないように気を付けていただければと思います。 それでは、、、 -
面積の鍵を握る「収納」
「収納はたくさん欲しい」と 家を建てる誰もがお考えになりますが、 かといって床面積を増やせば それはコストアップに直結するため、 安易に床面積を増やすという手段を 選択すべきではありません。 また、床面積を増やすにしても、 利便性の良さから人気が高い 「回遊動線」をつくってしまうと、 本来の収納力を半減させる可能性があるため その良し悪しを理解しておくことも 大事な要素となってきます。 そんなわけで、 ここからはコストを上げることなく よりたくさんの収納をつくる方法について お伝えしていきたいと思います。 いわば、この知識は図面を読み解く力でもありますので、 間取りを描いてもらうまでに ぜひ身に付けておいていただくといいと思います。 おはようございます。 相馬です。 まず、収納を考える上で 必ず知っておいた方がいいことが、 収納の分量は「床面積」ではなく 「壁面積」で考えないといけないということです。 例えば、間口91cm×奥行き91cmの収納と 間口182cm×奥行き45.5cmの収納は 床面積は全く同じであるものの、 棚の枚数が同じだとしたら、 単純に物が置ける量が2倍違います。 間口の広さが違うからです。 もちろん、間口が91cmの収納は 間口は半分であるものの奥行きが2倍あることから 奥に詰めて物を置くようにすれば、 間口1m82cmの収納と同じだけ モノが置けるということになります。 しかし、その収納は確実に使いにくいのではないでしょうか。 奥のものを取り出すために いちいち手前のモノを取り出さないといけないし、 再び元の位置に戻す時も 一手間作業が増えることになるからです。 かつ、奥には滅多に取り出さないモノを 置くようになると思いますが、 結果、奥にあるモノを忘れてしまい 滅多に使わないモノなのにまた同じモノを買うことになり、 どんどん家の中にモノが蓄積されていく という悪循環を産む原因となるのではないでしょうか。 ゆえ、単純に床面積を広げるのではなく いかに壁面を有効活用出来るかまで考えながら 収納はつくるべきだというわけですね。 なんといっても収納で最も大切なことは、 「いかに管理がしやすいのか」ですからね。 とりわけ、リビング周辺は 細々したモノが多くなることから、 管理がしやすい収納をつくっておかないと それが散らかる原因につながるし、 ストレスの原因にもなりますしね。 行き過ぎた利便性 家の中をグルグルと回れる 「回遊動線」は利便性がアップすることから 非常に人気があるのですが、 実は「収納量が低下する」という 大きなデメリットを秘めています。 通り抜け動線にするということは 「=収納の壁が減る」ということだからです。 例えば、 3帖のウォークインクローゼットをつくったとして、 この収納を通り抜け出来ないどん詰まりの収納にした場合、 合計約5.5m分の壁を利用することが出来るのですが、 この部屋を通り抜け出来るようにしたら、 使える壁の量が半分以下の2.6mにまで減ってしまいます。 廊下をつくることによって2方向の壁が使えなくなるからです。 そしてその結果、いざ暮らし出してみると 思っていたよりもモノが収まらず困った という状況に陥ってしまい、 それでは片付かないからと 結局、通り道にモノを置いてしまい 通り抜け出来なくなってしまう なんてことも決して珍しい話ではないと思います。 そんなわけで、 過度な最短動線を追求する必要もないのでは と思っている次第です。 ここ徳島では、ほとんどのエリアで平屋を建てることが出来るし、 平屋にすればそれだけで洗濯動線も短くなれば 片付けや掃除だって楽になりますしね。 というわけなので、間取りを見る時には 「いかに壁を有効活用出来ているか?」 を見るようにしていただければと思います。 この図面の見方が出来るようになれば、 「収納が足りないかも?」という不安を払拭しやすくなり、 結果余計なコストを払う必要がなくなるし、 いざ暮らし出してみたら全く収納が足りなかったなんていう 最悪の事態を引き起こすことも間違いなくなくなるはずですから。 それでは、、、 -
位置と広さと数量と
「子供のために」という想いは、 家を建てる大きな原動力の一つだと思いますが、 とはいえ子供は遅かれ早かれ家から出ていくことから、 子育て期間中のことだけじゃなく、 子供が巣立った後まで考えた上で 間取りをつくっておいた方がいいのではないでしょうか。 内装や設備は比較的簡単に変えられますが、 使い勝手が悪くなったからといって 間取りの変更をしようとしても そう簡単には出来ないですしね。 そんなわけで、子供部屋に関しては それぞれの想いもあると思いますが、 最も合理的に考えた方がいいスペース だというのが個人的な意見です。 おはようございます。 相馬です。 まず考えていただきたいことが、 子供部屋を2階につくることが 本当に正解なのかどうかということです。 子供部屋を2階につくった場合、 子供が小さいうち(中学生になるまで) 自分の部屋を全くと言っていいほど 使うことがないからです。 子供に限らず家族みんな 1日の大半を過ごすのはリビングダイニングキッチンだし、 子供たちが小さいうちは お母さんの近くから離れないでしょうし、 寝るのも親と一緒ですからね。 結果、リビングやダイニングが 子供たちのオモチャや服で 散乱していくのではないでしょうか。 そして、1階にリビングとは別部屋か 充分な収納が確保出来ていない場合、 子供のものを片付ける収納ボックスを リビングに置かざるを得なくなり、 生活感があふれてしまう上、 狭苦しく掃除もしにくいリビングに なってしまうのではないでしょうか。 以上のようなことが想定されることから、 子供部屋の位置を最初から2階に指定してしまうのは どうかと考えている次第です。 子供部屋を1階につくっておけば、 自分の荷物は全て自分の部屋に片付けられるでしょうし、 親御さんが泊まりに来た時なんかもここを使ってもらえるし、 やがて子供たちが出て行った後も 何かと使い勝手がいいでしょうしね。 要するに、子供部屋は 2階よりも1階につくっておいた方が 使える幅が大なり小なり広がるだろうし、 ライフスタイルの変化に応じて使い分けがしやすい、 というわけです。 コストに直結する広さと数量 続いて考えていただきたいことが、 「広さ」と「数」についてです。 広さに関しては、 寝室同様何を置く予定なのか?から 算出するのでいいのではないでしょうか。 仮に部屋とは別でクローゼットがあり、 置くものがシングルベッドと机だけであれば、 内寸で2.6m×2.6mある 4.5帖という広さで充分だと思います。 ハウスメーカーの住宅展示場や 住宅会社のモデルハウスなどは、 6帖でつくっている場合が多いのですが、 たとえ思春期を迎えたとしても 部屋に篭りっきりにならずに 寝る寸前までリビングで 一緒に過ごすことが多いと思うので、 子供に関してはそんなに広くつくる必要はなく 「自分の部屋がある」ということだけで 充分だという認識でいいと思います。 冒頭でも申し上げましたが、 遅かれ早かれ子供は家を出ていくでしょうし、 その後の利用用途を考えてみても、 4.5帖もあれば充分でしょうしね。 数に関しても、必ずしも子供の人数に合わせて、 つくる(つくっておく)必要はないかもしれません。 子供が自分の部屋を使い出すのは 中学生になってからの可能性が高いし、 高校卒業と同時に家を出ていくとしたら 1人で部屋を使う期間は最大6年なので、 兄弟姉妹の年齢差によっては 使う時期が被らない可能性もあるからです。 そんなわけで、子供部屋を 必ずしも人数分つくる必要はないし、 どう考えてもつくらないといけないとしても 4.5帖という広さのまま増やすのではなく、 3.75帖とか3帖という広さにすることを 検討した方がいいのではないかと考えています。 面積を広げれば広げるほど 確実に家のコストは上がっていってしまいますしね。 いかがでしたか? もちろん、子供部屋も寝室同様に 予算的にゆとりがあるのであれば、 全然広げていただいても問題ないので、 この意見も参考にしていただきつつ 考えてみていただければと思います。 では、次は「収納」についてお伝えしていきたいと思います。 それでは、、、 -
生活をイメージしながら考える
2階建てで、かつそれぞれの部屋を 全て2階につくるとなると、 1階にはリビングダイニングキッチン以外に もう1つ部屋が必要となります。 子供たちが小さいうちは 子供たちの荷物置場として機能するし、 親御さんが泊まりにきた時には 寝所として機能すると考えられるからです。 また、やがて老後を迎え 階段を上がるのが億劫になった時には そこを寝室として使えるからです。 他方、平屋を建てるとしたら、 この多目的ルームをつくらなくても 別段問題ないのではないでしょうか。 子供部屋も寝室も収納も 全てリビングダイニングキッチンと 同じフロアに存在するからです。 つまり子供たちの荷物置き場は自分の部屋でいいし、 親御さんが泊まることがあったとしても 子供部屋を使ってもらえばいいし、 (広々つくるリビングに布団を敷いて寝てもらってもいいですしね) 階段が億劫になることもないからです。 収納だって2階建てに比べると 必要な場所に充分あるでしょうしね。 そんなわけで、平屋にすれば この「客間」的存在の多目的ルームをカットすることが出来、 その分コストがカット出来ます。 この部屋の広さを6帖だと仮定したら 価格に換算するとざっと200万円ぐらいですかね。 おはようございます。 相馬です。 また、インスタの影響を受けてか、 ここ数年「ランドリールーム」と言われる いわゆる洗濯物のためだけの部屋を つくっている方もいらっしゃいますが、 これもコストに直結するため 本当に必要なのかどうかを冷静に考えた方がいいと考えています。 というのも、今やリビングダイニングキッチンは 昔の家のように仕切りをつくらず一体となっていて、 かつキッチンが対面式になっていることが多いのですが、 これはこうなっている方が「ながら作業」がしやすいからです。 キッチンで料理や洗い物をしながらダイニングで勉強する子供を見る。 リビングで遊ぶ子供を見ながらリビングで洗濯物をたたむ。 リビングで遊ぶ子供を見ながら中庭で洗濯物を干す。 共働きが当たり前となっている今は、 この「ながら作業」がどの家庭でも当たり前ではないでしょうか。 忙しく時間が足りない日々の中で 少しでも家族団欒の時間を増やしてくれる役割を果たしてくれるのが この広々としたリビングダイニングキッチンですからね。 ゆえ、そんなに使用時間が長くない部屋をつくるために 100万円以上のコストをかけるのは勿体無いと考えている次第です 寝室の広さの算出方法 ハウスメーカーの展示場や 住宅会社のモデルハウスなどを見学すると、 見栄えを考えてか寝室が無闇矢鱈に広くつくられています。 それどころか、寝室に書斎のようなコーナーすら設けられています。 ですが、正味の話をすると 寝室に広さは必要ないのではないでしょうか。 寝る寸前までリビングで過ごすでしょうし、 起きたらすぐにリビングに行くからです。 要するに、寝室は実質「寝る時」だけしか使わないからです。 また、寝室の近くには 必ずといっていいほど大型収納をつくると思いますが、 こうする理由は寝室に荷物を起きたくないからではないででしょうか。 今は昔のようにタンスもなければ お母さん専用の化粧ドレッサーを 持ち込む人も皆無でしょうしね。 かつ、テレビも薄型になったため場所を取らなくなったし、 スマホやタブレットがあれば そもそも寝室にテレビをつける必要すらありませんしね。 そんなわけで、寝室は必要最低限の広さで つくるのがベターじゃないかと考えている次第です。 具体的には、置くベッドのサイズと個数が分かれば それに見合う広さにするという感じです。 仮にセミダブルベッドを2台並べて置くとしたら、 1.2m×2.0mが2台並ぶので ベッドに必要な寸法が2.4m×2.0m、 これを置くのにちょうどいい広さは 3.51m×2.6mの内寸がある6帖という感じです。 もちろん、これでは狭いなーと感じられた方は 広げていただくしかないのですが、 広げれば当然コストも上がることになるので、 それも考慮した上でご判断いただければと思います。 では、今回はここまでにして 次回は「子供部屋」について考えていきたいと思います。 それでは、、、 -
合理的に考える力を身につける
家づくりのコストを下げるための一般的な手段は、 総二階建てにすることによって 家をローコスト化することなのですが、 この手法は、家を安く出来たとしても 土地にかかるコストと外構にかかるコストを ダブルで大幅に上げてしまうため、 家づくり全体のコストを落とすための ベターな方法にはなり得ません。 他方、前回お伝えしたような 間取りのつくり方を知っていれば、 家のコストは上がってしまうものの、 土地にかかるコストと外構にかかるコストを ダブルで大幅に下げることが出来るため、 結果的に、家づくり全体のコストを抑えることが出来ます。 住みやすさも格段にアップさせながら。 ゆえ、後者の選択肢を これから家を建てる方には 知っておいてもらいたいのですが、 とはいえ、出来れば家のコストも上げないようにしたいと お考えになるが当たり前だと思うので、 ここからは家のコストを抑える方法について お伝えしていきたいと思います。 おはようございます。 相馬です。 家のコストは、 使う材料や性能、面積や形など 様々な要素に左右されますが、 使う材料を妥協しても そう大してコストは落ちないし、 性能に関しては 国が定める基準に従わないといけないため 上げることは出来ても落とすことは出来ません。 これに対し、面積に関しては 削ればそれ相応にコストも削れるし、 冷静に考えていくと 削ることが出来そうなスペースが割とたくさんあるし、 それを削ったとて住みやすさや使いやすさが 劣化する可能性もゼロに等しいため 家のコストを落とすにあたっては、 なくても問題がないスペースを 削ることが最良の手段だと考えています。 合理的に考えていくことが大事 家の面積を削る上で大事なことが 合理的に考えていくことです。 面積を削れば当然家が小さくなるのですが、 ここで邪魔になってくる感情が 「家は◯◯坪はなければ!」という 「なんとなくのイメージ」です。 これがある限りは 面積カットはかなり難しいのですが、 1つ1つ冷静に考えていく 合理的な思考が出来るようになると 案外なくても問題がないものが けっこうたくさん出てきます。 まずは「廊下」。 ただ通るだけの廊下も 部屋や収納と同じように コストがかかるわけですが、 そもそもこれが欲しいという方は 限りなく少ないのではないでしょうか。 廊下が出来れば、 廊下が空気の循環を遮断してしまうため 家全体に冷暖房が行き届きにくくなり、 温度差が生まれる原因となりますしね。 そもそも廊下のドアは 閉める習性が人にはありますからね。 「高断熱高気密化」している理由は、 家全体の温度差を限りなく ゼロに等しくするためでもあるので、 その観点から考えても 現在の家づくりでは いかに廊下を削ることが出来るが 家づくりの大きな鍵となります。 続いてが「階段」です。 もちろん、市内中心部のように 土地面積が40坪未満になれば、 必然的に上に階を重ねていかざるを得ないのですが、 正味の話、ここ徳島ではほとんどの方が この対象にならないのではないでしょうか。 つまり、ほとんどの方が 「平屋」を建てることが出来るというわけですね。 そして、2階建てではなく 「平屋」にすることが出来れば、 実は「廊下」を限りなくゼロに近づけやすくなるし、 上下階の温度差もなくせることから 家全体に冷暖房が行き届きやすくなり、 家の中の温度差をより小さくすることが出来ます。 2階をなくすことが出来れば、 トイレの数も1つにすることが出来ますしね。 いかがでしたか? 反論がある方もいらっしゃると思いますが、 ここまでお伝えしたスペースは 別段なくても支障がないのではないでしょうか。 そして、これらがなくなることによって 平屋が2階建てと変わらない価格で建てられるとしたら 前向きに検討してもいいんじゃないか、 と思っていただけたのではないでしょうか。 では、次回は平屋を2階建てよりも 安く建てられるようにするために、 これ以外のスペースについて考えていきたいと思います。 それでは、、、 -
固定概念から解放された間取りづくり
「部屋は南向きであるべきだ」 という固定概念に縛られていると、 土地がよほど広くない限り (80坪以上ぐらいの感覚でしょうか) 必然的に2階建ての家を建てざるを得なくなります。 たとえ、その土地が 平屋を建てるに充分な広さがあるとしても、です。 (50坪〜60坪ぐらいの感覚です) 南に家が建っている土地で 1階につくる部屋の中に 安定的に光を届けるためには、 充分な距離を確保する必要があるからです。 結果、余分に出来た土地にも 工事を施さないといけなくなり、 その分、外構工事費用が高くなります。 プライバシーや景観を守るために 目隠しや、植栽、フェンスなどの工事も 確実に必要となるので、 なかなかなコストアップになるでしょうしね。 おはようございます。 相馬です。 他方、直射光だけじゃなく 天空光を使うことを前提として 間取りを考えれば、 これまで平屋なんて絶対に無理だ と考えていた土地にも、 平屋を建てることが出来るようになります。 直射光だけに頼らず 天空光を活用出来れば、 南に建つお家との間に 採光のために距離を開ける 必要がなくなるからです。 例えば、間口12m×奥行き15mの 北向き約55坪の土地には、 2階建ての家しか建たないと考えられがちですが、 通常採光確保のために必要だと 考えられていたスペースにも家が建てられるとしたら、 実は普通に4人家族が充分ゆったり暮らすことが出来る 平屋のお家を建てることが出来ます。 空が見える明るく広々とした リビングダイニングキッチンに、 それぞれの部屋と充分過ぎるぐらいの収納があり、 室内干しが出来るほどゆったりとした 自然光がたっぷりと差し込む 脱衣スペースがある平屋を、です。 55坪の土地に建つ平屋とは? この土地で設計する場合、 リビングダイニングキッチンは 南ではなくあえて北に配置します。 北に配置すれば必然的に南に建つ家との間に 充分な距離が生まれるからです。 そしてリビングダイニングキッチンの 南側に外スペースをつくります。 過ごす時間が圧倒的に長い リビングダイニングキッチンに 直射光をふんだんに取り入れるためです。 これがいわゆる「中庭」と呼ばれる スペースなのですが、 「中庭」をつくることによって 家の中心から光を採ることが出来、 家全体に満遍なく光が届けやすくなります。 「中庭」をつくれば、 南に建つ家からだけじゃなく、 東に建つ家からも、 そして西に建つ家からも、 充分な距離を保つことが出来るからです。 また、敷地の南に配置した部屋には 南から光は入らないものの、 「中庭」に面する北に窓をつくれば 天空光と南の壁に反射した光が 家の中に入ってくるため、 直射光に比べて安定した採光が確保出来るし、 天空光は眩しくないことから とっても過ごしやすい空間をつくることが出来ます。 以上のような理由から、 外周面に採光のための 大きな窓をつくる必要がなくなるというわけですね。 言い換えると外周面は 風を通すだけの小窓だけで充分だ ということになります。 結果、周りから 家の中を見られる心配がいらなくなり、 そのためのカーテンがいらなくなるし、 家族のプライバシーがしっかりと確保出来ます。 かつ、「中庭」には台風時に 直風が当たらないことから、 何かが飛んできた時に備えて シャッターをつける必要もなくなります。 得られる数々のメリット このように固定概念に縛られず、 土地に合わせて間取りをつくることが出来れば、 今も今後もずっと住みやすい平屋を 手に入れやすくなると同時に、 平屋の懸念点であるプライバシー性と防犯性の低さを スッキリ解消することも出来ます。 また、耐震面でも重心が低い平屋を建てれば、 地震や台風の強風の影響も受けにくくなり、 今後ずっと安心して暮らしやすくなります。 さらに、土地の日当たりを 気にする必要もなくなることから、 土地の予算を落とすことが出来ると同時に 日当たりで諦めていた土地なども 候補地として名乗りを挙げやすくなります。 無駄に広い土地を買う必要もなくなることから さらに土地代を抑えることも出来るし、 土地面積が小さくなれば外構工事費用も抑えられますしね。 プライバシーを担保し防犯性を高めるための 塀や植栽、目隠しといった工事も 全くと言っていい程いらなくなりますしね。 そんなわけで、 土地の周辺環境を加味した上で 要望をしっかりと精査すべきだし、 その上で間取りをつくるべきである と考えている次第です。 ただ、平屋を建てるとなると、 少しばかりコストアップしてしまうし、 土地が持つ問題の解決手段が 「中庭」であるとしたら、 施工面積が増えることから さらにコストアップしてしまうので、 次はコストを上げずに平屋を建てるために 知っておいていただきたいことについて お伝えしていきたいと思います。 それでは、、、
